食の無料加工サービスWARASIBE
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食の無料加工サービスWARASIBE

農家さん料理人さんとの出会い
実は中央通りに出店して最高の出会いをしています。
それは地元の料理人さんと、果樹園をされている農家さんです。
この料理人さん、開店した翌日に来てくださり、乾燥についてたくさん話を聞きに来られました。
そして、色んなオーダーをくれました。
もう、料理人という生き物はクレイジーすぎる。
発想がクレイジー。そしてめちゃくちゃワクワクします。そんなこと考えつくか?と思うぐらい、新しいチャレンジをされてます。
この人のおかげで、今の乾燥技術ができました。乾燥シートを作ったり、ブリ大根やブラックラーメンをパウダーにしたり。
1つの機械を遊び倒すことができるようになってしまいました。感謝しかないです。
乾燥の可能性を深く考えることになったのはこの出会いがあったからこそです。
そして、もう1人のキーマン。
今も果樹園に行ってよく遊んでます。
僕の趣味のDIYもこの人からの影響が大きい。
趣味の話はまた別の記事でダラダラ書かせていただきます。
この人からの依頼は果樹のB品をドライフルーツにしてほしいというものでした。
最初は失敗しまくってしまって、本当にもったいないことをしてしまいました。
申し訳ないです。
現在、コンビニやスーパーで日々の食べ物を買っていますが、どれだけの人が食べているものの出来上がる姿を知っているでしょうか。
例えばリンゴ。どうやって木に実をつけるかわかりますか?
実をつけるまでにどんなことをしているか知っていますか?
Google検索ではなく、自分の目で確かめた人はどれくらいいるでしょうか。
あの日
出会った日に2時間お互いのことを話して、気づいたらその足のまま果樹園にいってました。
現場にいくとこれでもかというぐらいリンゴ、ナシ、ブドウの木があって、生命力を肌で感じました。
見て感じると全然違う。Google先生とは全然違う。
食に対する気持ちが変わります。
そして、この出会いから僕は新しいサービスを生み出すことになります。

自然災害から得たサービスのスタイル
果樹園だけではなく、全ての農産物は生産途中にB品という規格外品ができてしまいます。
農産物を流通させるには厳しい規格のチェックを通さなければいけません。
その為、B品となったものは半値ほどの値段で販売することが多いというのが現状です。
味は同じですが、見た目で値段が変わってしまう。農産物はシビアです。
更に、販売価格の均一化というのが地区ごとに定められていて、値段を上げたり、下げたりするという調整もできないという状況。
乾燥加工によって付加価値をつけ、新たな販売ルートの確保をしていこうと話し合い、順調に初年度は販路を広げていきました。
しかし、翌年の2017年、大規模な台風被害を受けました。
風を受け、落下していく果樹。
枝ズレで傷がついた物も相当数ありました。
B品の数がものすごいことになってしまい、乾燥加工の量も大幅に増えていきます。
加工品は日持ちが長くなるメリットの反面、販売期間が長く、在庫の回転率が悪いことがデメリット。
当初、乾燥加工サービスを始める時は加工費を決めて加工代を支払ってもらう方向で動いていました。
しかし、大量のB品を加工品にすると、現金が大量に必要になる。
そして、加工品在庫が過多になることがわかってきました。
商品は増えるが、お金が回らない。
在庫の回転率が悪い店舗は不振在庫が増える一方。不振在庫が増えればその店の新陳代謝がうまくいかず、血が流れない状況になる。
スピンズ時代に経験した、悪循環を生む原因の1つでした。
やり方を変える必要がある。そう思いました。
回転率を上げ、尚且つお互いがWIN-WINになれる方法を考えました。
結論から言うと、加工費を無くすことにしました。

食の無料加工サービスWARASIBE
①食材を持ち込む
②乾燥加工を行います、加工品をお渡しする
③代金の代わりに加工品の15%を源七に渡す
現金ではなく、現物のやり取りのみにしました。
現金決済が無いため、無料という言い方をしていますが、実際には食材の原材料費というのが発生しているため、加工依頼をされた方は15%分、支払いをしている状況です。
この仕組みがお互いのWIN-WINの関係を生み出しました。
加工品を依頼される方は主に農産物の生産者さんです。そして、持ち込まれるものはB品。
依頼主は半値ほどで取引されるB品を加工することで販売日数を伸ばすことができる。現金支払いが無いため、パッケージやデザイン、販路開拓への資金として現金を投資することができる。
加工費を宣伝広告費や商品価値を高めることに費やせるというのが最大の特徴です。
乾燥加工により、ケーキ店や製菓店への原材料としての卸しなど、新たな販路開拓も可能になりました。
依頼主のWINです。
そして、源七のWINについて。
15%の加工品を手に入れることができること。
原材料原価が限りなく0に近い状態で、です。
地元の食材を、地元の知っている人から、乾燥加工の手間と電気代だけで手に入れられる。
最大のメリットはここにあります。
日本の食料自給率の低さは異常です。
海外からの輸入に頼るようになり、国産食材の値段は高騰していきました。
今でさえ、安心安全の国内生産の食材は高いと言われています。それが10年後にはもっと高騰していることでしょう。
それを実質無料で手に入れれることはとても大きなメリットです。
その食材を使って源七は新商品を作ります。
農産物を仕入れて商品を作るということは誰でもやってますが、相手の加工品を作り、その加工品を使って自社製品を作る。この流れはあまり聞いたことは無いです。
お互いが作った商品をお互いのお店で販売する、というのが可能になる仕組みにしました。
そうすることでお互いのお客さんをシェアすることができる。これはまさにWIN-WINの関係のサービスではないかと思ってます。
物々交換からお互いが長者になる。そんな未来を信じて、このサービスに名前をつけました。
"WARASIBE"スタートです。

新たなサービスを組み立てました。
キッカケは自然災害。
ものづくりの川上は原材料です。
その川上に対してのアプローチを考え始めた頃から、また更に次の展開につながっていきます。
次回はこの話を書きます。
読んでいただき、ありがとうございます!
#学び #生産者 #農家 #出会い #winwin #ビジネス #ビジネスプラン #お餅屋

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今日もお餅作ってまーす‼︎
●もちもなか源七 代表 窪田祐司●1991/2/2 30歳●2020/7/17 富山市総曲輪 SOGAWA BASE●@mochimonaka_genshichi●お餅の常識を変えるお餅屋。●365日ハレの日。●餅文化を通して日常を特別に。●ニュースタイル餅屋