見出し画像

ドミノで遊ぶ1人用ゲームを紹介してみる[0:2]〜番外編:『ドミノ』の可能性を考えて、1年間書いてみる。

ドミノの1人遊び。引き続き「Domino-Play.com」に書かれている遊び方から、いくつか紹介します。

Patience(忍耐)

ゲームの準備:
◆タイルを全て裏にして、よく混ぜます。
◆左からタイルを1枚、2枚、…7枚と三角形状に並べます。
◆それぞれの列の1番下のタイルを表にします。
【注意】:タイルを表向きにするときは、上下の向きを変えないようにタイルを返してください。

画像1

上のようにドミノのタイルを配置します。

ゲームの遊び方:
◆それぞれの列で、表になっている1番下のタイルのなかで、同じ数字でつなげることができるタイルがあれば、動かしてつなげることができます(ただし、タイルの上下を変えてはいけません)。
◆動かしたタイルのあった列で、タイルが全て裏向きになっている場合は、1番下のタイルを表向きにします。
◆動かしたタイルのあった列で、タイルが1つもなくなっている場合は、その他の列で1番下にある表向きのタイルをその空きへ移動することができます。

画像2

【タイルの動かし方の例】
1番左の列は空いているので、左から2番目にある[1:6]のタイルを動かし、[1:6]の上にあった裏向きのタイルを表に返します。
ちなみに、左から3番目の列・一番右の列のように、同じ数字が向き合うようにタイルをつなげていきます。

ゲームの終了:
◆全てのタイルを表向きにできると、あなたの勝ちです。

画像3

ゲームの経過の例ですが、実はこれ以上タイルを裏返せるようにできなくなってしまったので、これは負けの例になります(涙)。
【感想】
見た目は、ソリティアの代表的ゲーム「クロンダイク」によく似ています。
実はトランプのソリティアにも、「Pacience」と同じ名前の遊び方があるそうです。

Buccaneer(海賊)

ゲームの準備:
◆タイルを全て裏にして、よく混ぜます。
◆左から7列、それぞれタイルを4枚裏向きで積みます。
◆それぞれの列の1番上のタイルを表にします。

画像4


ゲームの遊び方:
◆それぞれの列で、表になっている1番上のタイルのなかで、同じ数字の書かれているタイルがあれば、そこへ動かして重ねることができます。
◆動かしたタイルのあった列で、1番上のタイルが裏向きになっている場合は、そのタイルを表向きにします。
◆動かしたタイルのあった列で、タイルが1つもなくなっている場合は、表向きのダブル(2つの数字とも同じタイル)であれば、その空きへ移動することができます。

画像5

【タイルの動かし方の例】
1番右の列のタイル[0:3]は、左から2番めの列[0:0]の上に置くことができます(2つとも「0」があるので)。
1番右の列はタイルがなくなったので、ダブルのタイルしか置けません。右から3番めの列に[4:4]のダブルがあるので、動かすことができます。

ゲームの終了:
◆全てのタイルを表向きにして、さらに、すべてのダブルタイルが列の1番下になるように置くと、あなたの勝ちです。

【感想】
「Patience」とよく似たルールです。
「Patience」のほうが、より強い(途中タイルの上下を変えてはいけない)縛りがあります。
「Buccaneer」はタイルを重ねていくので、重なった下のタイルをついつい確認したくなりますね(特に1番下に置いたダブルタイル)。

The Jubilee(祝祭)

ゲームの準備:
◆タイルを全て裏にして、よく混ぜます。
◆左からタイルを1枚、2枚、…7枚と重ねて置きます。
◆それぞれの列の1番上のタイルを表にします。

画像6

ゲームの遊び方:
◆それぞれの列で、表になっている1番上のタイルのなかで、同じ数字の書かれているタイルがあれば、そこへ動かして重ねることができます(【注意】:重ねて置けるタイルの数の上限は7枚です)。
◆動かしたタイルのあった列で、1番上のタイルが裏向きになっている場合は、そのタイルを表向きにします。
◆動かしたタイルのあった列で、タイルが1つもなくなっている場合は、表向きのダブル(2つの数字とも同じタイル)であれば、その空きへ移動することができます。

画像7

【タイルの動かし方の例】
1番右の列のタイル[3:3]は、ダブルのタイルなので1番左の列が空いているので、動かすことができます。

ゲームの終了:
◆全てのタイルを表向きにして、さらに、タイルを左から1枚、2枚…と下の写真のように積み重ねて並べると、あなたの勝ちです。

画像8

左から、6のダブル・5のダブル……0のダブルで、下から上へ片側の数字が1ずつ増えていくようにタイルを重ねていきます(上の写真はどのように積み重なっているのか、見えるように並べています)。
【感想】
「Patience」と「Buccaneer」を混合させて、さらに目標の並べ方もきっちり指定されています。
重ねて置けるタイルの枚数上限も、地味によく効いた縛りです。

重ねておかずに、下の写真のように(タテ7列×ヨコ7列の仮想盤面で)配置して遊ぶのもいいと思います。

画像9

まだある1人用ゲーム

今回は、同じ数字のあるタイルをつなげたり重ねたりするルールをもつソリティアを3つ紹介してみました。
まだ紹介していないゲームがありますので、全てではないですが、もう1記事書く予定でいます。

……というか、本編の準備がまだだったりします。
落とすかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?