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毎朝自分を鼓舞しないと家から出られない大人になった

「頑張れ、頑張れ」「今日は○曜日。後○日行ったら休み!」と朝から声を出して自分に言い聞かせてしまう。仕事はそんなにハードではないし、実は結構好きなんだけど。大学生の時に人生の躁の波を使い果たしたのかな。

まず家から外に出るのが億劫。郵便を取りに出るのも面倒。今は在宅ワークも流行っているし、そんなに外に出たくないなら在宅の仕事にしたらいいのに、と半ば呆れたように夫は言う。ただ、それでも頑なに出社しているのは、自分のためだ。

私は家にずっといるとだらしない妖怪になってしまう。朝、ふき取り化粧水で顔を整え、しっかりメイクをして、髪の毛を整えて、服を選んで着替える。この一連の流れが私を「人間たらしめている」感じがする。

ちなみに仕事じゃなくても、外出して人と会話をすることがそもそも億劫。なんか浮いてないかな。話しすぎかな?的外れだったかな。嫌な気持ちにさせなかったかな。そんな感じで終わってから1人反省会をしてしまう。(そんな人多いよね?)

じゃあ、とりあえず内勤とか人と話さない仕事にしたらいいのにと言われそうだけど、私は人と話すことで自分が”生きている”心地を得てるから厄介だ。人と話すスキルを商売道具にしている以上、これからもずっとこうやって生きていくんだと思う。

そう思うと、自分は毎日「頑張って」生きてるんだなぁと思う。「頑張って」人間を全うしているというか。人間の形を保っているというか。

もう何も頑張りたくないなという衝動がふわっとやって来て、そんな時はいつもこの世から消えちゃいたいなと思う。消えたい、いなくなりたいと言う衝動は中学生くらいからずっとあった。いつか頑張れなくなって、嫌いな自分になる前に消えちゃいたいって。(そんな人多いよね?Part2)

これでもかなり頑張らない生き方に、シフトチェンジしてきたほうではあって。夫と結婚したことで、イージーモードに明確に人生変わったしな。

でも何をするにも必要なパワーって人それぞれだもんね。私は、家を出て、仕事をして、帰ってくるだけで100点満点にもほどがある。

先日、梅まつりに行って満開の梅を見てきた。もう、春だなぁ。毎日頑張ってて、偉いなぁ、自分。

梅まんじゅうをかじるとピンクで可愛かった

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