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430杯目:【コラム】お金持ちの人を非難するのは勿体ない

日本人はお金の話をすると嫌がられますね。
意地汚いとか、お金に汚いとか。
そう言いながら、やはりお金がないと生活ができないので、お金を得るために必死にみんな働いています。

そしてお金持ちの人を良く言わない傾向があります。
時代劇を見ていても、『お主も悪よのー。』などと言い、袖の下からお金を出したり、とにかくお金は悪い物(者)の代名詞!?
社会で習った『士農工商』お金を扱う商人の位は一番下。
そんな風に、お金は何かと扱いが悪かったり下なのに、みんな欲しがっている。
この矛盾っていったい何なんでしょう?


お金がなくては生活が出来ないという社会の大原則があるんだから、お金やそれを扱う人、特に多くを扱う人を悪く言うってどうなんでしょう?
自分が欲しいもの(お金)をいっぱい持っているんだから、『すごいなー!』と尊敬があっても良いような気がしますが。
でもなぜか悪く言うんだよねー。

それでは、なぜお金持ちの人のことを悪く言うのでしょう?
自分が思うには、一言で言えば僻みですかね。
喉から出るほど欲しいお金をたくさん持っているから、僻んで悪く言ってしまう。
でも、考えてみると、お金持ちの人は、たくさんの税金を払っているのだから感謝しても良いような気はする。

特に公共の場所を使っている時にそう思います。
今は昔と違って、公共施設もおしゃれだったり綺麗だったりで素敵ですよね。
ウチの近くの運動公園にある外トイレの便座が冬は暖かいんです。
県庁には地上100メートルの展望台があり、眺めはとても良く夜景も綺麗。
その上、夏は涼しく冬は暖かく、フリーWi-Fiが通っていて電源が使えて、スタバにも負けないくらいのオシャレな空間の展望台。
これが全て無料で利用できる。

公共施設を利用する時、『俺たちの税金だから。』とか、我が物顔で言う人がいます。
確かにそうかもしれませんが、そういう人には、『あなたの税金はこの中の何分の1?』とツッコミたくなります。

ここから自分に関して言えば、確かに自分の税金が入っているかもしれないけど、自分の納税額では、とてもとてもこんな素敵な施設やサービスにはならないな(笑笑)
納税額の多い人がいるからこういう立派な公共施設が出来るのです。
だから、無料でこれだけの設備が利用できるんだから、納税額の多い人、即ちお金持ちの人には感謝しなければならないと思います。
お金持ちの人を非難している場合じゃないってf^_^;

それなら非難して足を引っ張るのなら、それよりも応援してお金持ちの人にもっとお金を気分良く稼いでもらって、回り回って自分たちがお得な思いした方が良いんじゃないの!?って思ったりします。

#コラム #エッセイ #お金 #汚い #公共施設 #税金 #僻み #お金持ち

貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。