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北海道出張記録(仁木-余市-小樽)前編

先日、北海道仁木町にある友人のお寺を訪ねる機会がありました。
用事だけ済ませて帰るのも味気ないし、仁木町、余市町あたりは、私の住んでいる南アルプス市と農産物(ぶどう・さくらんぼ・桃)が似ており、かつ最近はワインの産地としても有名になってきたということで、友人に頼んで色々と案内してもらいました。

自分の振り返りのためと見て感じたことをシェアするために記録しておきます。

山梨から北海道へ

山梨から北海道へというと、車で羽田空港へ行って各空港へという経路がポピュラーだと思いますが、南アルプス市と周辺市町村にお住まいの方には、断然松本空港をお勧めします。

メリット

・近い
私の自宅(南アルプス市IC近く)から松本空港までは、スムーズに行けば1時間強で到着します。

・乗るまでが楽
駐車場から歩いてすぐ空港にアクセスできて、保安検査も混雑することなくストレスなくパスすることができます。

デメリット

・早めの予約が必要
小型機なので席数が少なく、早めに予約しないと席の確保ができないことも多いです。

・空港で時間を潰す場所がほぼない
小規模な空港なので、フライトが延びたりしたときに時間を潰す場所がほぼないです。今回は、機体検査のため1時間30分ほど待ちました。

といったところが個人的な感想です。
便としては、福岡、神戸、札幌行きがありますが、本数も少ないので旅程によっては時間の融通が効かないので使いづらさはありますが、タイミング合う便があれば圧倒的に楽ですね。今までは個人で利用することが多かったですが、子ども連れだったりすると尚更楽だろうと思います。


仁木へ

仁木町へは新千歳駅から快速エアポートに乗って小樽へ行きそこから函館線に乗り換え、所要時間はおよそ2時間くらい。
函館線は車輌数も少なくワンマン運転。仁木駅に着くと無人駅で、ずいぶん荒れてきている印象。聞くと2030年の北海道新幹線の札幌延伸を期に廃線になるとのこと。

駅を出ると桜が咲いていてテンション上がるw

駅から目的のお寺までの道を歩くと、北海道らしい長くどこまでも続きそうな道路と所々に広がる畑が印象的。
盆地暮らしの私からすると、圧倒的に広い空にテンションが上がります。

目的のお寺に到着し、要件を済ます。

余市駅前へ

用事が終わるとちょうど夕食時。
余市駅前に移動して、あらかじめ予約してもらっていたお店へ。

フルコースディナーでも値段がリーズナブルかつとても美味しかったです。
もちろん、地元余市周辺のワインが置いてあり、料理と一緒に美味しくいただきました。余市に来たらまた訪れたいと思うそんなお店でした。

ドメーヌ・イチ 蝦夷泡

ここのお店に限らず、最近余市では良いお店が少しずつ増えてきているとのこと。
おすすめのワインバーなどあったそうですが、閉店時間が早めだったり、私がいった日が定休日の店が多かったようで、行くことができず…。再訪せねばと誓いました。

一軒目のお店を出て、旧繁華街方面へあてもなく歩いてみる。
友人が「おすすめだけど多分入れないかも…」と言っている店にチャレンジしてみると、幸運なことに入れました。
串物中心の居酒屋さんだそうで、1軒目でしっかり食べてしまったので、
軽く串ものと煮込みを注文。友人が「もしかしたら、ドメーヌタカヒコあるかも…」とのことだったので、ワインリストを開いてみると、地元のワイナリーのワインがリストに。タカヒコはありませんでしたが、平川ワイナリーのロゼを注文。

平川ワイナリー Second Vin Rosé テール ド ヨイチ Terre de Yoichi 

立派なワイングラスと共にワインが登場しましたw
居酒屋でこのワイングラス出すのさすが余市!と思いましたが、余市町はワイングラスメーカの「リーデル・ジャパン」と包括連携協定を結んでいるんですね。

若い市長が旗を振って、町としてワイン産業を盛り上げていこうという意気込みが感じられました。(スナックの入り口にも「余市ワイン飲めます!」とのぼりが立っていましたw)

串焼き、煮込みもとても美味しく、ワインも一緒に美味しくいただきました。
後で調べたらこちらの店、ミシュランのビブグルマンに掲載されたお店とのことでした。普段は、予約必須でなかなか入れないとのこと。持ってる俺。

2軒目出ると22時過ぎ。もう一軒と思いきや移動の疲れもあってかここでホテルへ。

ホテルは余市駅前のこちら。チェックイン時に朝食用にと1軒目に行ったMareBluさんのベーグルをいただきました。(店に行く前にチェックインはしてた)

「ワインを楽しむホテル」とのキャッチフレーズですが、1階のレストランが定休日で行くことができず。持ってない俺。再訪せねば。

部屋の内装はこんな感じ。

廊下にはワインにちなんだ展示物も

自分で宿をオープンしてから、ホテルに泊まると隅から隅まで写真を撮るようになりました。たくさん撮りましたがこのくらいで。
元は保険会社のビル、その前は塾だったビルだそうで、おしゃれにリノベされていますが、所々その名残のような箇所も見られました。



しかし、自分でやってみてわかりますが、普通のテナントビルをこれだけのホテルにするのは大変だっただろうなと勝手にさまざまな苦労を想像しながら宿泊しました。

1日目所感

仁木・余市共に広大な畑が広がるとても良い景観が印象的でした。
余市駅前、旧繁華街は寂れた感じは否めませんが、ここ数年で良いお店が少しずつオープンしているようで、ワイン文化の盛り上がりと共に今後も楽しみな街です。
課題としては、駅周辺の宿泊施設が少ない(というか駅近だとLOOP一択)ことでしょうか。
周辺の盛り上がりと共に個性的な宿や気軽に泊まれるオシャレなビジホができてくるといいなと思いました。

続く(次回は、朝の周辺散歩とワイナリー見学など)


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