Jun Strummer (ジュンストラマー)

求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。生命の根源的な喜びを取り戻すため、純粋な怒り…

Jun Strummer (ジュンストラマー)

求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。生命の根源的な喜びを取り戻すため、純粋な怒りを静かに爆発させていく。ナンパ。カウンセリング。

マガジン

  • ナンパをしてみないか

    性愛の初まりはナンパだ。誰しも避けては通れない。あの時あの場所であの女性に声をかけれなかった後悔をしたくないだろう。ただこのマガジンを読めばナンパができるようになるとは言わない。あくまで一個人の経験、解釈に過ぎず、あなたに完全にはフィットしないだろう。ただ熱量を感じて頂きたい。それがあなたを動かすきっかけになるかもしれない。

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牛乳の中にいるハエ

23時。僕は渋谷のクラブにいた。 時間が少し早いせいか、人はまばら。大学生のような若者が多かった。それはスーツ姿の僕を牛乳の中にいるハエのようにはっきりと浮かび上がらせた。女の子の比率は2割弱。みな男達に話しかけられていた。 どうして僕はここにいるのだろう...。寂しいのか、セックスがしたいのか、口説いて自分に自信をつけたいのか、どれも自分の感情の一部ではあるが、全て本当でない気がした。 「自分はここにいるべきではない、もっと特別な存在だ」 とまだ微かにそう思い込んでいた

    • SaaSを学べば過酷な自由恋愛市場で「モテ」をつくれる

      SaaSの新たな可能性を見た数年前のコロナ禍に「SaaS」というビジネスモデルが流行った。Netflixやspotifyなど定額のサブスクリプションのことだ。当時、SaaS企業の株価は急騰し、投資対象として大きな注目を浴びたが、現在はその大多数の株価は半値を割り、注目度は地に落ちてしまっている。 ただ勃興した新たなビジネスモデルであるSaaSには他の可能性があると私は思う。現在私は日系のSaaS企業で営業をしていて、そこでのセールス業務と現代の自由恋愛市場はかなりリンクする

      • なぜ快楽主義者が転職を選んだのか?

        退職後の生活 私は東京世田谷に移り住み、デイトレード、中国輸入やブランド物の物販をしていた。月の収入は30~50万、支出は20~30万ほど収支はプラスで推移し、経済的な問題は解決していた。また1日の労働時間は数時間と少なく、残りは女の子とデートしたり、喫茶店、古着屋、銭湯を巡っていた。 一見楽しそうな生活に区切りを打ち、転職をすることにした。 なぜ以前は否定的だった転職をするに至ったか、今回ご紹介させて頂きたい。 個人ビジネスで精神は貧しくなった デイトレードではその日

        • 3回目のデートは残酷に

          年末に3年弱勤めた会社を退職し、東京の世田谷に引っ越した。 1人の時間が増え、寂しくなったので彼女を作ろうと思った。ナンパもしたが上手くいかず、アプリを使って数人と出会った。その中でみうという女の子がいた。写真のセンスが良く、インテリアの話で盛り上がった。 1回目のデートは中目黒だった。 改札口で彼女を待っていると、小柄な女性が近づいてきた。 「Junさんですよね。遅れてごめんなさい。」 玉虫色のトレンチコートに深緑色のロングスカートで洗練されたレイヤードにグレーのスニ

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        • ナンパをしてみないか
          6本

        記事

          18歳の彼女は私よりずっと大人だった

          大学院をドロップアウトしたあと名古屋でふらふらと遊んでいた。 そんな時栄のクラブでKと出会った。 Kは名古屋の女子大に通う18歳だった。 ショートカットでかわいらしく、モデル体型でスタイルがよかった。なにより目がきれいだった。 Kは友達とフロア後方にいて、途切れることなくナンパされていた。 数人のサラリーマングループが去った後、間髪入れず、彼女たちの視界の斜め前から話しかけにいった。 「めっちゃ人気だね、よくここに来るの?」 「うんたまに来るよ。」 「めっちゃ目きれいだね。子

          18歳の彼女は私よりずっと大人だった

          貴乃花親方に学べ! サービス業は尊い仕事である

          前回の記事でホテルの仕事を退職したことを書いた。 大手企業の法務部で大型M &Aを担当している姉が と言った。悪気のない言葉であったが、彼女の本心だろう。 このように世間は 「サービス業を汚く泥臭い仕事、誰にでもできる単純な仕事」 と認知しているだろう。 この認知はひどく歪んでいると思う。サービス業が誤解している現状に私は怒っている。今回この認知を反駁し、ホテルマンとしての経験(フロントとレストラン)からサービス業とは崇高な仕事であることを示していこう。ここでのサービス業

          貴乃花親方に学べ! サービス業は尊い仕事である

          なぜ快楽主義者が2年半会社勤めできたか?

          退職 先日2年半勤めた会社を退職した。 沖縄と北海道のリゾート地でホテルマンとして働いた。ただ自分の目の前のことに集中し、愚直に仕事に取り組んできたと思っている。 正直全く未練がない。尊敬できる上司もいなければ、仕事内容も魅力的ではない。給料も安く、会社から特段評価もされてもいなかった。 しかし、社内で希少価値を高めることはできず、上司からも「お前の代わりはいくらでもいる」と言われた。初めこそ感情的になったが、自分でも妙にその言葉に納得した。自分の代わりはいる、そして自分は

          なぜ快楽主義者が2年半会社勤めできたか?

