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営業という仕事 / 在宅ワークについて

私が苦手な仕事が営業という仕事である。

表面的な人相や、話し方や提案力だけでジャッジされる感覚があって好きじゃない。

よっぽどバックオフィスの業務の方が、アウトプットに対する評価という公平なジャッジを下してもらえる気がしてしまう。

「営業は、あるひとつの法則を見つけたら一生続けたいと思うくらい面白くなる。」

ある日、同じピラティス教室に通うサラリーマンの生徒さんに言われた言葉だ。
彼は20年近く営業職を経験している。らしい。

その法則とは、依頼が来たらすぐに対応する。挨拶をしっかりする。礼儀正しく丁寧に真摯に接する。というもの。

一見誰にでもできるようなことに聞こえるけど、なかなか皆できないことである。つまり、これをしっかりやれるというだけで、他の人とあっというほどの差をつけることができるのである。

表面的なイメージが与える影響は確かにあるかもしれないけれど、業務に誠実に向き合っていなければ結局マイナス評価になってしまうし、逆に第一印象が悪くても業務に誠実に向き合っていればプラス評価になる。

つまり業務に誠実に向き合っているかが評価基準になる。

営業の仕事に限った話ではなくて、全ての仕事に共通する話であって、営業もバックオフィスも大切なところは同じなのである。

もう一つ苦手なものが在宅ワーク。
どうしても集中できない。サボってしまう!!!!

集中できないのは自分の意志の弱さゆえだと自分を責めてしまうけれど、いやまてよ。他に原因があるんじゃないか???

一つ考えられる要因が、仕事環境が整っていないことである。
私はソファを背もたれに、床にあぐらをかいてローテーブルにPCを置いて操作している。

目の前にはテレビがあって、つまみ食いできるお菓子とかもあって、いくらスマホをいじっていても誰にも見られていない。

気を逸らすものから遠ざかること、誰かに見られている緊迫感を保つことで仕事のパフォーマンスがあがるのかもしれないな?

もう一つ考えられる要因は、根本的な自分の仕事に対する向き合い方である。

誰にも見られていないから怠けてもいい。業務連絡が来た時だけ返していれば良い。

そういう考えになってしまうのは、結局表面的な上司からの見え方だったり、周りからの評価を取り繕えばOKだと勘違いしているためである。

でも仕事の本質は、表面的に見え方を取り繕うことではなく、いかに業務に誠実に向き合ったかということである。

だから、いつまで経っても仕事が楽しくない。誠実であることをいかに努力できるかにこそ楽しさが宿るのに。

誠実に、真剣に仕事に向き合って、楽しく働く。
それを続けた何年後かには、きっと大きな幸せを感じることができていると思う。

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