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胸のうちを他人に話すとどんなことが起こる?

EAPメンタルヘルスカウンセラーの授業の中で、「クライエントがたくさん話しをしてくれたら、良いカウンセリングと言える指標になる。」という話しがありました。たしかにトーキングセッションを提供する側としても、相手がたくさん話しをしてくれるとうれしいものです。

わたしがクライエント側の場合、コーチやカウンセラーにわたし自身の物語をたくさん話したらどんな風に気持ちが変化したか思い出してみました。

•うれしい。
•たのしいことをたくさん思い出してワクワクする。
•変に思われそうな考えを受け止めてくれてほっとした。
•抑えていた気持ちを思い出した。
•自分の/身の回りの人のいいところを思い出した。
•誰にも言えなかった胸の内を知っている人がいて安心する。
•孤独じゃなくなる。
•やる気が出る。
•気疲れが減る。

話しをする相手は、家族や友だちじゃダメなんだろうか?
改めて考えてみたけど、話せることと話せないことがある。それは今の親密な関係をずっと続けていきたいと思っているから。カウンセラーやコーチのことをその場限りの関係と割り切っているわけではないけれど、プロだと思うと自然と普段口にできない思いを話すことができた。

最近のわたしの胸の内は「つかれたー!」ですね。工夫しながら家での生活をそれなりに楽しんでいましたが、好きなサウナや散歩に行けない寂しさが雪のようにしんしんと降り積もってきました。

こういうときは、胸の内を無視しないことも大事ですよ。家にいるのがうんざりしているんだな、旅行に行けなかったことがどうしたって残念なんだな、と受け止める。自分で受け止めきれない場合は、プロに話す。

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