アイドルと口パクに思うこと

こんにちは、ご覧いただきありがとうございます。

これは10年超のジャニオタ歴を持ったまま現在KPOPのオタクをやっている1人のオタクの考えです。

口パク問題って絶えず話題になると思うんですが?皆様はどうお考えでしょうか。

ふと思った私の考えを書き出してみようと思います。

1.口パクは悪なのか

口パクってどうしても叩かれますよね。
大抵が、同界隈他グループのファンから、もしくは他界隈(同ジャンル?)のファンから。
前者は(あくまでも例です)、ジャニーズのあるグループのファンが別のジャニーズグループを口パクだと言うようなもの。
後者は例えば某男性アイドルのファンが、某女性アイドルを口パクだというようなもの。

私は嵐のファンであり、セブチのファンですが、どこに本拠を置いても結局これは言われてきたことでした。

ではそもそも、口パクがあるかどうかは置いておいて、口パクは悪なのか。

どう思うでしょうか。

私は昔は、口パクは悪だと思っている自分が、そしてその上で推しを信じたいけど信じきれない自分がいました。

今の私は、口パクは悪だとは思っていません。

アーティストには生で歌うことを求められる機会も多く、多くのアイドルにはダンスがそこに付き物になってきます。
どんなに管理しても体調も日々変動する中、100%のパフォーマンスをそこで確実に発揮するために、生まれるべくして生まれたのが「口パク」なのではないかと思います。

なんでそれが使われるか。
それは、本人たちが楽をするため、ではなく、ファンに平均的に良いものを担保するため、だと思うんです。私は。

もちろん完全に口を合わせることすらもしていなかったりしたらあれ……?とは思いますが。
少なくとも推しにそのような所を見たことはありません。
そう考えた時に、私は口パクを悪だとは思えなくなりました。

2.口パクはあるのか

ではそこに口パクは行われているのか。

ここで否定したい人もいるとは思いますが、あるだろうとは思っています。
少なくともジャニーズに口パクはあると思っています。
これはあくまで私のこれまで見てきた中での勘ですが、やっぱり音源だなっていうことは見ていて感じることはあったと思います。

ここで、ジャニーズに、と言ったことには一切の悪意はありません。
JPOP、特にジャニーズと韓国アイドルのファンは対立しがちに思う人もいるかもしれませんが、みんながみんなそうではないです。
私はそれぞれがそれぞれの国の求めるアイドル像として素敵だと思うし、どちらも今好きです。

ただ、私はまだ、少なくともセブチについて口パクを使っているかについて言い切ることができません。
そして私はセブチ以外の韓国の男性アイドルはそこまでの数パフォーマンスをしっかり見た事があるとは言い難いです。
だから「ジャニーズに」と前置きをさせていただきました。
セブチについては過去のものも含め相当数のパフォーマンスを見ました。
マイクにかなり歌っている時の息遣いが入っているのが聴こえるな、だとか、すこし音源と違うな、とか。
その上でコンサート映像で感覚的に明らかに歌ってるのに音源みたいなクオリティなので、普段の音源に近いパフォーマンスも生歌なのかな、とか、音楽番組のビハインドに見るギリギリまで自分のパートを練習する姿とか。
それを踏まえた上で私は口パクについて言いきれないなと思っています。

ただ、ひとつ、音楽番組に関しては言えることとしては、日本は圧倒的に生放送の音楽番組のパフォーマンスが多いと思っている、ということです。
そこには多少の差分が生まれるとは思います。


3.その上で思うこと

先程、口パクは悪ではないと思う、という私の意見を書きました。
その上で、みんなが気づくべき(全人類すでに気づいてたらどうしよう)、というか、私が最近思って共有したかった考えを書きたいと思います。

アイドルだって、口パクありきでパフォーマンスしてなくないですか?


人前に立つって、すごく大変なことだと思うんですよ。

恋愛禁止とされていないアイドルだって、恋愛をしたら報道されることもあるし、私もどうしても、恋愛するなとまでは言わないけど隠して欲しいと思ってしまうことがありました。
でもそれって1人の人間の人生、プライベートとしては普通じゃないことなはずなんですよね。

私生活も何もないような状態になるようなアイドルという仕事って、かなり大変なことなんだろうと思うんです。

それってアイドルになろう、と志していく中でどこかで気づくことだとは思うんですね。

口パクして楽しよ〜!!とか、口パクがあるから大丈夫!!って思ってる人が、アイドルとしての生活に耐えるって難しいのでは?と思います。

アイドルってきっと、そんなクッッッッソぬるいまま、なれるものではないです。



そんな中で、「より良いパフォーマンスを見せることをできる限り確実にするための」手段がリップシンク(口パクという言葉がそもそも悪意のある言葉で好きでは無いので、ここだけは、コメントで書いていただいた「リップシンク」という言葉を使わせていただきます。)になるんだと思います。

もちろん、それは私だっていつだって生歌パフォーマンスがその場にしかないもので最高だと思います。
でもきっと、本人たちも事務所も、そんな思いや、ネガティブな意見まで想定した上で、「音源を重ねる」という選択をしているのではないでしょうか。

韓国のデビュー競争はそれは厳しく、勝ち抜いたかなり若い子たちがアイドルになっていき、そしてたくさんのアイドルが毎年生まれる中でトップで生き残るのはほんのひと握りです。

日本の男性アイドルは数としては少ないように思われ、さらにジャニーズが圧倒的多数、でもジャニーズとしてのデビューが確実に最初から成功に繋がるかと言うと、そうは言いきれないと思います。
そして、ジャニーズは、見ていても分かるようにデビュー年齢が幅広いグループや、比較的デビュー時の年齢層の高いグループがいます。
そして彼らは、かなり若くしてジャニーズ事務所に入っていて、(私は詳しくないですが、新しい制度もできたようですが)年齢を重ねてもジャニーズJrとして在籍するメンバーはたくさんいます。
そしてもちろん、近年見ていて分かるように男性アイドルはジャニーズだけではありません。
競争はより厳しくなっているのかもしれません。


これだから私は、アイドルはそんなに甘くないはずだ、と。
甘くぬるい考えのままできるものではない、と。
言いたいわけです。

自分の推しグループを、口パクだ!って言うファンはなかなかいないでしょう。

でも他のグループに対して言う人はいるかもしれません。

自分の推しが可愛くて、自分の推しがより優れているって思いたい、言いたい、という気持ちは分かりますが、一度、考えてみることができたら素敵だなと思います。


オタク同士が不幸せにしあう世の中がなくなりますよう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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