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母の日には黄色い幸せを

 今日は母の日だったのでカーネーションとラベンダーの鉢植えを買って実家に行ってきた。

 事前に母が家にいるのは確認済みだったのでお昼ご飯を作ることにした。

 何がいいかなと思ったが、簡単でご馳走感があり母の好物のオムライスを作ろうと材料を用意した。

 実家に行くと姪っ子が遊びに来ていたので久しぶりの再会。

 看護学校に通う姪っ子は会うといつも勉強をしている。

 少し会話を楽しんでさっそく母にカーネーションを渡した。
 
 まぁ、ありがとうねぇと思った以上に喜んでくれてこちらも嬉しかった。

 お昼は作らなくていいからねと言ってあったので今から作るからちょっと待っててと言って台所に立った。

 お米を研いで早炊きモードで炊飯スタート。

 その間に具材を揃える。

 鶏モモ肉を細切れに刻む。

 ピーマンと玉ねぎと人参もみじん切りに。

 下ごしらえは済んだのでサラダを作る。

 ツナ缶の油を切っておく。

 玉ねぎをスライサーで切って水にさらす。

 キュウリを薄切りにして塩をして水気を切る。
 
 ミックスビーンズを洗っておく。

 これらを混ぜて塩コショウ、マヨネーズ、麺つゆ少々で味付けをしたらツナと豆のサラダの完成。

 そのうちにご飯が炊けたので早速オムライスづくり。

 フライパンに油を敷いて鶏肉を炒める。

 そこに野菜を入れてしっかり火を通す。

 しっかり目に塩コショウをしてコンソメ顆粒を加える。

 そこに炊き立てのご飯をドカンと投入。

 手首のスナップを使ってご飯を炒める。

 人数が多かったので量が多くてフライパンが重くて結構な重労働。

 あおるたびにポロリポロリとご飯がこぼれるがなに後で掃除すればいい。

 全体が良く混ざったらケチャップを入れて鍋を振る。

 味見をして少し薄いかなというくらいがちょうどいい。

 これでチキンライスの出来上がり。

 大皿に大胆に盛り付けて仕上げのオムレツづくり。

 卵は豪気に六個使う。

 ボウルに卵を割り入れて牛乳とマヨネーズを入れる。

 フライパンに大量のバターをドンと入れたら三分の二くらい溶かす。

 そこにかき混ぜた卵を入れてガァーッと全体をかき混ぜる。

 そのうちに全体がまとまってきたらフライパンの柄をトントンして紡錘形に整えていく。

 まだ半熟のオムレツをチキンライスの上に乗っけて包丁で真ん中から開くとトロリと卵が流れ出る。
 
 うんうん、まずまずの出来だなと思いつつ仕上げにケチャップで大きなハート形を描いたら母の日ご飯の出来上がり。
 
 よし、出来たよ~と言ってリビングのテーブルに料理を置いてみんなでいただきます。

 今日のメンツは父と母、兄、私と妻、姪っ子と大人数。

 お母さんいつもありがとうと言いながらいただきます。

 まずは母にオムライスをよそって食べてもらう。

 一口食べて母は美味しーいと目をキラキラさせていた。

 それを見て姪っ子も食べ始めた。

 おじさん結構やるじゃんと言いながらパクパク食べてくれた。

 父と兄もイケルイケルと言ってモグリモグ。

 妻も何だか嬉しそうに食べていた。

 私も食べてみるといつも通りの安定のオムライスの味だった。

 意外に好評だったのが豆サラダで結構多めに作ったのだが割と早めに売り切れた。

 母は人が作ってくれる料理が一番美味しいと言って上機嫌だったのが嬉しかった。

 みんなでワイワイ言いながら食べる食卓はやはり楽しいなと思った。

 一時間くらいで食べ終わって後片付けをしてまったりしていると兄がケーキを買いに行こうと言うので近所のケーキ屋さんであれこれ選んでお茶の時間に楽しんだ。

 母はこんなにしてもらって嬉しいわとニコニコしていた。

 一年に一度くらいは素直に親に感謝する日があるのはいいなと思った。

 いつでも会える距離に住んでいることに感謝。

 おかあさん、だぁいすき。

 

 

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