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よく忘れる

 読み終えた本の写真を撮りnoteに載せる、それを最近やっとできるようになったマガジンでまとめる、ずっと考えていたのに写真に撮らず図書館に返却してしまいました。

 心に留まった文章を忘れない様に書き写した古い紙のノートがあり1974(昭和49)年が最初で、色々な作家さんが、その折々の私の心の中を描いてくれている様で、そこに山月記も仲間入りしました。

「山月記」   
分らぬ。全く何事も我々には判らぬ。理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。

飢え凍えようとする妻子のことよりも、己の乏しい詩業の方を気にかけているような男だから、こんな獣に身を堕すのだ。


 教科書でも習ったそうですが、情景がとても目に浮かびすらすら読み進められましたがどう読み取れば良いのか、難しいお話でした。
 


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