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リーダークロはやれる子らしい

はじめに


初めまして、ひろという者です。
今回はフラッグシップで使ったクロのデッキが2位という結果を残せたので、デッキの紹介と対面ごとの簡単な立ち回りを紹介していきたいと思います。


環境での立ち位置

クロって何に勝てて、何がキツイの?ってところから話していきます。
現環境は圧倒的tier1の白ひげがいて、白ひげキラーのルッチ。白ひげ以外に強いカタクリ、ナミ。白ひげにそこそこで他デッキにもやれるゾロ、エース、錦えもん。その他青や紫のメタデッキといったところでしょうか。

クロはそれらの括りで言うと白ひげにそこそこで他デッキにもやれるくらいのデッキだと思います。

有利対面:ゾロ、カタクリ、ナミ
不利対面:エース、白ひげ
五分:ルッチ、錦えもん

体感はこんな感じです。
その他青、黄には有利寄りで盤面取りを重視した紫や黒は少し厳しい気がします。


使用カードリスト

ワノ国採用型クロ

採用カード解説

超新星型とワノ国型を触って微調整を重ねた結果上のリストになりました。1枚ずつ解説していきます。


アルビダ 4枚

1コスの東の海キャラ。序盤から展開するも良し、リーダー効果を起動するためだけに登場させるも良し。使い勝手のいいカードです。

ナミ 4枚

このデッキの潤滑油です。
後攻1ターン目に出して手札とサーチ先を見てプランを考えます。
対面によって欲しいカードもあるのでしっかりと引けるまでは何枚でも出したいカード。
序盤のトリガーで引ければその対戦の主導権は貰ったも同然です。

シャム・ブチ 4枚ずつ

当然のセット採用です。
この2枚が揃っていると3ドンで4000と5000が並びながら相手の2コスト以下のキャラを1体KO出来ます。
どちらかを持ってる時に単体で使える場面もあるのでかなり優秀なカード達です。
マリガン時に両方揃ってたら問答無用で全対面キープしましょう。

はっちゃん  4枚

東の海の2000カウンター。
トリガーから出た時は割と出します。盤面に数並べることが重要なリーダーなので盤面の強さでトリガーは判断しましょう。

クロオビ  3枚

トリガー要因。
手から出すことはほとんどないです。ただ上述した通り盤面にどれだけ並べられるかが重要なリーダーなので、無料で登場させられる可能性のあるカードを少しでも増やしたくて3枚採用としました。
ちなみにトリガーで出ると実質パンクギブソンなので超強いです。


ギン 4枚

リーダーキッドでも錦えもんでも無くクロを使う理由はこのカードの存在と言っても過言では無いです。
4コストで4コスト以下を2枚レストしながら5000が立つというやってることがおかしいカードです。それでいてカウンターもちゃんとある。
巷で流行っている不死身ブロッカーさん達を横にしていじめたり、展開された低コスト達を一掃したい時に使います。

ジャンゴ  3枚

リーサル製造機ジャンゴさん。
自分の盤面にキャラがいなくても2回パンチを可能にする実質東の海限定の速攻カードです。
リーダーだけではなく東の海の6コスト以下のキャラをアクティブにすることが出来るのでクリークを絡めたダブルアタック2回という悪魔のような攻撃も可能です。
盤面有利で相手の盤面を徹底的に処理したい時には下の効果を使う時もあります。

クリーク  2枚

化け物カードです。
3弾の緑で唯一キッドや錦えもんに入れても強いカードです。6コス7000という絶妙に触りにくいスタッツ。強い。登場時に手札を1枚捨てることでレストの4コスを2枚までKO。強い。1ドン付けたらダブルアタック。強い。
強いことしか書いてないですよね。
最速後3で置ければ次のターンにジャンゴと合わせて10000ダブルアタックが2回飛んでいきます。
やられた方は心が折れることでしょう。
2枚採用なのはいちばん多いであろう白ひげ対面であまり出すことがなく、カウンターがないカードので必要な対面に1枚絡めれればいいなと思ったからです。
モビー制限後にゾロやカタクリが増えるのなら4枚採用もあり得ると思います。

光月モモの助  3枚

現状自由枠。
ワノ国はモモの助含めて11枚なので割と外します。
感覚としてはお菊の5~7枚目。
次のターンにお菊を出したい時、もしくは後1でナミが居ない時だけ捻ります。
ちなみにフラッグシップではお菊がちゃんと引けていたのでモモの助の出番はありませんでした🥲
モモの助の出番がない時は引きがいい時!

