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バイトの連絡網がLINEでないことがありがたい。

 1年ほど前に塾バイトを辞めた私は空白期間を経て新たなバイトを始めた。業務内容は様々な資格参考書の作成・校正といった感じだ。
(空白期間中もアルバイトはしていたが、月間で目標額を設定して単発募集系を繰り返していたので、バイトをしているという感覚はなかった)

 そして、LINEで連絡を取っていた塾バイトのときとは異なり、業務連絡はChatworkというアプリでとることとなった。

 正直、新たに設定作業を要することもあり、新しいチャットアプリを採り入れるまでもなく、皆が使っているであろうLINEで事足りるのではないかと思った。

 しかしながら、アルバイトに慣れ、段々と業務に新鮮味がなくなってくるにつれ、そのありがたみを感じるようになった。

 というのは、チャットアプリを開くとすごい量の通知が流れてくるからだ。正直、業務時間外にまで業務連絡が送られてくると、仕事をしていないのに仕事をしているようで何となく疲れてしまう。別の言い方をすれば、気が休まらないといった感じだろうか。

 これが「仕事用」アプリだからまだいい。しかしながら、LINEだったらどうだろうか。LINEは専ら個人的な連絡をとるために使っているので、そこに仕事の通知がたくさん送られてくるとなると、落ち着かないだろう。

 その点、プライベートとの線引きをするという意味で、今思えば別のチャットアプリを導入してくれたのはありがたいと感じる。

 もっと言えば、今やLINEがかつての電話番号のような立ち位置となっている。事実、少し前ならばちょっと知り合ったくらいの人とLINEを交換していたが、今はそのポジションがインスタグラムに移り、相当仲の良い人でない限り、LINEは交換されなくなっている。
(好きな女の子がいたら、まずはLINEをゲットしようというが、その難易度は年々高まっていると思う)
 すなわち、LINEはいわゆる”SNS”ではなくなっているわけだ。

〈昔〉
電話番号:家族・相当仲の良い人とのみ交換
LINE:知り合いと交換
〈今〉
電話番号:家族間のみ交換
LINE:友人と交換
インスタグラム:知り合いと交換
*あくまで私の主観です。

 そのため、LINEグループでは相互に追加し合える以上、仕事だからといって安易に他人にLINEを知られるような状況を作り出すのは得策ではないのかもしれない。

 このようなプライバシー保護的観点からもアルバイトの連絡網がLINE以外のチャットアプリであることは良いことだと思う。ちょっと面倒くさいのは事実だが。


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