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Kindle出版の経験談

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Kindle出版の経験談をまとめました。
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【出版後の経過】Kindleに夢を託して

・構想段階~出版まで  Amazonの電子書籍サービス”Kindle”にて高校世界史の参考書を出版してから早くも半年が経ちました。出版するために3年次の夏休みの大半を犠牲にしましたが、それでも自分の本を出してみて良かったと思っています。  まず、ありがたいことに月に数冊は買って頂いています。また、わずかながらも毎日閲覧数に応じた収益が発生しています(1ページ当たり単価は0.5円弱)。  これまでの作業時間を鑑みて時給に換算すると、せいぜい時給数十円にしかなりません。しか

【検証】Kindle出版の無料キャンペーンをやってみた結果

 私は夏休み期間を使い、Kindleにて世界史の参考書を出版いたしました。その中でKindle本の販売促進方法を検索すると、よく挙がるのが「無料キャンペーン」です。  そして、多くの方が絶対に利用すべきと仰いますが、一方で、実際にそれを利用した体験談は非常に少ないと感じました。  そこで、私が著者側として「無料キャンペーン」を利用した体験談をお伝えできればと思います。 無料キャンペーンとは? Kindle出版には販売促進ツールの一つとして、「無料キャンペーン」というものが

【出版の夢】note断念からkindleでの挑戦、そして紙の本の出版。

kindle unlimited(月額980円の定額電子書籍読み放題サービス)加入者は無料でご覧になれます。 紙版(ペーパーバック)もあります(各冊約250ページ)。 (上巻:2800円、下巻:2900円(税込)) ※事前に論理立てず、その時の思うがままに書いています。時系列順に綴っているはずですが、所々支離滅裂なところがあるかもしれません。ご容赦くださいませ。 ① 動機 私は高校時代に自作の歴史ノートで世界史の学習を進めることで、定期テストでは学年1位を独占していました

【収益・文字数・表紙作成etc】Kindle出版に関する私のQ&A集

 Kindle出版に際して、私が他の方の事情が気になった点を一問一答形式でまとめました。なお、並び順に特に意味はありません(思いついた順です)ので、目次よりお目当ての内容を探していただければと思います。 Q1 表紙は自作しましたか、外注しましたか。  私はCanvaというサイトを利用して自作しました。ココナラというサイトで表紙の作成代行サービスを調べましたところ、相場が5000円ほどだったためです。  ただ、私は作成に10時間ほどかかりましたので、あまり表紙作成に自信がな