お菊  4枚

色んな対面で最速置きしたいカードNo.1。
最速お菊ほど出されて嫌なものはありません。先攻渡された時は必死でお菊を探しましょう。
クロは盤面を強くして戦うデッキなのでお菊やギンで相手の盤面を破壊していきましょう。

イゾウ  4枚

ワノ国2000カウンター。
モモの助入れてる以上最低限4枚は入れます。
おまけの登場時効果が強いのでカウンターで使う時は他の2000カウンターから使います。

スクラッチメン・アプー  2枚

2000カウンター。
白ひげ環境に2000カウンター8枚はあまりに弱すぎたので入れました。枠次第では増やしたいですがとりあえず2枚。

パンクギブソン  3枚

緑の最強イベントカードです。
パワー+4000して相手のコスト4以下のキャラをレストにします。これを構えると相手の4マルコやボルサリーノが勝手に寝てくれます。寝たところを叩いていったり、リーサルに繋げたりと攻守兼用のカウンターです。
クリークを出す前のターンに構えると強かったりします。
クロオビと合わせて6枚あるのでトリガーで寝かせる事も期待できます。

“海賊王,,に!!!おれはなるっ!!!!  2枚

緑の火達磨。
突然リーダーがムキムキになってしかも連続攻撃も出来るので、相手は想定外の打点で守りきれないことが多いです。
最高打点は場に5体キャラがいて、海賊王2枚を使った15000×3回攻撃です。それは中々出来ませんが現実的な範囲だと場に4体と海賊王が1枚で11000×3回攻撃くらいになりそうです。充分化け物…
リーダークロに超新星型が多いのはこのカードをボニーから持って来れるというところが大きいのかもしれません。


不採用カード

チュウ

初めはチュウとクロオビを2枚ずつ入れていたのですが、チュウに関してはクリークが居るおかげで手から出すこと全くありませんでした。
またトリガー効果で出てきても都合よく4コス以下が寝ていないとKO効果は使えず、クロオビと比べいざという時に攻撃回数を減らせる効果を優先しました。


パール

ブロッカー枠かつ低コス東の海のため採用圏内ではあるカードでした。
ただ現環境でパワー3000以下のブロッカーが単体で仕事をする場面が少ないので不採用となりました。
クロデッキと対面した相手は盤面を減らすことを考えてくるので、出すキャラ全員が実質ブロッカーの役割をしているってのもあります。


杓死

リーダー効果でこれより強いことが出来るので不採用。
1体しか展開出来ていない時に12000×2回パンチ出来るところはメリットですが、それしか勝ち筋が無くなってるって場面はそうそう無いです。


光月おでん

ワノ国を入れるならということで採用圏内だったカード。置けたら圧になるカードではあるし黒への勝率を上げるなら入れるのもありです。
デッキコンセプト的に8コストで1枚置くだけの動きが弱く、そのターンは相手に1ターンあげてるようなものなので、白ひげ対面だと特に置きにくく不採用となりました。


超新星関連

某YouTuberの構築を見てクロを組んでみた方は多いと思います。かくいう私もその1人です。
その構築が超新星型だったのですが、まず使って思ったのはキッドが置きにくい。さっきおでんの時に言ったことと理由はほぼ同じですが、それに加えてブロッカーを多く採用する枠が無くキッド着地が強い盤面を作りにくいというのがありました。
ローに関してはかなり使いやすく6000ブロッカーも強いので、ワノ国型にもローだけは入れようかと思ったくらいです。特にローからシャム、ブチという5コス3面展開の激つよムーブが決まれば脳汁が止まりません。
総合的に見てワノ国型が使いやすかったため超新星関連カードは一部を除き不採用となりました。

大まかなゲームプラン

ここではクロの基本的な動きを解説していきます。

マリガン基準

マリガンはもちろん対面や先後で変わりますがシャム+ブチがあれば対面や先後関係なくキープします。3コスで4000.5000の2面展開しながら2コス以下KOの動きは序盤の盤面アドバンテージを大きく取ることが出来てクロのゲームプランを通しやすくします。
シャム+ブチ以外では先攻ならお菊、後攻ならナミ+お菊orギンorシャムorブチならキープすることが多いです。
対ナミは特殊でクリークの有無で勝率が変わるのでクリークを全力で探しましょう。その他ゾロやカタクリ対面もクリークがかなり強く使えるので、序盤の動きがありそうであればキープしたいです。

