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「私の婚活、いろいろ間違ってた」44歳で結婚してようやく知った、婚活の真実

はじめまして、kikoと申します。
初の投稿なので、いきなりではございますが自己紹介をさせてください。

私は日本の片田舎に住む、44歳のシス女性(異性愛者)です。
美人ともブスとも言われない顔を持ち、ZARAやZOZO USEDで買ったLサイズの服を着て、仕事から帰宅後はYou TubeとPodcastを漁りつつご飯を食べ、2か月に1回くらい焼肉を食べに行く、そんなひっそりとした生活を送っております。

ある日、歳下の友達から「最近出会いがないのでマッチングアプリやってる」という話を聞かされまして、ずっとお互い独身だろうと思っていた私は慌ててアプリを始めました。この時の年齢、36歳。

それまでは社畜として労働が忙しく、自分が結婚するところなどみじんも想像できない生活を送っていたのですが、ふと時々「このまま1人だとヤバイばあさんになるな」と思っていた頃だったので(彼氏いない歴10年くらいだった)、この友人の話を聞いて、ようやく私も他人様との生活を考える様になったのでした(遅いって言わないでください)

今でこそアプリを使った出会いは珍しいことでありませんが、私が始めた当時はまだ(中高年には)そこまで一般的に認知が広まっておらず、使い方も仕組みも分からぬままとりあえず写真とデータを登録してみました。

登録したアプリはPairs、ゼクシィ縁結び、omiai、ユーブライド、with、マリッシュ、タップル、Tinder etc…ありとあらゆるアプリを貪りました(Tinderは田舎者には怖すぎてすぐやめました。ちなみに結婚相手はomiaiで出会いました。)

36歳から始めて驚いたのは、20代(下手したら10代)の男女がたくさんいたこと。こんなにお若くてお見た目もいい男女がたくさん登録していることを知り(登録時には女性会員も少し閲覧できる)、「あんたたちなんて歩いてるだけで見つかるのに」と勝手に憤り、その時点ですでに結構心が折れたのですが、もしかしたら砂浜で1粒の砂金も見つかるかもしれないと、アプリに一縷の望みを全賭けして震えながら活動を始めました。


マッチングアプリ登録当初は、女性は「ニューカマーご祝儀」という名の、実力とは関係ない大量いいね!がたくさんの殿方からいただけるのですが、登録から時間を経るごとに、そして歳をとるごとにマッチングやいいね!の数が減っていくという恐ろしい現実がそこにはありました(サクラと業者を見抜く力だけは抜群に成長しましたが)。

勝負はここからだと、それでもめげずに努力と根性でアプリを続けましたが、なかなかうまくいかずに自尊心をすり減らす日々(辛すぎる)。

何とかアプリで会話の続いた相手と頑張って付き合ってはみたものの、数ヶ月で別れ、また焦って次を見つけては付き合ってすぐ別れ…結婚まではまともなお付き合いができず、ずっとそんな感じでした。

そしてようやく、43歳の時に出会った4歳下の男性と、44歳で結婚。
アプリを始めてから一体何年経ったのか…(計算できない)

しかしながら、この婚活アプリでの活動を通じて多くの学びがあり、40代にして私は「婚活の真実」に辿りつきました。

結論から申しますと、
世の中で言われている様な、「頑張る婚活」はマジでやめるべしです。
婚活は、頑張ったら負け。
なんです。

特に、30代後半~の「キャリアを積んできた女性」にこそお伝えしたい。
「頑張ったら負け」って、なかなか理解できない言葉かもしれませんが。

頑張らないっていうのは、見た目は汚くてもいいとか、ワガママ言い放題でもいいとかそんなことではありません。

私の様に長い期間をかけなくても、無駄に自尊心をすり減らさなくても、これを読んでくださった方にはサクッと幸せになっていただきたいので、婚活に苦しむ女性にお伝えしたいことを恥をしのんでここに残していきます。

そして、婚活を通じてもう1つ気が付いたことは、「いい婚活をすると、1人でも2人でも幸せになれる」ということ。
この婚活のおかげで、「人は必ず結婚しなければならない」とか「結婚は1回だけが正しい」とかいう常識は的外れだなと気づくし、1人でいる時も自給自足で幸せを感じることができる様になりました。
結婚は、「結果として今2人で生きることを選んだ人」がいるだけです。

また、1人でも2人でも幸せになれるという意味が実感できる様になると、ちょっと苦手だった身の回りの男性達(例えば父親や職場の男性など)とも楽に過ごすことができる様になるかなと思います。

自分のこれからのためにも、頭の中を整理しつつ、婚活についていろいろ書いて行こうと思います。
ちなみに、私の考える婚活の真実に「ハイスぺイケメンと有名ホテルで結婚式」みたいなキラキラ要素はありません。
あくまで、1人でも2人でも幸せになれる在り方の様なものです。

「もういろいろ頑張るのしんどいわ…」と思っている女性の、
ほんの少しでもお役に立てたら幸いです。


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