江島神社でのひと時
これを書いている時、私は小説の取材ということで神奈川県鎌倉市に来ていた。七月中旬に締め切りを控えている小説新人賞に応募するため、二泊三日の時間を使って鎌倉の景色や体験を心とノートに書き残していた。
今日は、その二日目となる。
昨日は現地に着いたのち銭洗弁天でお金を清めていき、そのまま小町通りで心ゆくまで食で満たされていた。
そして二日目となる今日は、目的のひとつである江ノ電に揺られてその感想を拙い詩に表して、果てのない海を橋から眺めたあと、店が立ち並ぶ小道を抜けながら江島神社