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書棚の前で9 今年最後の献血と「必携」の本

成分献血の合間に、上下巻の小説の上巻の文庫本を読み終えた。
献血は今年3回目で、今日で当然、今年最後の献血となる。1年間に3回という回数は、多いのか、少ないのか。

この12月30日の夜、年賀状をポストに投函。遅い。例年は遅くても29日中には投函していた。たぶん、この1日の差は大きい。

「休暇」というほど「休む」気もしなければ「暇」であるとも思わないが、業務に直結する本を1冊、読むことができればと思う。必携に近い書籍は、書棚には納められず、常に机上にある。会社の机上に鎮座(放置)し続けていたその「必携」の本を鞄に詰めて持ち帰ることが、今年最後の仕事であった。そして、その本を開くことが、来年最初の仕事(文字通りの「ホームワーク」)となるだろう。

会社の書庫の書棚も興味深いもので、大型書店にもない専門的なラインナップとなっている部分もある。とはいえ、古いものも多く、昔の業界団体の出版した書籍などは、古色蒼然として古文書の趣きがある。

年賀状を出しに行こうとすると、みぞれのような重い雪が降っていた。多くない枚数であるとはいえ、献血後に年賀状を書くのは賢明ではなかった。
それでも、献血によって社会に多少は良い影響を及ぼし、賀状によって知人に多少の義理を果たすことは、払った労力を上回るものと信じたい。

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