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心が折れてきた(怠けてきた)ので、OKRでやる気を出すために調べたことをメモする

毎月、じぶんリリースノートを書いている。

すべて目標達成できたことはない。しかも、達成したとしても達成感がなく、怠けてきていることがわかる。

状況改善のため、自分のモチベーションをあげるような目標設定をしたいと思い始めた。

そこで、巷で有名だが、なんとなくの理解しかなかったOKRを目標設定に導入しようと考えた。この記事では、OKRについて調べたことをメモしていく。

自分用のメモのため、間違い等あったらごめんなさい。
(間違い等に気づいた方は、コメントいただけると助かります。)

参考にさせていただいた資料

参照したURLや本。

本記事は、自分の目線で解釈した内容の(バイアスがかかっている)ため、ちゃんとOKRを腹落ちさせたいなら、以下の資料を見ることを推奨する。

OKRが生まれた背景

OKRObjectives and Key Results)は、「目標と成果指標」という意味合い。

目標を定めて取り組むと、パフォーマンス改善が見られた
目標の難易度を上げて、明確なゴールを設定すると、達成にむけてのエンゲージメント(思い入れ / やる気)が一層向上する

といった研究結果により、難易度の高い目標を掲げて進捗状況を確認する方法として生まれたのがOKR。

OKRの基本

OKRは以下のような構成となっている。

O   ・・・ 定性的な目標(一定期間のゴールを定める
KR ・・・ 定量的な結果(結果であり、「〜する」のようなタスクではない

人は納得した目標を目指すと、高い実績が上げられるという研究結果が出ている。心を疲弊させず、モチベーションを上げてOKRを達成するためには、以下が基本となる。

【OKRの基本】
・優先順位をつけること
 →ゴール(やりたいこと)はたくさんあるから選ぶのは難しいが、
  優先順位はつけられる

 →重要度が高いことを優先する

・やり遂げるためのプランがある
 →意志力だけでは燃え尽きてしまう
 →定期的に目標達成の意義を思い起こさせるような施策が必要
  →定期的な振り返り、お祝いなど

・定性的かつ鼓舞するような目標とする
 →自分の気持ちを奮い立たせるような言葉にする

・時間的な縛りを作る
 →1ヶ月、四半期といった期間で実現できるものとする
 →1年以上かかるような目標は、戦略・ミッションとするべき

・繰り返し挑戦する(ストレッチゴールを見極める)
 →楽すぎる、厳しすぎる目標は形骸化する
 →達成度60~70%がとなるストレッチゴールを見つけるため、
  繰り返し挑戦する

余談だが、組織でOKRが導入される際には、以下が重要と言及されている。

【組織のOKRを導入する上で重要なポイント】
・認識の統一
 →組織として何が重要かを理解、各自の課題と組織の目標を紐付ける

・規律と優先順位
 →目標や成果指標に全員で合意すると、理性的な意見を出しやすくなる
 →合意していない場合、異を唱えるのが難しい(心理的安全性の欠如)

・コミュニケーション
 →組織内で目標と成果指標を公開、すべてのメンバーに周知する
  →透明性を上げ、優先順位に従った行動を取りやすくする

目標(O)・成果指標(KR)を設定する

参考にしたURLや本には、OKRを設定する上でのアンチパターンを含めて記載されていた。自分が大事だと思ったポイントを抜粋する。

【目標(O)設定】
・目標が達成されたかどうか、客観的に見て明らかであること
 →悪い例「市場での地位を維持する」「X を継続する」
 →良い例「山を登る」「パイを 5 つ食べる」「Y という機能を実装する」

【成果指標(KR)設定】
・1つの目標につき、成果指標を 3個ほど設定する

・行動ではなく、行動の成果を定義する
 →悪い例「勉強会に参加する」(行動の定義)
 →良い例「M/Dまでに勉強会のレポートを公開する」(成果の定義)

・自信度をつける(KRのスイートスポットを見つける)
 →KRに自信度を01~10で評価し、KR(もしくはO)が最適か見極める
  →自信度[01]    ・・・ 無理(ゴール設定が高すぎる)
  →自信度[05〜06]   ・・・ ちょっと難しいけど、達成できるかも(適正)
  →自信度[10]    ・・・ 楽すぎ(ゴール設定が低すぎる)

評価

GoogleがOKRスコアカードを公開している。

以下の評価例の通り、
実態をしっかり反映する
評価方法を一貫させる
ことが重要なポイントと解釈。

OKRの評価から引用
成果指標が「新しいウィジェットのマーケティング キャンペーンを開始する」だった場合、最終的な結果は「開始したかどうか」なので得点は 0 か 1 のどちらかになります。一方、成果指標が「6 つの新機能をリリースする」であれば、3 つだけリリースできた場合の OKR は 0.5 と評価されます。

科学的ではないかもしれませんが、重要なのは実態をしっかり反映しているかどうか、そして何よりも評価方法に一貫性があるかどうかです。

実行の習慣化

OKRは設定と評価だけを繰り返すと、中だるみ→形骸化を招いてしまう。
習慣化(リズム化)する必要がある。

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法の「OKRの実行を習慣にする」を参考に、自分なりに最適化、以下のような習慣化を試みる。

【月曜のコミットメント】
OKRの進捗チェック。就業時間を除いた時間から何を優先して着手すると効率的にKRが達成できるかを確認する。

【連休前(通常は土曜)のコミットメント】
OKRの進捗チェック。休日はまとまった時間が取れるため、平日に効率的に着手できなかったようなことに着手できるか、KRが達成できるかを確認する。

おわり

色々な記事が公開されていたため、理解が捗り助かった。

最初は、ストレッチゴールの設定に躓くと思うが、繰り返し挑戦することで精度を上げていきたいと思う。

そして何より、「怠けず・楽しく」をモットーに、目標達成していきたい。

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