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文章を書けば”ある”能力がバツグンに伸びる

前回の投稿の反応が良く、久しぶりにnote熱が高まりました。

人間は快楽や恐怖に反応してやるかやらないかを決める習性があるそうですが、まぁ私も漏れなくそこにいるのかもしれません。。。まだまだ未熟ですね。
それでも嬉しいものは嬉しい。
皆様ありがとうございます!スキ!ください!笑
どんどん書きます。

さてさて、今回のテーマは文章を書くことについて
文章を書くとはなんぞや?文章を書くことで何になるの?
文章を書くことについて考え、文章の力について触れていきます。
文章を書くことで伝える能力が格段にUPします。
それに気づいて私は今回も書き始めました。

ただ書くのでは読んでいる方もつまらないと思うので、私が勉強したセールスライティングのことや、ストーリー作りの技も書いていきます。

なぜこの文章になったのか?
どこでこの文章を使うのか?
誰に伝えようとしているのか?
どのようにして構成を考えているのか?
テクニック的なところも踏まえて書いていきますので、この記事を読み終える頃にはあなたも読ませる文章を書きたくなっているはずです。

この記事をキッカケにちょっとした出来事もディズニーの物語のように感じられる人になるかもしれません。
文章をつくることは想像力と頭のキレを育む一種のトレーニングのようなものです。
一緒に文章作りを通じてトレーニングしていきましょう。


伝える能力をあげたければ文を書こう

はじめに。文章を書くスキルは鍛えられます。

しかし、ただ膨大な駄文を書くことでは文章を書くスキルを鍛えることはできません。痩せようと思ってすぐにランニングしているようでは一向に成果は出ないのと一緒です。
本気で痩せたいのならば食生活、生活習慣、運動の種類、効果的なトレーニング方法を見極めないと無駄に時間を費やしてしまうだけですよね。

私も漠然と痩せたいと思って気ままにスクワットをしていましたが、何も変化しないまま人生最大の体重を記録しました。身長170センチMAX85キロ。
腹はパンパン、顔もパンパン、ウエストゴムのゆるパンにオーバーサイズの服で誤魔化すしかない状況でした。
自分の店を始めてから生活リズムが整い1年で78キロまで落ちました。
そこから食生活を見直したところ、、
2ヶ月で無理せずに7キロ痩せました。(現在71キロ。褒めて!)
大切なことは生活習慣と食生活でした。

気ままにスクワットしていたらおそらくあのままパンパンの小デブでしたね。
あぶないあぶない。

原因はどこにあるのか?
追求と適切な行動の選択によって初めて効果が発揮します。


ここからが本題です。
いろんなSNSで発信する時代になりました。
生きていたら何かしら発信するので、伝える能力は全員が欲しいはずです。
それに加えて発信過多の時代なので受信力も必要と言われていますよね。
だったら尚更、つまんない、わかりづらい発信はシャットアウト。
見る気もしません、聞く気にもなりません。
だからこそ伝える能力は必須です。
ここが無ければ何も始まりませんからね。

だったら身につけようじゃないか。
筋肉、使いません。無理な食事制限。もしません。
お金もかからないし、迷惑もかからない。やることは簡単です。
伝える能力をあげたければ文を書こう
文字を書くということは最強のトレーニングになります。


どうせ難しいんでしょう?
そう思った方。
全く、そんなことは無いです。むしろ中毒になる人がいるぐらい楽しいものです。軽い気持ちで始めて、一生使えるトレーニング方法を教えます。



テーマを決めて1分書こう

まず1つ目のトレーニング方法をお伝えします。
どの言葉をどう使うか?
このトレーニングでは
・言葉の引き出しを意図的に開ける
・整理して使いやすくする
以上2点を鍛えられます。

ちなみに、ベストセラー【0秒思考】から学んだトレーニング方法です。
書店に並んでいるのを見たことあるという方も多いのでは無いでしょうか。
実際読むとめちゃくちゃ使える面白い本です。
私はこれを商品のキャッチコピーを考える時に活用しています。

マッキンゼーで14年間バリバリ働いた筆者が開発した独自メソッドがこの本には書いてあるのですが、やることはとってもシンプル。
用意するものはA4用紙数枚とペンのみ。
所要時間はたったの1分。
たった1分で頭がクリアになり、たった1分で驚くほど言葉が出てくるようになりますよ。
これ極めたらフリースタイルラップうまくなるんじゃね?って思うぐらい、ポンポン言葉が出てくるようになります。(ちなみにCreepy Nutsが好きです)
私はキャッチコピーをいくつも作る時は必ず1分書きだしをやっています。


