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ZOZOのコーポレートロゴに込められた思いとは

こんにちは。広報の三原です。
早いもので今年も残すところあとわずかですね。
今年は、色々と色~々と、ありました…が、遡ること約1年。設立20周年を迎えた昨年は、社名を「株式会社スタートトゥデイ」から「株式会社ZOZO」に変更し、会社のシンボルでもあるコーポレートロゴを刷新する、といった大きな変化がありました。

なんだかずいぶん昔のことのような、ついこの間のことのような…
みなさんの中には「ZOZOTOWN」のロゴは知っていても、「ZOZO」のロゴは知らない方や、知っていてもロゴに込められた思いや意味までは知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、年末の締めとして、そんな意外と知られていない「ZOZO」のロゴについてご紹介したいと思います!


1.ZOZOの”Z”が隠されている

○△▢の図形が、綿密な計算のもと配置されています。
薄目でみる(?)とZOZOの頭文字“Z”の文字が見えてきますよね。
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2.○△▢の面積はすべて同じ

形は違うけれど面積はすべて同じなんです。一人ひとりの顔や体型が違っても、一人ひとりの価値は一緒(命の大きさは一緒)ということを表しています。

3.○△▢の色はすべて違う

体型の違いだけではなく、肌の色、髪の色、目の色なども人それぞれ違います。ZOZOのスタッフもまた一人ひとり違う存在です。ZOZOの名刺は、社員がそれぞれ好きな4色を選んでつくられる世界にひとつだけの名刺○△▢の色は、一人ひとり違う個性を持っていて、その個性を尊重することを表しています。

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4.特別につくられたオリジナルのZOZOフォントを使用

「ZOZOTOWN」ロゴのフォントとは異なるフォントで、ZOZOのロゴのためだけにつくられたオリジナルのZOZOフォントです。専用書体として社内外のコミュニケーションで広く使用しています。

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意外と知られていないZOZOのロゴの世界・・・
単なる○△の図形が並べられているわけではなく、そこには沢山の隠されたメッセージが込められています。


そして、このロゴの思いや意味の背景には、企業理念が大きく関係しているのです。


企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。 ~Be unique. Be equal. ~」 

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ZOZO」というワードは、新しい価値を生み出す、想像(Imagination)創造(Creation)の行き交いを表現しています。
そして企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」には、Be unique. Be equal. というタグラインが添えられています。意訳すると「みんなちがうけど、みんないっしょ」なのですが、まさにロゴは社名と企業理念を体現したものになっています。

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▲コーポレートサイトより
https://corp.zozo.com/concept/


○△▢をアレンジしたデザイン

ロゴを構成する○△の図形は、時にアレンジもされ、社内のイベントやグッズなど、様々なところで使われています。もちろんしっかりとしたロゴのレギュレーションはありますが、社内で使用されるロゴは、誰かが笑顔になったり、ほっこりしたり、喜んでくれる顔を思ってつくられた、遊び心のあるデザインばかりです。
また、復興支援や会社パンフレットにセットされた絵本など、会社としての取り組みにもロゴは大きな役目を担っています。

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▲社内に飾られている画。○△を並びかえると”LOVE”に!


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▲「FAMILY FRIENDSHIP DAY」というZOZO社員の家族と交流を深めるイベントでのパンフレットに使用されました。子供も参加するイベントだったので親しみやすいデザインに!

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▲社内の自販機や紙コップにも・・・!

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▲令和元年台風19号の被災地支援のために制作した「復興支援缶バッジ」。丸をハートに変え「多彩な個性の中にハートが生まれ、笑顔が広まっていく世界になってほしい」という想いが込められたデザイン。

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▲「みんなちがうけどみんないっしょ」というタイトルの絵本。会社パンフレットとセットになっています。

* * *

沢山あってまだまだ紹介しきれない…!!

このようにZOZOのロゴは、様々な形で会社に寄り添い、ZOZOの社員にとって会社の理念に立ち返られる大切な存在となっているのです。

そんなZOZOのロゴをデザインしたのは、外部のデザイナーではなく、ZOZOの社員である佐藤 敦施さん(デザイン部/通称:AtoCさん)。ZOZOの歴史やビジョン、事業内容、使用される背景などを深く理解してデザインされたからこそ、ロゴが刷新されて1年あまりですが、会社のシンボルとして社内に馴染んで、社員にすんなり受け入れられています。

AtoCさんいわく、

社員それぞれの名刺の色が違うのは、”自分の色を持ち続けてほしい”という思いが込められているから。

会社が大きくなってくると、ルールや固定概念に縛られて、同じ色に染まりがち。ZOZOはそうならないように、自分にとって本当に必要な情報、自分の生き方をしっかり考え想像し、そして自分なりの方法で創造していこう、自分の力自分の色)でしっかり地に足をつけ生きていこう、そんな想いがこのロゴには込められているのです。


2020年、ZOZO年、想像と創造の年

現在は、「Be unique. Be equal.」の精神に則って、ブランドさんと協業して20〜50サイズのマルチサイズ(画一化されたS,M,Lのサイズではなく身長と体重から推奨される自分の体型にあったサイズ)で展開する「MSP(マルチサイズプラットフォーム)事業」をすすめたり、足の3Dサイズを計測して新しいECでの靴選びを目指す「ZOZOMAT」の開発をするなど、新しい取り組も進行中です。

MSP: https://zozo.jp/multisize/
ZOZOMAT: https://zozo.jp/zozomat/



来年2020年は、ZOZO年。ZOZOは、ファッションやカルチャー、テクノロジーを通して、誰もが等しく個性的に生きられるよう、想像と創造の年になるよう、邁進していきますので、ZOZO年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

みなさま、良いお年を~

(Maiko Mihara)


~おまけ~ 

公園1

学校1

夜の街