労働基準法とは?「どんな法律」なのかイメージをつかむ!
こんにちはORはじめまして。普及活動に精を出し始めたIT社労士のズコです(パチパチ👏)労働基準法を習ったことがありますか?法学部でない限り、ほとんどの人が学校で習わずに社会に出ると思います。
会社で働けば自分の身を守ってくれる法律を知らずにいるって、社労士として言わせてもらうと「もったいない」ことなんですよ。
労働基準法を知っていると、何がいけないことなのか?を知ることができます。ブラック企業にいる人の中には、「ブラックの感覚になれすぎていてNGなことを当たり前だと思って過ごしてる」人がいます。
ちょっと待ってください、その感覚、こわい……。
ブラック企業に飲まれる前に!
心と体の健康のために、労働基準法を紐解いていきましょう。
労働基準法とは
労働基準法とは「仕事をする上での最低基準を定めた」法律です。給料や休憩など、最低限ここはこうしてくださいと労働基準法でルールが決められています。
給料の支払い方法、労働時間、残業、休日、深夜労働、割増賃金、解雇予告、期間の定めのある労働契約、有給休暇や就業規則などが労働基準法に規定されています。
基本のキ!労働基準法ってこんな法律。
出ました、落書き。
スマホだと見づらいですねー。改良の余地ありまくりっと_φ(・_・
労働者というとカタイんで社員にしましょう。社員って言いたいことをガンガン会社に言えます?有給欲しいってグイグイ言ってますか?育休取るとき、気遣いませんか?
社員と会社って「対等」ですか?はい、とは言いにくいですよね。
残念ながら、現実問題、社員は立場が弱い!!!
この前提を踏まえて、仕事にまつわる基本的なルールを決めたものが「労働基準法」です。
労働基準法を知ること
労働基準法は、立場が弱い人を守るために作られています。この法を知ることは、大きな武器になり、自分の身を守る盾になります。
実際、ブラック企業から逃亡したときにめちゃくちゃ役に立ちました。社労士目指してない方が覚える必要はないと思いますが、知ってて損はしませんよ。
知る=身を守る力を手に入れる
なんとなく労働基準法のイメージが湧きましたか?法を理解するには、この法が「なんのために•誰のために」作られたのかを考えると理解しやすいです。
法律がまずはどんなものか?簡単にイメージしてもらったと思いますので、次回の記事で解説をしていきます。
今回はここまで。
次回からこの内容をお届け!
▶︎労働基準法とは
▶︎基本のコトバ解説(労働者と使用者って?)
▶︎賃金
▶︎労使協定
▶︎休業手当
▶︎労働時間
▶︎休日
▶︎フレックスや高プロって?
▶︎有休
▶︎未成年•妊婦さん
▶︎就業規則
有期労働契約はバックれ!シリーズ1回目でやったからいいかな。
余談
どうしてこういう記事(バックれ!やこの記事)を書き始めたのかというと、純粋にみなさんに知ってもらいたいからです。
▷ブラックから命からがら逃げてうつ病になったけど、今こうして開業してるやつがいるということ。
▷戦う道もあるということ。
▷戦ってくれる特定社労士がいるということ。
▷法を身近なものとして、理解してもらいたい。それが身を守ってくれるということ。
そんな思いから始めています。
契約書を上司のデスクに置いて逃げろと、啓蒙してるわけではありません。あの時のわたしにはそれが精一杯だったけれど、いまなら特定社労士に面談に立ち会ってもらうという選択をします。
そういう選択の数を増やすことも、わたしの仕事だと思っています。
次回はコチラ!
ここまでお読みいただきありがとうございます。次回もぜひお会いしましょう。
ズコ
社会保険をもっと身近に。会社で働く人には必須の知識を「わかりやすく」たくさんの人に知ってもらうために活動しています。みなさんのサポートが、わたしのエネルギーです❤️