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台湾へ、自殺寸前だった女の一人旅⑮9日目_花蓮・台北(松山)1/2

こんにちは
自殺寸前だった私が、台湾へ一人旅し得たものを書きます。始めての方は序章を参照ください。
明日帰国のため、今日は実質最終日。花蓮をギリギリまで自転車巡り、お廟やオシャレカフェを満喫します。

行った場所:
花蓮の廟(勝安宮、聖地慈恵堂)
食べたもの
焼き餃子、八方雲集、チーズケーキ・珈琲
体験:
お廟で悪霊払い、オシャレカフェ

花蓮の朝はさわやか。疲れも相まってぐっすりできました、ふわふわの布団から離れ難し

朝ごはんを調達しに、宿の近くに焼き餃子で有名な朝ごはん屋さんへ。
いつもはお店で食べていたけど、今回ばかりは宿の心地よさに惹かれてテイクアウト(外帯)。朝から韮餃子とは、胃袋がだんだん台湾仕様になってきた。

部屋からリノベスポット
ニラたっぷり餃子




花蓮をもっと堪能したい気持ちで、この旅でちゃんとお廟に行っていなかったことを思い出し、調べると自転車で15分ほどのところに悪霊払いのお廟があるとのこと。台東で憑いたコダック霊(確定)を払いにお廟へ向かいます。これまで、あまり町の外から外れることはなかったけれど、町を外れるといい気分。自転車が快適でどんどん身軽になってゆきます。

ついたのは、広すぎるお廟。
勝安宮、聖地慈恵堂

まるで小さなテーマパークのお廟


ふたつの大きなお廟が隣り合っています。
春節のためか、派手さが増していて、元々主張の激しいお廟の迫力が増しています。台湾のお廟て少しだけ苦手なんです、、圧があるというか、派手な装飾に圧倒されて飲み込まれそうになります。私にとってはテーマパークのアトラクションと似た種類の苦手で、だから、高雄の竜と虎の建物は行ってません。話は変わるけど、だからかな、台湾のテーマパークでアドベンチャーなアトラクションに乗ったことあるけど、あれほど空気が禍々しく感じた乗り物は後にも先にもありません。しかも、一人乗りで、スプラッシュマウ〇テンぽい、ものを進んでゆく逃げ場のなさ。

お廟は広く、干支の飾りの中にトトロが混じっていたり、周りに建物がないせいか、圧迫感もそこまでなく、ゆっくりできました。

ついにトトロも神様へ
気が抜けて最高にかわいい龍


台湾の有名なお廟だと、お賽銭制でテイクフリーの数珠があり、昔はよく帰路の飛行機のお守りにもらっていったけど、なぜか、花蓮でもこの旅でもお守りは買っていません。お守りというものは形でなく、自分の気がしてきた。

帰り道は、さすが花蓮で町のすぐ近くに山際が見えます。道を抜けると緑も多くサイクリングしているだけでどんどん奥まで行ってしまいそう。
お腹がすいたので、お昼ご飯は、八方雲集へ。

餃子包を見ながら餃子を食べる


海外観光客が日本にきて松屋に通うように、私は八方雲集は行きたいのです。
お昼時なのにお客がいない!
ついでに、スタッフもいない!人がいない!
客席で猛烈なスピードで餃子を包んでるおばちゃんたちがいたので、ごはん食べれるか聞いたら、ここで食べよ!とのこと。
え、そこ、おばちゃんの隣だよ。。
というわけで、おばちゃんたちがおしゃべりしながら餃子を包む横で、水餃子を食べるというなんとも楽しいシチュエーションでした。

美味しい水餃子とマージャー麺

ホステルに一旦戻り駅へ向かおうとするもバスを乗り過ごし、次はあと1時間。。ここは花蓮を満喫するチャンスと思うことにして、向かうは近くのオシャレカフェ。

Coffie fiore
可愛すぎてここが楽園かというぐらい素敵なカフェでした。

天井からは、ドライフラワーがぶらさげられていて、洋書や日本語、中国語で花の本や人文系の本が壁一面に並びます。なにより、お店の、前にも中にも猫さんがいて、店内、テーブルの上をくまなく歩きまわっていました。

いりぐちに猫様

君たちはどう生きるか、の日本語本まで飾ってあって、日本人の私ですら見てないのに花蓮で好きな人に出会うとは。これまで、餃子や包子といった中華でのフィンガーフードを食べ歩いていた人間が初めて、やっとやっと、コーヒーとケーキをいただきました。


とにかくかわいい
ケーキとコーヒー

コーヒーの美味しいこと。頼んだチーズケーキも味が濃厚でおいしかったです。台湾の中でも、花蓮は個人系のカフェが多くて、自分の好みがしっかり確率しているように思いました。いわゆるチェーン店系のカフェも好きだけど、こうやって個人系のカフェでのんびりするのは代官山で背伸びしてジンジャエールを飲んだ高校生の頃を思い出します。

カフェで1時間ほどまったりし、台湾でこんなにお店でのんびりしたのはやっとやっとの初めて。ホステルに荷物を取るに戻るとまたバスを乗り過ごしました。茫然とし、1時間近くのバスをリノベスポットをぶらついて待ちます。やっと花蓮駅についたのはもう夕方。予定よりずいぶんのんびりしました。あと5分で走れば間に合う電車が、もうチケット売らないよ、の表示。花蓮時間なんでしょうか。駅をぶらついて、試食のラスクでガーリック味を食べて時間をつぶします。

でも、このガーリック味がいけなかった。
台北までの2時間半、壮絶な電車酔いに悩まされることになるのでした。
旅は気を抜いちゃいけないですね。
台北にむかって、大都会に茫然とすることになるのでした。
長くなったので後半はまた後で
読んでくださってありがとうございました。
花蓮はまた行きたいな


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