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818杯目:【子育て】バカとはどういうことなのか?

今も昔も子供が最初に覚える憎まれ口、使ってほしくないと思う『バカ』という言葉。

昔から、『他人をバカと言う人は自分もバカだから言うんだからね!』などとなるべく使わないように防御しますが、一向に止まらないバカという言葉。

『バカ』って、言った人と言われた人の温度差がありすぎる不思議な言葉ですね。
言われた方は場合によっては一生忘れられない事だったりするけど、言った方はすっかり忘れているみたいな…

『バカ』と言うのは、他人をなじるのは良くないと言う意味で言うのをやめなさい!と言っていたけど、もしかしたらその温度差があまりにも大きい危険な言葉だから言ってはいけないのかもしれません。
今、noteを書いていてふと思いました。

子供が小さい時の話はそのくらいにして、現在大学生になった子供に対しての『バカ』にまつわる話を書きたいと思います。

先日、その子供が右手首を骨折してしまいました。

右手はしばらく安静とのことで、しばらくは利き腕とは逆の左手での生活になります。
もちろん何かと不便だと思うし本人の辛い気持ちもよく分かります。

ここで、昨日noteに書いた『プラス思考』も絡んでくるのですが、

その子供が、『お父さん、ドア開けて!』とドアの外から声が聞こえてきました。
左手に物を持っていたので、手が使えずドアを開けられなかったそうです。

自分はドアを開けながら、「まず、どうやったらドアが開けられるか考えないとバカになるぞ!」と言いました。

さっそく、前記したことと違うことしてるじゃないか!と思われそうですが、これはあくまでも大学生の子供相手の話なので誤解なさりませんように…f^_^;)

そしたら子供は「どうせ自分バカだから…」と笑いながら部屋に入ってきました。

あのね、バカっていうのは、考えた結果に対して言うんじゃなくて、考えないことに対して言うんだよ!

この手が塞がった状態で、どうにかしてドアを開けられないものか…って考えることが大切。
考えた末、たとえ方法を思い浮かばなくても、それに対して『バカ』とは言わないんだよ。

通学時、駅までの自転車、もちろん乗れないので駅まで車で送りました。
子供は車の助手席に乗り込むと、「シートベルトができない!」って言いました。

まだ時間に余裕があったので、「片手でシートベルトをする方法を考えてやってみな!」

普通なら、右手でバックルを掴み左手でベルトを伸ばしてカチッと何の意識をすることなく出来ていたものが出来ない。
そこで、日頃健康でいられる有り難さがわかると思う。

そして子供は考えた挙句、左手でベルトの根元を掴んで、バックルの受け手側に一直線じゃなく、遠回りさせて引っ張ることによってベルトをダブらせて保持しつつ、そこから左手をバックルまでスライドさせて、見事に!?装着したのです。
「出来たじゃないかー!!」
思いっきり手を叩いて祝福しちゃいました。

やっても出来なかったら、お父さんがシートベルトでもなんでもしてやる!
でも、どうやったら出来るか?とまずは考える癖と、日頃何でもなく出来てたことが実は健康だから出来ていたんだと言うことに気づいてくれればと思っています。

きっと、そうなると思います。

全治3週間、色々と不便だったり苦労すると思うけど、せっかくの機会!?だから、それを活かさないと、ただ怪我をして大変だったという事だけで終わってしまう。

完治後は、ちょっと考え方も変わるかもしれないよ。
感謝の気持ちとかも…

考えても出来ないことは、全力で父ちゃんはサポートします!

まず考えないと『バカ』になるも覚えといてね😊
考えた結果じゃなくて、考えないことを言うんだからね。

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。