          モテない、モテたいあなたへ

          くやしいだろう。つらいだろう。 誰からも愛されないことは。 明日自分が死んでも世界中に数多いる美女誰一人として涙を流してくれない。対して某若手俳優の自死には数多の美女が涙したことか。 こんな状況になったのはどうしてだろう、、、 顔も頭もそこまで悪くないし、そこまでダサくもない。むしろ自分より劣っている奴の方が得意げに良い女を連れて歩いているじゃないか。 たまたま自分の周りには魅力的な人がおらず、モテないだけ、たとえ良い機会があれどモテなければ、女のせいにする。 全ての責任

          モテない、モテたいあなたへ

          あなたの魂は震えているか?

          近頃自分によく問いかける。 「私は魂が震える生き方をしているか?」 と。 「魂が震える」とはすなわち生きることである。 魂が震えた災害ボランティア 大学生のころ、北陸で大規模な水害が発生し、そのボランティア活動に参加した。到着早々テレビで見た悲惨な風景は現実のものだと肌で感じ、被災された方と対面すると妙な緊張感が押し寄せた。つい数日前、その土地に住む人たちは平穏な日常を過ごしていたし、今後もその予定だった。それが唐突に修復不可能なものに換えられてしまったのだ。私は100名

          あなたの魂は震えているか?

          現状打破のキャバクラ

          久しぶりにらんま1/2を見た。子供の頃はコメディ要素が強く 、少しエッチなアニメという印象であった。 20年の空白期間を経て、改めて見ると面白い。特にセリフが秀逸だ。 「お金貸してくれたら奢ってあげる。」 ヒロインあかねのセリフだが相手から借りたお金で相手の食事を奢るというのがすごく斬新だ。初デートで女性が僕に言ったとしたらその感覚に強烈に惹きつけられるだろう。作者の高橋留美子のセンスには驚かされる。 もう一つ。またもあかねのセリフで 「このままだとこのままよ。」 この

          現状打破のキャバクラ

          寒い渋谷

          JR渋谷駅のホームから改札を抜けると、1月の乾いた寒気と緊張が一気に僕の全身を駆け巡った。 次に僕はリアルとフィクションが織りなすスクランブル交差点を通り抜けた。頭はぼーっとし、ここが現実なのかそれとも幻想なのか不確実になる。 哲学者のマルクスガブリエルはこの場を「資本主義の心臓」と表現した。巨大なスクリーンに映し出せれる映像、大音量で流れる音楽、他人の目を強烈に意識した人たち。この場で平静を保つことはできない。欲を金で満たすことができるのがこの世界のシステムであった。 僕は

          優しい女の子

          お姉さん、一杯飲まない? いいよ。一杯だけね。私彼氏いるからあと少しで帰らないといけないけど。 何飲む? レッドブルウォッカ。 おけ。レッドブルウォッカ2つ。 はいどうぞ。 ありがとう。頂きます。 今日は何人で来たの? 3人。大学の先輩2人と来たよ。 そうなんだ。どこにいるの? どっかいっちゃった。何人できたの? 1人。 えー1人できたんだ。すごいね。 友達いないからね。 そうなんだ。かわいそうな人だね。 お姉さんは優しいね。あっちの落ち着いたところで話さない? いいよー。

          乃木坂駅にて

          大学院をやめた後、世田谷でシェアハウスをしていた。友達の仕事をたまに手伝うくらいで全く金もなかったが、六本木によく通った。ここの人たちは渋谷や池袋の人たちより洗練されているように見える。が。根本は同じだった。むしろ普段と素行が一度表出した時のギャップが潔く感じ、そこが好きだった。交番で警察官に怒鳴るおじさんや女性同士の取っ組み合いの喧嘩などが私を非日常へと誘った。 騒がしいバーでお酒を数杯煽り、だいぶ酔いが回った後、小腹が空いて富士そばに入った。いつもように天ぷらそばを食べ、

          北海道の奥地で自分の可能性を疑う

          ここは北海道の奥地。 ついこの前まで辺り一面は白いキャンバスに覆われていたが、そこに鮮やかな緑が丁寧に足され、深みが増していった。雪解け水が川に心地よい勢いを与え、鳥のさえづりが四方八方に飛び交った。しかし、ここは恐ろしいほど存在感のある静寂に一貫して満たされていた。 私はとあるリゾートホテルの正面玄関に立つことを強制。スーツ姿で手に誘導棒を持っていた。 連休明けの平日にこのリゾート施設にやって来る車はなかった。車が到着すれば自分の感情と反した表情で出迎え、他のスタッフに周

          北海道の奥地で自分の可能性を疑う

          今この瞬間に動き出す

          私たちは行き詰まっている「ナンパをしてみたい」とか「株式投資をしてみたい」 とあなたの友人が言っていたとしよう。1ヶ月後、その友人と再会し、彼はすでに行っているだろうか? ほとんどは何もせず、むしろ精神的には後退している。 「オレは外見も良くないし、おしゃれじゃないし。最近太っちゃったからなぁ。今の状況で声をかけても良い反応なんてもらえないよ。」 「株もやりたいんだけど、嫁が反対してて。今お金もないし。勉強をしなければならないし、まずはお金を貯めて本を買おうかな。」 文章に起

          今この瞬間に動き出す

          なんだろうこの鬱屈した毎日は

          なんだろうこの鬱屈した毎日は。 衣食住は満ち足りて、一応の不労所得を得て、徐々に膨んだ資産を株で運用し、利益を上げ、家族や友達にも恵まれ、自由な時間を十分に確保している。それなのに、どこか鬱屈して、根源的な部分が満たされない感じがする。 起きたいときに起き、食べたいものを食べたい量食べ、好きな本を読み、好きな人とデートする。社会問題にも関心をもつ。一時的に感情が高ぶり、コメンテーターのように無責任に批判だけすると、すっきりとした気持ちになる。その途端に忘却し、元の日常へと戻

          なんだろうこの鬱屈した毎日は