基本の立ち回り

クロは基本的に相手より常に強い盤面を作ることを意識して立ち回ります。そのためには相手をレストして倒していくことと先にキャラを寝かさないことが重要になります。
レストさせる手段にはイゾウ、シャム、クロオビ、ギン、ジャンゴの登場時効果。お菊のアタック時効果。パンクギブソンのカウンター効果。リーダー効果があります。
序盤はアルビダ、ナミ、シャム、ブチ、ギン、お菊辺りを何でもいいので出していきます。序盤のキャラトリガーも盤面を並べるのを優先したいので、クロオビもはっちゃんも出していきます。
それからお菊やギン、リーダー効果でレストにし並べたキャラで確実に倒していきます。お菊が場にいたりギンを出せる且つ場にアタッカーとなるキャラがいる場合は簡単ですが、レストにできる札が無かったりアタッカーが少ない場合はリーダー効果を使っていきましょう。特に対ルッチではこちらのアタッカーをKOしながら盤面を有利に展開されるため、リーダー効果を使って相手の盤面を取りに行ったり、ライフを一気に詰めに行くことが大事になってきます。

リーダー効果の使い方

実際にフラッグシップであったルッチ対面でのリーダー効果を使った動きを見てみます。

後攻6ターン目

このターンやりたいことは相手のアタッカーになるクザンを両方倒したいがレスト札がない場面。こうなるとリーダー効果を使ってクザンをレストするしかありません。相手は2ドンアクティブのためリーダーから動くとカウンター衝撃波でナミがKOされる可能性が高いです。そのため、ナミは居ないものと考えます。そうすると、リーダー効果を使うために1体出すことは計算に入れます。4ドンくらいドンを付与したリーダーでクザンをそれぞれ殴るのも良さそうですが、盤面にアタッカーを増やすことも重要になるので、ここはクリークを出しながらクザン2枚をKOしていきます。
①クロでルッチに5000で攻撃→相手衝撃波で守りながらナミをKO。
②1ドンでアルビダ登場。3ドンでリーダー効果使用しアルビダ、ジャンゴ、クザンをレストにしクロをアクティブにする。
③クリークを出してモモの助を捨てクザン2枚をKOしてクロでルッチに攻撃。→通る

後攻7ターン目

さっきの続き。相手はブランニューでアルビダ攻撃→アプーでカウンター。リーダー8000でジャンゴ攻撃でKO。クザンとフクロウ登場で終了した返しのターン。
このターンはクリークでダブルアタックを通すことをまず狙います。そのためにはまずフクロウを寝かせる必要があるので、リーダーから動きます。この時2回攻撃をするからと言ってドンをたくさん付けてリーダーに攻撃とかやると、相手目線こちらの動きの予測がつきやすくなる且つ相手のブロッカーのバリューを上げてしまうだけのでファーストアタックに張り切る必要は無いです。
①クロでブランニューに5000で攻撃してKO。
②1ドンでアルビダ登場。3ドンでリーダー効果使用しアルビダ2枚とフクロウをレストにしてクロをアクティブにする。
③クリークに2ドンつけ9000ダブルアタックで通る。
④2ドン海賊王でクロに+3000して2ドン付与でクロ10000でルッチに攻撃。カウンターできず勝ち。
相手視点クロのリーダー効果でブロッカーがレストしてしまうことは分かっていても、ファーストアタックにブロックをしてしまうとキャラに5ドン付けてジャンゴでの連続攻撃もあるので雑なブロックは出来ません。なので最初の攻撃は相手がブロッカーを使いたくない攻撃が有効です。

