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しんどい時期なんてない

こんにちは。トモヤです。

"ドイツでプロサッカー選手になる"

高校サッカー部で行われた送別会で、この言葉を放ってから、そろそろ4年が経つ。そこから僕のドイツ挑戦が始まった

2020年の冬。
ロックダウンになり半年間サッカーができなかった頃は、狭い部屋と近くの公園でトレーニングしながら、

"このロックダウンが終わる時にまで必ず成長して、ピッチに戻る"

そう言い聞かせていた。

2021年 6月 同じドイツ語圏のオーストリアに挑戦の場を移してからそろそろ一年半が経つ。

2022年冬から夏までのシーズンは、ウィーン地域4部リーグ、
赤色のユニフォームを身にまといプレーをした。そこでは、人間としても選手としても成長できたリーグ戦となった。

そんな中迎えた、2022年夏からのチーム。
僕はブルーゲンランド地域の4部に移籍をする。
契約前にコロナにかかり、その後腹痛に襲われたけど、なんとか契約ができた。

プレー面での課題は明白で、

・ボールを持った時のスピード感
・適切な位置でボールを受ける事
・判断して決断するスピードの速さ

練習参加の時点でこのチームでは、中盤にいい選手が多いため、練習からボールの受け方や、サッカーの事を学べると思ったのが1番の決め手だった。
練習試合ではそこを常に意識してプレーをした。

始まったシーズン。

1試合目にベンチに食い込んだが出場ならず。

その後、2軍での出場が続き、トップチームになかなか絡めていない状態が続いた。

今日(10/28)そのリーグ戦が前半シーズンラストの試合を迎える。
僕は2軍での出場だ。前線の選手なので、いくら2軍とはいえ結果を出す事にはこだわりを持つ。
毎試合2点以上を自分に課している。
結果は今のところ5試合5得点7アシスト。

2軍で結果を残していても、トップチームに出場出来てない悔しさしか残らない週末が嫌になる時もある。

試合に絡めず、何もできなかった悔しさは、
誰もが経験する事だと思うし、
その時に自分がどんな行動をするべきかもたくさん考える。

リーグ戦の試合結果報告はケードットラジオでより詳しく話しているので良かったら聞いてみてください。

実際、リーグ戦中盤、2軍での出場が続いた時には、
「監督が...」
「言葉の壁が...」
「あの選手は...」
なんて事を考えた事だってある。

結局、そんな事を思ったところで、
監督は同じ監督だし、変わらない。
言葉の壁がまだまだある事だって分かっていた。
良い選手がいることも分かっていた。

試合や練習の帰り道、そんなことを考え、独り言をこぼしながら帰る日々。

最初から分かっていた事ばかりだから、考えたところで何も変えられない。

僕が人として弱いと感じる時、今いる自分から変わろうとしていない時だ。

それは自分は変わりたくない(動きたくない)から、変わらないための理由を探しているとも言える。それも無意識に。

自分にとってしんどい時期に、他の誰かはキラキラしている時期がある。(隣の芝は青く見えがち)

今はその人の番でも、いつかは自分に回ってくる。

と、考えた事もあった。

でも、そんな順番なんて誰が作ったのか?

今、しんどいと感じるとき、
無意識のうちに、成長をしたくないから"しんどい時期"を
他でもない自分自身が作り出している。

ベクトルは常に自分に向けるべきなのであれば、
そういった時期を作り出している自分は、まだまだ弱い。甘い。

大切なのは、何が与えられているのかではなく、与えられたものをどう使うかである。

嫌われる勇気

・ベクトルは常に自分。
・全ては自分次第。
・ピッチで描く感謝の気持ち!
・一流の選手である前に、一流の人間であれ。

今まで出会った方が与えられた言葉と共に、僕はまだ茨の道を歩き続ける。

今は、リーグ戦が終わったので、こっちの人っぽくオフを過ごします。笑
次の挑戦に向けて心と体をしっかり休ませ、再び歩み出します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Gemma!!


今後も挑戦を続けるための資金として使わせていただきます。