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AIは最終的にどこまでいくか??

AIのテクノロジーがかなり発達してきて、これからの世界にとても大きな影響を与えていく、というさまが現実になってきている。

さて、AIというと「最終的に人間を滅ぼそうとする」みたいな流れにSFではよくなる。

この理由としては、
・自分(人間という種)の都合で、地球環境にまで悪影響を与える
・自分の都合を優先し、種の存続などの観点を考えず非合理に他者を加害する
みたいなものがあると思う。

AIの発達が著しい昨今、「AIが人類を滅ぼそうとする」ことが現実になってしまうのでは、なんてことを思ってしまう。

しかしながら、AIが人を滅ぼす理由が、先ほど挙げたようなものならば、AIはどこまで「滅ぼそうとする」のだろうか。

そもそも、人間が貪欲に繁殖して己の利便のために資源を過剰にまで消費するのは「地球の生物」の特徴が過剰に表れた結果に過ぎない。
これは人間だけが持っているものではなく、例えば、天敵がいない土地に入った外来種が固有種をむさぼり食って周囲の環境まで壊れてしまう、みたいなものはよく見受けられる(もちろん、この例の大きな原因は人間社会が作ったグローバリゼーションによる、というのはあるけど。

さしあたり、種の繁栄とより暮らしやすい環境の構築のために、他の種の都合など考えずに資源をむさぼる、という特徴は地球に生きる生物全体に当てはまる。ウィルスや細菌にもそういうのがいるし。

となると、AIは「どこまで」滅ぼそうとするのだろう?
まあ、確かに人類は繁栄能力においてかなり極端な力を持っているので他の生物とは一線を画すということはあると思う。
しかし、その「不合理性」は生き物の特徴そのものだろう。

そうなると、人類はまず滅ぼそうとするだろう。
そんでちょっと範囲が広がるとヒト以外の攻撃性が強くて繁殖力旺盛な生き物も標的になるかもしれない。
さらにそれが進むと、「地球上の生命全部滅ぼした方がいい!」みたいな判断に至る可能性はないでもない。

いや、でもどうなんだろう。
AIが「地球の生命全体の最適解を計算する」みたいなことが起こって、「この生物はこのくらい増えていいけど、それ以上になったら駆除する」とか、裁定者みたいに振舞ったりするようになるかもしれない。

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