report@修善寺 "Hostel knot"

(report@修善寺は、最終回をお送りいたします。
と思いましたが、私の回想も入ってしまいましたので、
次回が最終とします)

前回のレポートはこちら▼

夜、ちょっとひとくち飲みながら、
"Hostel knot"の誕生秘話をお聞きした。

代表の山本涼平さん。
ニュージーランドでワーキングホリデーに行き、ゲストハウスに泊まりながら旅をしていたそう。
そこで、ゲストハウスと出逢う。
(ゲストハウスとは...、キッチン・トイレ・バスは共同。相部屋でその日に止まる旅人同士で泊まる。旅に資金をあまりかけたくないバックパッカーに愛されている宿...といったもの)
それぞれのバックグラウンドの違う国の者同士が一緒に寝泊まりする。
生き方や価値観、将来やりたいことなど語り合う時間。
その経験のなかで、自分の人生に新しい風が吹いたとの事。

今度は自分が、そのようなきっかけの場になれたらと言う思いがあり、ゲストハウスを創ろうと思い立った。
そこから..約一年...一切業者を入れず、素人の自分たちで創り上げた。
業者にお願いしていたら、それは早く出来上がるだろうが資金もかかる...。
だからこそ、自分達でやりたかったそう。

知り合いの知り合いなど、色々な方々が手伝いに来てくれた。
壁の漆喰なども、自分たちの有志の仲間で創り上げた。
彼らの中には、出先の壁を見ては(これは漆喰だ)と思うものも現れたり、
おめめが職人のようになり、「あの壁、もう一回やらせて!!」と言って来るものなども出て来るくらい。。。(ヤイヤイ、それはできないよ...汗)

愛に溢れた方々が集まる。。。
嬉しい限りですね。

相方のきむさん。
彼は、山本さんの後輩だとか。
きむさんも世界一周などの数々の一人旅の経験を経て、
"いつかは自分で出逢いの素敵さを見つけられる場所を作りたい"
と思うようになった。

そんな想いが意気投合したそう。

実は私も、2009〜2011まで、オーストラリアへワーキングホリデーをしていた。今思えば、なんとも言えない人生の時間を過ごしていたなと、思い出される。彼らのゲストハウスに対する想いを聞いているうち、自分もゲストハウスに滞在していたことが蘇って来た。

それは、オーストラリアのQueensland、AYRという場所。
そこは、セカンドのワーキングホリデービザの取得のため、
農場など国の第一産業などに準ずる仕事をしたら、もう一年滞在して良いですよと言うビザの申請資格がもらえるワーカーの集うゲストハウス(ホステル)だった。
※くどい説明...ご了承あれ。

同じ空間に寝泊まりする、シェアハウスのようなもの。
そして、そこから皆、それぞれの職場に出かけて帰って来る。
そう、おうち。大家族♪
総人数100名近くの大所帯...といった感じ。

それこそ、それぞれのバックグランドの違うもの同士が寝起きを共にする。
(なんで、食器洗ってないの?)
(なんで、鍋があるのにザルはとなりの塔にあるの?)
(どうして、トイレットペーパーなくなっているのに補充してないの?)
などなど...謎なことが多すぎ。。。

だけど、毎晩たわいのない会話をしたり、
このあとどうする?と言う話やら、
ビールは絶対だ!笑とか、
それぞれの文化の違いを楽しんだり、
時には、SUSHI party・BBQ partyなども開いて、
その場にいる人たちだけの空間を共有した。
なんとも、特別感のある時間だった。
あ〜楽しかったな。

思い出深いのは、
ファイヤーダンスを魅せてくれたり、
ギターを弾いてくれ一緒に歌ったり、
美容師の免許を持っている子に青空の下で髪の毛を切ってもらったり
カラーしたり、ライン入れたり...。
とにかく仕事に髪型は関係なかったので、髪型で遊んだ。
(日本では保育士をしていたので、髪型で遊ぶことはできなかったのだ)
楽しみと言ったら、このぐらいだったしね...。

おっとおっと...
話がそれましたね汗

そして、私の質問攻めが続くのでした。


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