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「東京オリンピックと荒神さんと慰霊」


東京オリンピックを盛り上げる東京都の事業として 、7/16に東京の代々木公園に巨大な現代アートの人の顔が現れたことに驚き、よくよく知ってみるとふと思うことがありました。

この巨大アートの作者が「荒神」さんという名字の方でした。

荒神は、日本の古来の火の神様で、荒れる神と書くことから、強い神様=鬼とも呼ばれています。

平安時代の神道の達人であった、吉田兼俱は「天の神を神と言い、地の神を祇と言い、人の神を鬼と言う」という言葉を残しています。

なので、荒神さんは、鬼=人の神=成仏できていない仏様と言えると思いました。

鬼滅の刃の中で、鬼になってしまう人は、とても優しく、正義感あふれる人が、人から裏切られたり、可哀想な目にあってしまい、鬼になっていました。

東京オリンピックの始まるこの時期に、荒神さん=鬼が作った、巨大アートが、オリンピックスタジアムのすぐ横の代々木公園の上空に現れたのは、無念を残してなくなった霊が「無観客となったが、見えない存在は東京オリンピックを観ているよ」というメッセージなのではないかと感じました。

古代のオリンピックの歴史は、戦争で亡くなった霊を慰めるために始まったそうなので、今回の東京オリンピックもオリンピックの原点に還り、今回のコロナ禍で亡くなった人の慰霊やコロナ禍を鎮めてもらうように見えない存在に心から祈る機会になってほしいと思いました。

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