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東京

ふと振り返りたくなり、過去の書いていたブログを見返した。数年前に最後に書いたところで止まっている。
そこにいる自分は、何だか他人のように違う。
そして、思い出すのは辛かったことが多い。おそらく楽しいこともいっぱいあったけれど、記憶は感傷的な方が残りやすい。

振り返ると、まずは東京に出てきたという行動が出来た自分を褒めたい。
札幌に居続けていたら、それはそれで不満はありつつも満足していたのかもしれないが、今ほど色々なものは見えていなかっただろう。
最初は環境が合わなくて食べることもしんどかったけど、暮らしてるだけでいくら失敗してもOKだった。
札幌にいるよりもお金は無くなったし、暮らしは豊かではなかったし、旅行も行かなかったけれど、東京にいるだけで旅行みたいなものだったし、遠くに行きたいとも思わなかった。そして、家賃が安い千葉に移り住んだし。
東京に来てから知り合った人は冷たくもなかったけど、軽い付き合いが多くなっていた。色んなことがあって人間不信になりかけたこともあったけれど、今考えれば自分が安易な考えで人生を進めていこうと考えていたからだったと思う。
看護師という仕事を選んだことにも自信がなくて迷いは多かった。
東京貧困女子というドラマが最近出てきて、きちんとは見てないけど、何も掴めないと貧困生活も十分あり得ると思う。
今はある程度の生活が出来ているけれど、今日にたどり着くまでに結構な月日がかかった。自分の努力もあるけれど、周りに恵まれていたことが大きい。流れ着いて今に至る。

おそらく一回最大限諦めて、それから諦めないことが必要なんだと思う。
どこかでまた一回諦めの時期が必要なのかもしれない。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。いつでもまた立ち寄ってくださいね。