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あなたはあなたのままがいい 第3話 「風見遥斗 3」
学校が終われば、俺はすぐに家に帰る。どこかに寄り道したりすることはしない。
家に帰っても、誰かが出迎えてくれることはない。けれど、それも大したことはない。
荷物を下ろして着替えると、すぐにリビングにある机の上を見に行く。
「今日はこれだけか…」
置かれていたのは、一枚の五〇〇円。これは俺の今日の夕飯代。たったこれだけなんて、中学生の俺にとってはとても足りなかった。けれど、文句をぶつければきっと返っ
記事数200本達成‼️💐🎁
先ほど記事をUPした記事で、翔流のnoteブログ記事数が200本となりました!(゚д゚)!
ついに200本目に入ったのかと思うと、意外とあっという間だなぁと感じてしまいますね~。
100本目になったときの記事では、noteを始めたキッカケとか私の過去みたいなことをチラッと書いてましたね。
その記事を書いたのが2月19日のことで、それからもう四か月くらい?経ってたんですね~❣もうそんなに経ってたのか
あなたはあなたのままがいい 第2話「風見遥斗 2」
始まった父との共同生活、それはこれまでとガラリと変わった重苦しいものだった。
まず、父がまっすぐ家に帰ることはなかった。いつ帰っているのかは分からないが、俺が目覚めた朝にはリビングにあるソファに着の身着のままで打っ伏している。恐らく、夜中か明け方か、その辺りに帰っているんだろう。
(…コイツ)
俺は死んだ魚みたいに口を開けた父を放って学校へいく準備をし、整えるとパンを焼いて紅茶を淹れた。
俺は母親
あなたはあなたのままがいい 第1話「風見遥斗」
小花夏希。
俺の命よりも大切な人。
俺の全てよりも優先してあげたい人。
「愛してる」なんて言葉では足りないくらい、俺は彼女の全てに惚れ浸かっている。
出会ってから今日まで、その気持ちが揺らいだことは一度もない。
そしてこれからも、その気持ちが揺れることも、揺らすこともない。
シミひとつない顔には光沢を宿すビー玉のような瞳がふたつ。その上にまつ毛が行儀良く並び、目元の美しさを引き立てている。
茶色の
半年経った!?ありがとう
どうも、翔流ですっ。
ということで、翔流のnoteも半年目となりました。
まさか自分でも半年も続くとは思いませんでしたっ。これは個人的にかなり驚いてをりますっ!
というのも、私はとにかく何かを「継続させること」が苦手で、三か月続いていた時点でよくここまで書いてこれたなぁと思っていますっ。
この調子で、六ヶ月目、七ヶ月目、そして一年目まで書いていきますっ!
ですので、これからも翔流を、どうかよろし
P.S.
今日の記事更新、少し遅れるかもです。
許してっ💦