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NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会の公式アカウントです。 住宅購入者が安心して住宅を購入できるよう、瑕疵(欠陥)の有無などを診断できる専門家を育成し、住宅流通の透明化・活性化を促すことを目的として2008年に設立された協会です。https://www.jshi.org/

最近の記事

【第37回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

問題区分所有者向けマンションの住宅診断に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 多くのマンションの排水設備では、専有部分を上下階に縦に貫通する排水管は共用部分であり、接続する横 引きの排水管が専有部分である。共用排水管が配置されているパイプスペース部分に関係する診断(例えば、水漏れ跡など)については、管理組合へ報告するように診断依頼者に勧めるべきである。 2 二重床のマンションにおいて、住宅設備機器など水周りからの排水不良が疑われる場合は、洗面化粧台の下やキッチ

    • 【第36回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

      問題マンション(区分所有者向け)の住宅診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはど れか。 1 調査対象の室に入出した際に強いカビの臭いがした場 合は、臭いの原因が特定できなくても漏水や結露の可 能性がある旨を伝えた。 2 天井のクロスにダウンライトの開口位置からひびが見受けられた場合、躯体スラブにもひびが生じていると判断できるため、管理組合に状況の報告を行い対処方法の検討を行う必要がある旨を伝えた。 3 外壁に面するクロス直張り内壁にカビが生じている場合、外壁面の

      • 【第35回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

        問題区分所有者向けマンションの住宅診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 外壁塗装面に著しいひび割れとエフロレッセンスが認められたため、大規模修繕工事の計画を管理組合に確認するように報告書へ記載した。 2 外壁タイルにひび割れが見受けられたが、打診棒によ る調査を実施したところ他のタイル面と同様の打音で あり、他の変化は特段認められなかった。しかし念のた め、管理組合へ劣化状態の確認と経過観察、または部 分補修の検討を依頼するよう報告書に記載した。

        • 【第34回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の外部建具に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 玄関ドアの鍵が、長方形のデッドボルト式となっていた。 防犯性に関する診断の要望もあったため、調査報告書に鎌錠型など、防犯性能の向上した商品がある旨を記載した。 2 洗面室の天井にあるトップライト周辺に大量の水染み やカビが発生していたので、雨漏りであると判断した。 3 2階浴室窓周辺の木部が虫食いの状態だった。シロアリなどの姿は確認できず、1階の木部に腐食や蟻道は見られなかったが、調査報告書で

        【第37回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第33回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅における、バルコニーの目視調査の結果とその報告に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 FRP防水が施工されているバルコニーで手すり壁のサイディングがバルコニーの床までしっかり張られていることから、施工上の問題はないことを依頼者に報告した。 2 バルコニー手すりの内面のサイディングに割れが見られたが、外壁面ではないため室内への漏水の心配はないと依頼者に報告した。 3 片持式のバルコニー手すりがスチールの角パイプ製であった。その脚部には錆びによる著しい

          【第33回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第32回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅における、バルコニーの目視調査の結果とその報告に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 FRP防水が施工されているバルコニーで手すり壁のサイディングがバルコニーの床までしっかり張られていることから、施工上の問題はないことを依頼者に報告した。 2 バルコニー手すりの内面のサイディングに割れが見られたが、外壁面ではないため室内への漏水の心配はないと依頼者に報告した。 3 片持式のバルコニー手すりがスチールの角パイプ製であった。その脚部には錆びによる著しい

          【第32回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第32回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の基礎コンクリート直仕上げ立ち上がり部分に関する次の記述のうち、最も不適切 なものはどれか。 1 縦にひび割れが発生していた。コールドジョイントが原因の可能性があると判断した。 2 床下換気口の隅から斜めにひび割れが発生していた。 斜め補強筋の不備が原因の可能性があると判断した。 3 方向性に関係なく、コンクリート全体に髪の毛程度のひび割れが発生していた。コンクリートの乾燥・収縮が原因の可能性があると判断した。 4 縦にひび割れて、表面が剥離して盛り上がっ

          【第32回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第31回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の住宅診断において、化粧スレート屋根に以下の症状が認められた。症状に対する 助言として、次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 屋根材が欠損し下葺き材が露出していたが、小屋裏には水染み跡などが見られなかったことから、雨漏りは生じていないと診断し、屋根の塗替えを推奨した。 2 屋根表面塗装が、著しく変色していたため、直ちに雨漏りが発生する状態ではないが、屋根材の劣化が進行しやすい状態であると診断し、屋根の塗替えを推奨した。 3 屋根表面に苔が付着してい