まずはやり方から。
①A4用紙を横向きにセットする
②左上に考えたいテーマを書く
③テーマに対する回答は20〜30文字で書く
④回答を4〜6行分書く
⑤1ページ1分以内に書く
たったこれだけです。
どうです?難しいことなんて無いですよね。たったこれだけなんです。
1分で書くのがポイントです。
頭の中にあるワードをどんどん書いていくことで思考がクリアになっていきますよ。

実際に私が1分で書いたもの
タイトル【生餅アイスのキャッチコピー】 2021/6/10
・この夏、私にとっての夢が1つ叶った。餅屋に生まれた私の夢がこちらです
・歯が痛くならない優しいアイス。あの頃ガリガリ食べてたけど、、今はコレ
・口の中で変化する新食感、この夏のご褒美アイスはこれに決まり!
・餅なの?アイスなの?いやいや、コレはもうコレですね。生餅アイスというジャンルです

こんな感じでわーっと書いていきます。
まだまだ書ける!という場合はこのまま2枚目も書いちゃいましょう。
書けるだけ書いたら今度はテーマの深掘りをするのがオススメ。
先程のメモで言うと、ストーリーと食感について主に書いていました。
テーマを深掘りします。
・食べるとどんな気持ちになる?
・どんな食感?
・これが生まれたのはどんな時?
・なんで作ろうと思った?

タイトル【生餅アイスなんで作ろうと思った?】2020/6/10
・餅屋に生まれて今までホンモノの餅のアイスを食べたことがなかった
・雪見だいふくとは違う餅アイスを作りたいと思った
・もちっと食感じゃない本当の餅っとを作ったら面白いと思った
・夏に餅を食べるという新常識を作りたいと思った

このようにタイトルを変えて深掘りしていきます。
これをひたすら続けることでだんだんと何を伝えるか?の解像度が深まります。
1つのテーマから更に更に掘っていく感じ。

「夏に餅を食べる新常識。餅と餡子でつくった餅屋のご褒美アイス」
2枚のメモを組み合わせるだけでこんなキャッチコピーができます。
たった2枚のメモからキーワードを拾っただけでも随分とそれっぽくなりませんでしたか?
いろんなことを伝えたいけれど、それを端的に伝えないとお客さんは見向きもしてくれません。
あーだこーだ言っている間にお客さんはその場を離れてしまいますよね。
頭の中にある情報を紙に落とし込んでしっくりくるものだけを選んで使う
そのトレーニングに最適なのがこの1分書きだしです。
より詳しいやり方を知りたい方は【0秒思考】を読んでみてください。

ちなみに、タイトルを変えれば応用も効きます。
今の悩みは?
なんで悩んでる?
解決の糸口は?
今からやれることは?
こうして内省することにも応用できるところがこの1分書きだしの強いところ。
大抵の人は同じ悩みをループしているだけにすぎない、らしい。
書きだしてクリアにすることでスッキリして進むことができます。
万能すぎる。
0秒思考・・恐るべし・・・。


強いストーリーを作ってみよう

続いてのトレーニングは、ストーリー構成を書く、です。
いきなりハードルが上がったように感じますが、そんなことは無いです。
先程の1分書きだしで言葉のストックがある人なら簡単に応用することができます。

ストーリーを書く前にストーリーの重要性に少し触れてみましょう。
この数年でストーリーの重要性が注目されたのにはいくつか理由がありますが、大きな要因としてはあの大ベストセラー【サピエンス全史】が影響していると言われています。
人類が進化したのは「フィクションを創る能力があったからだ」と書いてあります。フィクション。すなわちストーリーを創る能力のことです。
ストーリーがあるから一致団結してコミュニティが形成された。そのおかげでピンチを乗り越えてきたから私たち人間は発展して行ったというのです。
なるほどなるほど。
それほどストーリーというものは強いものなのですね。
それでは、ストーリーを創るトレーニングを始めましょう。


要点は3つ。
・型にはめてみること
・組み合わせること
・削ること
たったこれだけです。

【心に刺さる物語の力】という本から抜粋しました。
この本がまたものすごく面白い。
プロのストーリーテラーとして全米で公演を行う方が、ビジネス向けに最も効果的なストーリーの作り方、聞かせ方を解説している本。
ストーリーが大事!ストーリーが大事!と口々に言っている時代ですが、ストーリー作りのプロなんて周りにいませんよね。
一体どうやってストーリーを作ればいいの?と悩んでいる方は必見です。
まさかプロからレシピをもらえるとは。


ストーリー作りのプロの本に書いてあった超古典的な構成をご紹介します。
この型にはめてみるだけでもそれっぽいストーリーが完成しますよ。
①日常
②ある出来事が起こる
③新しい日常が始まる
たったこれだけの流れを覚えたらいいだけです。
この型にはめさえすればいいだけ。

