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山根星子さんの「Live Music Cinema」について、書いてみる。

山根星子さんが何者なのか……は、あとに紹介するとして、まずは「Live Music Cinema」について。

Youtubeに山根さんのチャンネルがあり、約1年前から始まったプロジェクトです。


(著作権切れの)無声映画に、生演奏をあてて同時に流します。
即興のサウンドトラックですね。
山根さんは、クラシックのバイオリン奏者です。

最初の動画は、2020年7月2日公開の「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」です。
生演奏と書きましたが、バイオリンの音をループでどんどん重ねていくので、結果多重演奏となります。

現在、50本以上あります。

100年前のパンデミックを引き起こしたスペイン風邪、そして現在のパンデミックのCOVID−19
100年前の映画が、現在の山根さんの音とのコラボとあわさると、映画自体が100年前のYoutubeのようにみえて、不思議な感覚。


さて、山根星子さん。
実はWikipediaにも項目があります。

2006年にベルリンに移住して現在もベルリン在住。
最初の目的はクラシックの勉強でしたが、なんか色々刺激受けまして、なんと2011年にとあるロックバンドの正式メンバーとして加入します。

そのバンドは1968年に結成した、




Tangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)。

ロックバンドというよりは、電子音楽、現代音楽グループといったほうがいいかも知れませんが、なにしろ多ジャンルに渡るので。

結成当初のオリジナルメンバーで中心人物のエドガー・フローゼは2015年に逝去し、解散も噂されましたが、現在も活動中。
2020年には、来日公演の予定でした(新型コロナの影響で中止になってしまった)。

山根さんが参加した最初のアルバムは「Edgar Allan Poe's The Island Of The Fay 」(2011年作成)。


山根さんがベルリンに移住してタンジェリン・ドリームに加入する経緯などについて語ったインタビュー記事もあります。
山根さん、パワフルですごいわ。

ところで、山根さんのYoutubeチャンネルですが、2021年10月15日現在のチャンネル登録者数が約700人
………いや、もっと知れ渡ってもいいんじゃない?

では。

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