女の子

はいどうも~2回目の投稿です。卒論が終わりました。頑張りました。おめでとう。ありがとうございます。

今回はわたしがよく思う「女の子に生まれたこと」について

わたし、性別が女なんですけど中身があまり女っぽくありません。女っぽいというのはわたしの主観に基づく表現なのでよくないですね。客観的な特徴を挙げましょう。メイクに興味がありません。ある程度の年齢に達した女性のマナーかなと思って最低限のメイクはしますが、コスメも同様。プリクラもTikTokもあんまり好きじゃない。服は好きですが服自体が好きなだけでそれを着る自分にはあまり興味がなく、パーソナルカラーが云々とかエステだとか美肌だとかそういうのも興味なし。そういった類の、一般に多くの女性が好きだと言われているものにあまり興味が持てずに生きています。性格も少々がさつというか適当というか大雑把というか。こういう人、案外多いような気もしますが。

そういえば遡ってみると小学校の頃からTまごっちを持たず、ラブ&べRーもせずに過ごしていたことや、休み時間に女の子グループのお絵かきタイムに付いていけず一人図書館で本を読んでいたことなんかが思い出されます。いや、普通に友達もいましたけどね。ほんとですよ。

たまGっちやRブ&ベリーを持っていなかったり周りの女子と興味が合わなかったりして仲間に入れてもらえなかったという悲しい過去もありますが、今はもういい大人ですしメイクに興味がないから嫌われる、ということは(とりあえずわたしの周りでは)ありません。わたしの家族もそういった性別や周囲の環境・流行などに基づいた趣味趣向を強制するタイプではないので、女の子なんだから~といった言われ方もしません。なので、そのままでいいかなと思っています。女の子活動に興味がない女の子がいても。自然にメイクやネイルやそういうキラキラしたものに興味を持っている人を見るといいなぁと羨ましく思ったり、女というカテゴリの中での謎の劣等感を感じることもありますが、興味がないものはないのです。仕方ない。それをとやかく言わないでくれる人たちに囲まれているのは、本当にいい環境で育ったなあと思います。ありがたい話です。

ところが最近ひょんなことから「女の子なんだから化粧とかもっと興味持ちなさい」「ネイルとかエステとか行ってみればいいのに」といったド定番中のド定番のことを言われる場面がありました。びっくりしました。「女の子なんだから」ってほんとに言う人いるんだ!って思いました。前述の劣等感のようなものがムクムク湧きました。もしかしてメイクに興味がないわたしってやばいですか?とか思っちゃったりしました。言った人には悪気はないのでしょうし、別に私も気を悪くしたとかそういうわけではないのですが、「女に生まれたからにはやっていた方がよいとされること」「女だからこうあるべき」というヤツが世の中にはまだ確かに存在しているんだなぁと思いました。まあ考えてみれば当然で、わたしがずっとぬくぬくとした温室にいたから言われずに生きてこられたというだけなのでしょうが。今までにも同じことを思って、でもわたしには伝えずにぐっと飲みこんでくれていた人がたくさんいたのかもしれません。

わたしはかなり頑固で意固地なタイプなので言われたときも「別に嫌ってわけじゃなくて単に興味がないからやらないんですよ~ヘラヘラ」みたいな返し方をしてしまいましたが、落ち着いて考えるとたしかにやってみてもいいのかな~とも思います。何事もチャレンジ、もしかしたらその後ハマるかもしれないですし。「頑張って興味を持つ」って、なんだかあほくさいというか虚しいことのような気もしてしまうんですけどね。

書いているうちに何が言いたいんだかわからなくなってきました。とりあえずおそらくわたしが当初言いたかったのは、「わたしには女の子らしくない面もあるが、それを否定しないでくれ」といった感じだったように思います。うんうん。ただし女の子らしくないことに逆に誇りを持ち始めるとただの厄介な人になってしまいそうなので、変に意固地にならずに自然体でいたいですね。

とりあえず、春からの新しい環境に「女の子」を過剰に要求してくる人がいなければいいなぁ、と思います。なんとなく嫌な終わり方になっちゃったな。残念。

おわり

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追記 2020/2/11

書いているうちに着地点を見失ってしまったのですが、数日経って何度か自分の記事を読み返すうちに言いたかったことがわかってきたので追記しておきます。

この記事では「女の子力の有無」という具体例に焦点を当てて話を進めていますが、おそらくわたしがしたかったのは「人と違う点をどう受け止めるか」という話です。

わたしの場合は人と違う点の1つが"歳を重ねてもお化粧に興味を持てなかったこと"でしたが、皆さんいろいろあることでしょう、きっと。

外見的な話にしても内面的な話にしても、人と違うということを欠点として捉えるのか、それとも個性として捉えた上で上手く付き合っていくのかによって自分の人生の見え方はかなり大きく変わるような気がします。同じように他人に対する接し方もよく考えないと、思わぬところで人の人生に影を落とす無神経人間になってしまいそうですね。うーん気をつけよう…。

今度こそ本当におわり。

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