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建物の歴史を学びたい

 ほんとうにやりたくて、まったくやっていないのが建物の歴史を知ること。

 ボクはプロフにあるように、コツコツと天守閣巡りはしている。もちろん、天守閣が大好きだからだ。しかし、それは歴史の中ではたった半世紀の文化に過ぎない。とりわけ、長い歴史の中で築かれた建物は時代に合理的な建築物である。
 始めて興味を持った建物は正倉院の宝物殿だ。鑑真和上と併せ持ってかじったことがある。また、見るだけでは、五十塔や金堂が個性あって好きだ。縄文時代や弥生時代に、いかなる幾何学を用いてシンボルタワーを作ったのかも興味深い。
 庭園なども含めるならば、金閣寺がもっとも好きだ。何回か出向いたし、三島由紀夫の著作も読んだ。もし、焼けていなければ日本一の建築文化財だと思う。でも、復元された金閣寺を見るだけでボクは充分だ。
 中学生のころまで、建築史を学べる学校へ進学したいと考えていた。しかし色弱のため、のちのち苦労する事を知った。あっさり冷めてしまい、天守閣巡りを趣味にすることにした。
 今朝、NHKでコンピュータを使い、解体しなければわからない構造を解析出来ることを報じていた。ワクワクして、その番組を見た。
 ボクが建築の歴史を学びたかったことは二つだ。
・三千年以上も変わらない建築のポリシー
・時代に応じて、姿や色が変わった理由
前者を縦軸に、後者を横軸として「日本の建築」をまとめたい。

 あらためて文献をあさり、本物を見る旅に出たい。吉野ヶ里遺跡から二条城あたりまでをその視野とする。広く浅くでよい。一気通貫な何かを求めたい。
 ただ専門研究家ではないので、見聞の思い出をエッセイに残すことにする。

かわせみ💎

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