例としてルッチ対面を挙げていますが、特に大事だと思う対面であると言うだけで、もちろん全ての対面で盤面制圧及びライフ詰めにリーダー効果は使っていきます。

各対面の立ち回り

対白ひげ

白ひげ対面はお菊の最速着地かギン着地を狙います。ナミ+シャムorブチ、もしくはアルビダorナミ+お菊orギンを狙ってマリガンをします。
この対面はお菊とギンがずっと強いのでナミのサーチ先はギンを優先します。
序盤からアルビダ、ナミ、シャム、ブチの横展開をして、イゾウやラクヨウ、4マルコをギン、お菊で寝かせて倒します。意識するのは確実に倒すことより手札を多く使わせること。相手のパワー+2000パンチはだいたい通るけど手札が減らないと最後のリーサルで潤沢の手札で守られてしまいます。絶対倒さなきゃ行けない場面でないなら同値もしくは+1000でチクチク手札を削りましょう。
終盤の攻め方は次のターンも守れそうなら1番手札が削れそうな攻撃をして次のターンのリーサルを狙います。自分の盤面が多いならマルコをいじめてみたり、リーダー効果を絡めてリーダーに全力連続パンチしてみたり。
次のターンにどう頑張っても守れないなら攻めるしかありませんが、そうならないために序盤から守れる攻撃は守ることが大事です。
モビー制限後は白ひげデッキの攻撃力が下がるのでもう少し余裕を持って盤面対処出来るようになってくると思います。ただ白ひげも盤面対処能力を上げた構築になりそうなので厳しさはありそうです。

対ゾロ

相性:有利
この対面はかなり有利だと思っています。
負ける時は相手のリソースが枯れないまま5マルコ連打されてかつ5マルコが倒せない展開になることくらいです。
最近のゾロはキャラの白ひげ抜きで5マルコ以外のキャラは全て4コスト以下なので、ギンで寝かせることも出来るし、クリークでKOも出来ます。
それを利用して盤面を処理し続けてリソースを枯らしていくだけで勝つことが出来ます。

対エース

相性:不利
誰か勝ち方を教えてください。
特にストライカー型は為す術なく負けます。マルコ2種の処理はほぼ不可能で殴り返しでキャラを全て倒されます。レストにしなくても火拳や海震で全て倒されます。
クリークジャンゴも炎帝の餌食になってしまうのでかなり厳しい対面になっています。
相手が処理札をあまり引けないことを信じて展開し続けましょう。

対ナミ

相性:有利
クリークが着地出来ればだいたい勝ちなのでマリガンは全力クリークです。勝ちパターンは横展開をして5000連打か、クリークジャンゴでダブルアタック連打。最後はリーダー効果で最大打点連続攻撃をお見舞いしましょう。
相手のゼフやベルメールは基本全力で守りましょう。相手がカウンター出来ないくらい全力パンチをしてくるなら、相手もカウンターを使えないので、展開したキャラ達で5000連打で早期決着を目指します。

対ルッチ

相性:五分
この対面は一番リーダー効果を有効に使っていきたい対面です。相手がブロッカーを使いにくい動きをしながらリーダー効果でブロッカーを寝かして盤面の処理を徹底していきます。
黒は海軍寄せでは特にカウンターが少なかったり手札を消費する効果があったりと盤面を守り続ける余裕はありません。盤面を片付けながら相手の手札を減らせていれば、クリークや5000連打で一気にライフを削って行きます。
ルッチ対面で厳しいのは最速エアドアカク→サカズキのような動きで盤面を綺麗に片付けられてしまう時くらいです。あとイッショウ直撃も嫌なのでケアは忘れずにしましょう。カウンターを切りまくると言うよりは盤面に展開しまくるという方向性で手札を減らしたいです。

対カタクリ

相性:有利
黄色は終盤7リンリン、10リンリンでライフをトラッシュされてしまうので手札を1枚で守れるアタックは基本的に守っていきます。幸いなことに相手視点も盤面に付き合わなきゃ行けないのでライフへガンガン攻撃してくることはないです。この対面もクリークが強く使えます。黄色は中盤まで4コス以下のキャラばかりなのでギンやお菊でレストにして盤面を処理していきます。相手のアタッカーは5000ラインが多いので、相手は結構守って来ると思います。そして殴り返しで盤面を取りに来ます。手札1枚で守れる攻撃はなるべく守りましょう(特にお菊)。もしクリークが引けていれば殴り返しで寝ているアタッカー2枚を一撃でKOして次のダブルアタックに備えます。
相手はカタクリでしかクリークに触れないのでライフを一気に詰めることが出来ます。
7リンリンの効果はその時によりますがだいたいは自分のライフをトラッシュすることを選択しています。

さいごに

ここまで見ていただきありがとうございます。
構築やプレイングに関して質問などあればコメントやTwitterのDM等でお待ちしてます。
緑のキッド、錦えもん以外の選択肢として試してみてはいかがでしょうか。
また次回があれば見に来てください🙇‍♂️

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