カニのくだり(インタビューの合間のどうでもいい会話のその一部)
●いつごろ:2016年の冬くらい
●登場人物:小林くん(フリーペーパーを兄と一緒に作っている。男性)、ナカノさん(様々なところへよく出張しているライター。女性)、づちゃん(わたしです)
●文字起こしをした意味:まったくない
●ためになるか:まったくならない
小林くん:でもね、やっぱね、カニを着る辺はやっぱりバグってると思うよ。
ナカノさん:バグってないよ!!
ーーなにそれ
小林くん:カニをよく着てるの。カニの模様が入ったやつ。
ナカノさん:H&M。カワイイじゃん。
ーーカニってかわいくない?
ナカノさん:カニね。
ーーあっでもなんか和柄っぽさある。
小林くん:それね。
ーーてか最近さ、ふと気づいたけどさ…。昔はカニは横にしか歩けないみたいの知ってたけど、最近ふと思い出したときに「そうだった!!」ってすごく思って、カニに対して新たな気持ちで向き合いはじめてる。
小林くん:それは…わすれてたの?
ーーわすれてた。
ナカノさん:でもわかるそれ。カニとの関わりみたいな。
小林くん:ほぉ〜。
ーー感じるよね、カニとの関わりは。
ナカノさん:あるわ〜。
小林くん:あるんだ(笑)。どゆこと?前に歩くかもっていうのを多少は考えちゃうみたいな…?
ーー動くことを考えていなかったっていうか、カニの動きに対してあんまり思いをめぐらしてなかったっていうか。カニの動きのことをわすれちゃうんだよ、一回。
小さい頃はあんなに「カニは横に歩く」って知ってたのに。子供の頃の常識って何度でも塗り替えられるんだなって思うんだよ〜。
ナカノさん:わかる。
ーーカニなどを通して。
ナカノさん:カニなど。
小林くん:…? テレビとかでみて「あっカニは横に歩くんだ」てきな?
ーーいや、ふとだよね。
小林くん:ふと…!?
ナカノさん:あるたまに、それ!わかる!
小林くん:まてまてまて!そこ全然…カニの……まったくそこにカニの要素がないのにカニが…!?…スッってカニが来る…?
ーー来るんだよ。
ナカノさん:ふと。
小林くん:ふと!?まじ…?なにか別なことを考えてても、順序があってカニになることはあるかもだけど、「ふっとカニ」にはならないよね!?
ーーカニがしゃかしゃかと泥とかを食べたりする姿なんかも想像してちょっと癒されたりするんだよね…。かわいい生き物のこととかを考えるとニコニコしながら帰宅したりはする…。
ナカノさん:想像力ゆたか。
小林くん:家じゃねえかよ!(?)
ナカノさん:あのさぁ、あれみた?パンダのやつ。中国でパンダの赤ちゃんが生まれたってやつ。
小林くん:これはちょっと…かわいすぎるなぁ。アニメの世界じゃん…。
ーー目が虚空じゃん…ぐっとくるね…。
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