ルノアールの視点を変える面白い稼ぎ方
みなさん一度は喫茶室ルノアールを利用したことがあるのではないでしょうか。
ルノアールは駅近の一等地に設けられた喫茶店です。
主要な駅に高確率で開店しており、広々とした空間でコーヒーを楽しめることから一般客からビジネスマンといった幅広い層に利用されています。
そんなルノアールですが、フードドリンクの販売とは別の収入源があるのはご存知ですか?
今回は本業以外で稼いでいるルノアールについてご紹介していきたいと思います。
ルノアール驚くべき稼ぎ方とは。
ルノアールのコーヒー単価は650円〜700円と他社のコーヒーチェーンに比べると少し高めの値段設定です。
商談などに活用されることから長居もOKで長時間滞在が可能なのです。
回転率も低く客単価も800円〜1,300円の中、なぜ高い年商を実現できているのでしょうか。
この秘密はルノアールの店舗が置かれている不動産にあるのです。
本業以外の稼ぎ方=立退料
飲食店にとってエリアマーケティングは運営上欠かすことのできない大切な要素です。
どこに店舗を設けるかによって売上を大きく左右させます。
エリアマーケティングというと、立地だけに注目する方も多いかもしれませんが、店舗の築年数に注目することも忘れてはいけません。
出店する建物の築年数によって立退料という別収入を得ることができるのです。
ルノアールの立退料が全体利益のどのくらいを占めるのかを確認してみましょう。
ルノアールの立退料による収入楽はH23年は約4億円となり、本業である飲食業を超える収入となりました。
H23年の立退料は銀座マロニエ通り店で、日本で最もブランド力のあるエリアであったため億単位の立退料が発生したと言われています。
あえて古い物件に目をつけ店舗を設ける
立退料は借りている物件が老朽化や再開発によっての立て直しなど、オーナー側の都合によって退去を要求された時にテナント側が請求できる費用です。
年間2〜3億円ほど利益を生み出している中、毎年、約3分の1を立退料として利益を生み出しているのです。
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