          【第31回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第30回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の住宅診断に関する次の記述のうち、木造住宅工事仕様書の仕様に照らして、最も不適切なものはどれか。 1 硬質塩化ビニル製の竪樋について、樋の経年劣化と併 せて、樋を固定している受け金物の緩みや劣化につい ても注意深く観察する。 2 硬質塩化ビニル製の竪樋について、竪樋の受け金物が 1200㎜内外の間隔で設けられていたので問題なしと判断した。 3 硬質塩化ビニル製の軒樋について、軒樋の受け金物が 600㎜内外の間隔で設けられていたので問題なしと判断した。 4 

          【第30回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第29回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題モルタル仕上げ外壁の診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 幅が1㎜以上のひび割れがあり、屋内に雨漏りする恐れがあると診断した。 2 外壁の一部のみにコケが確認されたが、日当たりの良い部分であるため大きな問題ではないと診断した。 3 幅が比較的小さいひび割れが広範囲に確認され、単なる劣化以外に施工不良などの疑いなどが考えられるため原 因究明のためには2次診断が必要であると診断した。 4 サッシなどの開口部周辺にひび割れが多く確認されたため、建物

          【第29回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第28回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題外壁サイディング材およびシーリング材の診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 開口部のない壁の中心付近のサイディングにひび割れが生じていたが、ひび割れ上にサイディングを留めている釘があったため、施工時に釘打ちで割れた可能性があると診断した。 2 サイディング目地のシーリング材は、押した感触がやややわらかく弾力があり、指先に何も付着しなかったため、著しく劣化していると診断した。 3 サイディング張り塗装仕上げの外壁表面を触ると指先に埃のような白い粉

          【第28回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第27回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の小屋裏の調査に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 ① 天井裏に水染み跡があったので、雨漏りや結露、換気口からの雨水の吹き込みなどの可能性があると診断した。 ② 天井裏に片側が防湿シートになっている袋状の繊維系断熱材が施工されている場合、防湿シートが室外側に面しているか確認する。 ③ 雨漏りを調査する上では雨漏り跡に、すがもれ跡も含まれる。 ④ 天井裏の水染み跡の原因として、換気扇ダクト接続部の隙間から

          【第27回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第26回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の住宅診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 ① 土台と柱の仕口部分に設けられていた山形プレートに若干のサビが観察されたが、構造強度の低下が生じる可能性は低い状況であったため、劣化事象としては取り上げなかった。 ② 土台と柱の仕口部分は、強風時、地震時に大きな引抜 力が生じる構造上重要な部分の一つである。よって1 個所ではあったが構造上問題となる割裂が確認されたため、「土台及び床組の著しい接合部の割れ」が生じていると判断した

          【第26回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第25回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅における、室内の目視調査とその結果報告に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 ① 木造2階建ての住宅において、1階の洗面室の天井にシミが発見された。原因の特定には天井に点検口を設置しての2次診断などが必要であることを依頼者に報告した。 ② トイレタンク裏の外壁面の壁紙にカビが発生していた。トイレ内の他の外壁面ではカビの発生は見られないこと、ロータンクに手洗い機能はないことから、カビの原因はトイレタンクの結露による可能性があること

          【第25回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第24回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題木造住宅の住宅診断における浴室の診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはど れか。 ① ユニットバスで漏水を起こす可能性のある設備配管や、 配線周りの壁貫通部、壁・床・天井のシーリング部分を 目視可能な範囲で確認した。 ② 建物に防水を施し浴槽や洗い場を設けた浴室(以下、こ の設問において「在来浴室」)で、複数枚のタイルに連続して幅0.3㎜程度のひび割れがあり、そのひび割れ が貫通していたため、著しいひび割れと診断した。 ③ 浴室

          【第24回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          【第23回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編

          問題住宅診断において、ルーフバルコニー直下の室内で水染み跡が認められた。次の記述のうち、ルーフバルコニーの状況から漏水原因を推測する内容として最も不適切なものはどれか。 ① サッシ枠と外壁の取り合い部分のシールに破断が認められたため、雨水浸入箇所の候補として取り上げた。 ② バルコニーに敷かれたウッドデッキに腐食が認められたため、雨水の浸入箇所の候補として取り上げた。 ③ ドレインが2箇所以上、もしくはバルコニー手すり壁面にオーバーフロー管

          【第23回特典】2020年度試験対策厳選問題~調査・診断編