【回想録】1年目の留学から帰国し日本で感じたこと
留学の期間を延ばす事を決めて語学学校などもフィレンツェにいる間に契約を済ませる。
2度目の学生ビザの取得ではあったが問題なく受け付けてもらう事ができた。
1年間日本を離れてみて何かが自分の中で変わっていた。
日本で生活をしていた時には気にならなかった事がとても気になるようになっている。
帰国して気になった事
・電気、照明が明る過ぎる
電車などに乗っていても眩しくてとても目が疲れてしまい思わずサングラスをかけてしまう。
建物の中、お店の中、公共交通機関、街灯、ネオン全てが明る過ぎ。。。
・スーパーの野菜売り場
全ての野菜の大きさや形が揃い過ぎていて不気味さを感じてしまう。。。
・化学調味料の後味が残る
日本にいた頃は好きで食べていたカップラーメンなどを食べた後、何か独特の後味が残ってしばらく消えない。
これは年々ひどくなってきて今ではあまり食べたいと思わなくなってしまった。。。
都心の電車内は怖いくらいの嫌な空気で帰国直後のやる気に満ち溢れていたエネルギーが一気に吸い込まれていく気がしてしまった。
何か大切なモノを失いつつある、そしてその大切なモノというのがイタリアにはたくさん残っている。そんな気がした。
スローライフやロハスなど一時的なブームとなってしまったが、イタリアを象徴するようなこのライフスタイルを取り入れようという動きがあったようにきっと気付いている人もたくさんいるのだと思う。
アートのセンスや職人としての技術だけではなくもっと根本的な
「生きる事を楽しむ術」
これをしっかりとイタリアで学んでこよう、そんな決意をして2年目のフィレンツェ留学へと向かう。
続き
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