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【Trading Viewインジケーター】最大5つの銘柄の相関係数を同時に比較!

この記事ではTrading Viewの独自プログラミング言語「Pineスクリプト」を使って作成したオリジナルのインジケーター「Correlation Coefficient 5(CC-5)」のプログラムについてご紹介します。

表示チャートに対して最大5銘柄を同時に比較できる

最大5つの銘柄を同時に比較

相関係数とは?
2つのデータ間にある線形関係の強さを測る指標。つまり、2つのデータがどの程度一緒に動いているか、連動しているかを表しています。
相関係数の値が+1に近いほど正の相関(同じ方向に連動)、-1に近いほど負の相関(反対方向に連動)があります。0に近い場合は相関性がないことを示します。
金融市場において各銘柄、通貨、指数が独立した値動きをしていることはなく、強弱はありますが必ず他の銘柄と相関、逆相関関係を示します。したがって、複数銘柄との関係性を理解できれば有利にトレードできる可能性が高くなります。

ご紹介するインジケーターは同じ画面に最大5銘柄の相関係数を表示させることができるインジケーター「CC-5」です。

Trading Viewに内蔵されている相関係数インジケーターは1つの銘柄しか比較できません。そのため、複数の銘柄を比較したい場合、つど設定しなおさなければならず、すごく非効率。そして、比較しにくい。。

しかし、CC-5は最大5銘柄の相関係数を同時に表示させることができます。


様々な銘柄の相関係数を確認できる

銘柄変更

CC-5では国内株式、海外株式、先物、FX、仮想通貨、指数など様々な銘柄、通貨の相関係数を確認することが可能です。

比較銘柄5つ(A~E)までを任意の銘柄に変更可能です。

インジケーターの設定画面から各比較銘柄をクリックすると、下のような検索画面が出てくるので比較したいシンボル名を検索して設定します。

様々な銘柄を比較できる

デフォルト値は「比較銘柄A:USDJPY」「比較銘柄B:EURUSD」「比較銘柄C:EURJPY」「比較銘柄D:GBPUSD」「比較銘柄E:GBPJPY」です。


比較する時間足も変更できる

時間足

インジケーターの設定画面から表示させる相関係数の時間足を変更することができます。
例えば、日足のチャートを表示させながら週足の相関係数を表示させるといった具合です。

時間足は以下から選択できます。

1分/3分/5分/15分/30分/45分/1時間/2時間/3時間/4時間/1日 /1週間/1カ月/表示チャートと同じ

デフォルトでは「表示チャートと同じ」が設定されています。

パラメーターも変更可能

パラメーター変更

パラメーターの設定画面から相関係数の算出に使用する期間の設定も変更することができます。

デフォルト値はTrading Viewに内蔵されている相関係数インジケーターと同じ「20」に設定しています。


表示・非表示もボタン1つ

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5つの相関係数ははそれぞれ表示・非表示に変更することができます。

例えば「一時的に1つだけ表示させたい」「2つの相関係数だけで比較したい」といったときにボタン一つで変更可能です。

変更方法は、インジケーターの設定ボタンをクリックすると設定画面が開きます。パラメーター上部の「ON/OFF」のチェックボックスで変更します。

デフォルトは相関係数Aのみ表示になっています。


Correlation Coefficient 5はこんな人にオススメ

・相関係数を使った分析精度を高めたい人

・一度に複数銘柄の相関係数を確認したい人

・相関係数、Security関数のPineスクリプト構造を知りたい人


購入前の注意事項・免責事項

・本インジケーターの利用に伴い、いかなる損失や損害などの被害が発生したとしても責任を負いかねます。投資、投機はいかなる場合においても自己責任です。

・本インジケーターの販売や二次配布等でのご使用は禁止いたします。

・本noteの販売価格の変更や配布の廃止は予告なく行うことがございますので、ご了承ください。

・有料内容にはPineスクリプトのプログラムを公開しています。インジケーターを導入するにはPCでの操作が必要となります。

Correlation Coefficient 5の導入方法

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