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「野村スリーゼロ先進国株式投信(つみたてNISA専用商品)」のLINE証券取り扱い開始について。

これまで野村證券の専売品だった「野村スリーゼロ先進国株式投信が、2022年2月9日から、LINE証券でも取り扱われるようになったそうです。
びっくり!!


野村スリーゼロは、2020年3月16日に設定開始となったそこそこ新しい投資信託です。
購入時手数料信託財産留保額、そして信託報酬(※)の全ての手数料がゼロ円という驚きの設定になっているんですよね。
(なのでスリーゼロ)

(※ただし、信託報酬が無料なのは2030年12月31日までの期間限定)


購入時手数料信託財産留保額(←解約手数料みたいなもの)が無料という投信は数多ありますが、信託報酬まで無料というのは前代未聞です。
この部分が会社にとっての利益のはずなのに、これでは販売しても全く利益が出ない。
それどころか完全に赤字ではありませんか。
いいのか?!


そんなわけで、提供開始のニュースを知ったときはものすごく興味を持ちました。唯一のデメリットは信託報酬が無料となるのは期間限定(2030年12月31日まで)ということくらいですし、その手数料だって、無料期間終了後は0.11%以内におさめますよ、と目論見書に記載されているんですよね↓
野村證券さんすごいな!?

スリーゼロの信託報酬


(「野村スリーゼロ先進国株式投信」の目論見書より)


野村證券さんのことですから、無料期間終了後は手数料2%くらいに上げてくるんじゃないの?とか最初は思っていたんですよね(こら)
なので、目論見書を見たときは本当にびっくりした。
失礼な先入観で見てしまって大変申し訳ありませんでした(土下座)


――とまあ、これだけ魅力的な商品でありながらも購入を見送ったのは、野村證券さんの専売品だったからです。
野村さんは一時期トヨタAA型種類株式のためだけに口座を保有しておりましたが(償還に伴い現在は解約済み)、営業活動がちょっとアレ(何)で…;
長くお付き合いするのはちょっと…と思っていたんですよね;
(大変申し訳ありません…)

(ちなみにスリーゼロ発売当時、営業さんからこの商品についての紹介を受ける機会はありませんでした。
なので私はこの商品の販売をネットニュースで知った。
野村さんとしては売っても利益にはなりませんし、あまり積極的におすすめしたくなかったのかも)


そんなわけで見送っておりましたが、ネット証券(LINE証券のみ)でも提供されるようになったことで、俄然興味が湧いてまいりました。
現在前向きに検討中。
(欲を言うならSBI証券とかマネックス証券でも取り扱って欲しいところだけど、贅沢は申しますまい)

ただこの商品は、つみたてNISA専用商品なんですよね。
ですので既に楽天証券でつみたてNISA口座を保有している私は、今すぐ買付をスタートさせることはできません。
年度の途中で証券会社を乗り換えることができませんので、いま手続きをしたとしても、買付が始まるのは2023年1月から。
そしてこれまで楽天証券さんで積立てしてきた分と2022年買付分は、移管をすることもできません。

いろいろ縛りがあってかなり面倒なので、私にとって本当にメリットがあるかどうか、移管手続き期限(たしか9月頃)までにじっくり考えようと思ってます。


なお現在つみたてNISAでは、eMAXIS Slim全米株式(オールカントリー)(信託報酬0.1144%)を買い付けてます。
これはこれでけっこう良い商品なんですよね。
信託報酬もかなり安いし。

あと楽天カードで引き落とし可能なので、買付時に1%のカードポイントが貰えるというのも捨てがたいメリットです。
まあこのポイントも2023年からは半減してしまいますが;

(LINE証券は、LINE Pay残高か銀行口座から引き落とししか支払いに対応していません。つまりポイントが付かない)

そしてカードポイントが目当てだったら、移管先はLINE証券ではなくマネックス証券だよな…(←1.1%還元!ただしスリーゼロの取り扱いは無い)とか考えると、どこも一長一短で本当に悩ましいです。

うーん、うーん…;
しばらく悩みます!!


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