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フレディマーキュリー

もう29年になるとは、この世を去ってから。

今現在もブライアンやロジャーが元気に現役でやっているのも、あの世からフレディがこの世の未練を託していると思わずにいられない。

ポールやリンゴがあれだけ元気にやってられるのも、あの世からジョンがきっとこの世の人達に、彼らの身体を借りて発信しているのだろうと思わずにいられない。心を揺さぶるほど熱い人はどこまでも熱いのだろう!

貧乏な家に育った僕は、親の見栄でクラシックの音楽しか与えられなかった。だからアイドルや歌謡曲にはほとんど興味を示さない「いいこ」だった。

で、自分の意志で音楽を聴くようになったときにQUEENは物凄く入ってきた!クラシック(昔)とポップ(今)を高次元で融合し、針を落とせばいつでも最高のワールドに浸れる。中高生時代ほとんど毎日QUEENに浸っていた。フレディの物語、ブライアンの旋律、ロジャーのコーラス、後に聞くがジョンの技術に魅了された。

サーフィンを始めて仲間の影響で西海岸を聞くようになった。確かに耳障りは気持ちいいが、海まで何時間ものロングドライブに大敵の眠気には、目覚ましどころか逆に誘われてしまう。運転の眠気覚ましにはブライアンのギターで何度も救われた。もちろんロジャーの高音にもだ。

そして何度も聞き込んでいるのに、分かっているのに求めてしまう古典落語か、吉本新喜劇のごとく、フレディを中心に演じる物語へとハマり聞き終えた後にハッと我に返る快感に落ちてしまう。QUEENサウンドの神髄だろう。

この世の僕らの目を覚ます代償で自らの命と引き換えたフレディ、そんなふうに思ってしまう。この世の僕たちはKEEP MYSELF ALIVEしなきゃならないよね!

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