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コロナ“下”の秋葉原は未来の夢を見ているのか②

   通勤電車の乗車率で、動き出した日常を噛み締めている瑞彩です。皆さん元気にお過ごしですか?
  緊急事態宣言が解かれ、様々な制約はあるけれど、折角ならば行きたい所がありました。そう。 愛すべきカルチャータウン秋葉原です。

https://note.com/zuisai/n/ncb8ed6e21051前回の記事“サイレント・AKIBA”はこちら!

・駆けつけ一杯 
  

  そもそもゴミ捨てのため早朝に起床していた私には今日、秋葉原でやりたい事が明確に、ハッキリと決まっていました。キチッと身なりを整え、財布を確認しいざ目的地へ!
  到着時刻は午後13時、天気は快晴思うは夏の入り口か。背中に汗を感じつつ、たどり着いたるは…。

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  肉汁ラーメンです!
  何て攻撃的なネーミングでしょうけしからんですね。背脂の浮いたしっかり塩辛い魚介豚骨スープに、甘辛く味付けされた豚バラの衣揚げが導入されて、もうさ、完璧ですよ。豚バラに衣付けて揚げるんですよ?信じられますか?麺がキリッと冷やしてあるのも高得点。

  ご馳走様でした。久しぶりの外食ラーメン、胃に染み渡るとはこの事ですよ…。

  そして地味に嬉しかったのが、前回閉鎖されていた自販機カフェと美少女プラモデルの雄、コトブキヤの復活でした。ボークスは開いていたからね、こうじゃないと。

  個人的に秋葉原を歩く時、最も注意すべきは画商の女性ハンターでもツーマンセルの「アナタ今幸せデスカ?」でも無く、今にも開かんとする財布の紐。しっかり手綱を握り物欲をコントロール。私は人間理性の動物。

・濃いのはラーメンだけではない

 帰って来た“趣味”な人々

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  「メイド喫茶いかがですか~?」と可愛らしい声でオタクの心を揺さぶる、アキバ名物メイドさん達も無事帰還。お帰りなさい。

  とは言えまだまだ人通りが少なく見える?正解です。ですが、今この瞬間の秋葉原を闊歩するプライベートな人達は、ある意味洗練された玄人達です。観光客で溢れ、多数の言語が飛び交う時代よりもちょびっと前の、濃いーーー時代の光景。

  私の大好きな時代。

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  ここら辺は濃いというかタフですね…。メイドに踏んでもらうご主人様ってどうなんだ?

・明日に向けて

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  以前お邪魔したメイド喫茶にて。彼女は今年大学新入生なのですが、入学式もなく、きっと夏休みもなく六月から授業なのだそう。

  きっと彼女の様な人が沢山、この街で働いているんだと思います。動き出した時間に置いて行かれまいと。日常を生きるために。

  緊急事態宣言が解除され元の活気を取り戻しつつある秋葉原。けれどシャッターは上がらず、その歴史に幕を引いた店舗も少なからず見受けられました。政府の引いたガイドラインと客の安全を考え、まだ自主的に休業を続けるテナントもありました。

  しかし、ショーケースのフィギュアを見詰める少年の表情やパソコンのジャンクパーツを選ぶ青年、同人誌を吟味するスーツ姿の女性の表情は真剣で、活気に溢れ、何より楽しそうでした。

  この笑顔と物欲をエネルギーに変えて、秋葉原はいよいよ目覚めます。より高く、よりディープに。 



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    あれ?気が付いたら家にこんなのが…。
























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