例えば、ドラえもん。
①ぐーたらしていて勉強もスポーツも苦手な男の子、のび太くん。
②ある日勉強机の引き出しから未来から来たというネコ型ロボットが現れます。
③未来のひみつ道具を持ったドラえもんとのび太の新生活がはじめる。
こんな具合です。

日常があり、ある出来事で爆発が起こる。そしたら新しい日常が始まった。
この古典的な流れが物語の型です。

東京卍リベンジャーズでも例を出しましょうか。
①うだつの上がらない生活をしているフリーターのタケミチくん。バイト先の年下店長にも叱られるダメダメな26歳。
②ある日テレビのニュースで元カノが犯罪組織に巻き込まれて死亡したという事件を見る。呆然としていると、駅のホームで後ろから何者かに押された。もう絶対死んでしまう。そんな走馬灯の中で願った。イケイケの中学時代に戻りたい・・・!ハッと目を開けると過去にタイムリープしてしまっていた。
③当時付き合っていた元カノを救うべく、過去と現在を行き来するようになる。
どうしたら救える?タケミチの未来を変えようと奮闘する日々が始まった。

これが物語の型です。東京卍リベンジャーズにハマりすぎて少し肉付けをしてみました。(マイキーくんカッケェぇぇぇぇえぇぇ!!)

では実際に活用してみましょう。
使い方のコツは組み立てと削りです。

まずは先程の1分書きだしで出たテーマの中から物語の材料を選んでみましょう。
「夏に餅を食べる新常識。餅と餡子でつくった餅屋のご褒美アイス」
これにストーリー性を持たせてみます。

①餅屋に生まれた私はご飯を食べるような感覚で餅を食べていました。餅に砂糖をつけてスイーツに。醤油をかけて主食に。いろんな食べ方で餅を食べて育ってきました。
②そんなある日、雪見だいふくを食べててふと思いました。
これ、もしかして世の中の人は餅だと思ってない・・?餅っぽいものって沢山あるけど、私にとっては餅じゃ無いんだよなー。っていうかバニラアイスの脇役じゃん。餅じゃねー!もしかして餅アイスって存在していないのか・・?
③そうか。だったら作ってやろうじゃないか!餅が主役のアイスってやつを!!
そうして出来上がったものがこちら。
「夏に餅を食べる新常識。餅と餡子でつくった餅屋のご褒美アイス」
生餅アイスをご賞味あれ。

こんな感じです。
グッとストーリー性を感じませんか??
①餅屋生まれの男が、②餅に敏感に反応して、③餅が主役のアイスを作った話。
言いたいことはこれだけですが、文章にしてみると確かにストーリーを感じますよね。

よくよく考えてみると、1分書きだしの中からキーワードを引っ張ってきただけなんです。
それを組み立て、不必要な部分を削って型にハメただけ。
たったこれだけでストーリーが作れます。
これをいろんなパターンで試してみると、驚くことに無限にストーリーが作れてしまいます。
1分書きだしからストーリー作りができる。
これを繰り返すことでより具体的で刺さるストーリーを作れるようになります、
あとは数をこなすだけ。
ね?簡単でしょう??


自己紹介を書こう

最後に、とっておきのトレーニングを紹介して書きおわりにしたいと思います。
ズバリ、自己紹介こそが最強のトレーニングです。
ここまで読ませておいて自己紹介?と思われた方。
自己紹介を侮らないでください。
過去、生きてきて一度でも自己紹介をやり切れた方はいますでしょうか??
自分のことを雄弁に相手に伝え、相手が自分に釘付けになるような自己紹介をやり切った方はいるでしょうか??
ごくごく、限られた人間のみがその境地に達しているでしょう。
あなたという一人の人間には膨大なストーリーが秘められています。
あなたの人生の全てが壮大なストーリーとも言えますよね。
そのストーリーを相手に伝えることができるか・・?


そうなんです。
自己紹介は何度も経験してきたが、何度やってもやり切れない、最も難しく、最も伝える能力が必要とされる競技なのです。
更に、この自己紹介は相手と自分を繋ぐのに一番効果的でもある。
初対面で相手を惹きつけるような自己紹介ができますか?
NO!そんなのできた試しがない。
だったら練習するっきゃないですよね。
だから私は自己紹介を書くことをオススメしています。

最初から言葉にするのはかなりハードルが高いです。
言葉の整理整頓ができていない状態で言葉を繋ぐことはとても難しい。
その為、今回の記事では文章を書くことのコツややり方について書きました。
書くことから始める。
1分書きだしから始め、ストーリー作りを書き貯める。
それを更につなぎ合わせて自己紹介を完成させる・・・!

書くトレーニングを続けましょう。
書くトレーニングで鍛えたあなたならば、人生最高の自己紹介ができます。

そんな私の自己紹介を前回の記事で書きました。
もしよろしければコチラから読んでみてください。


今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます!
スキ!いっぱいください!笑


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