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引き直してみようかな

"世界線"、この言葉に出会ったのはOfficial 髭男dismさんの「Pretender」

歌詞で韻が踏まれていたり、歌声も素敵で ――。

この歌詞を聴いていたら、勝手に歌詞の中の恋が実らない主人公に感情移入ちゃって、彼女とは「世界線」が違ったんだ、、、と思った。

いつしか、頭の中に「世界線」という言葉が残ってた。

今までの私のボキャブラリーで一番に浮かんだ類語は「境界線」。境界線ってどうも”定規で縦に引かれたまっすぐな線”というイメージが強く、”絶対に越えたり、定規を当てて線を引いたからにはその線は絶対に動かない。” そういうイメージが強かった。

一方で「世界線」という言葉を聞いたとき、真っ白な紙にペンだけ持って横にペンを走らせ線を伸ばしていくイメージで、「境界線」という言葉よりもライトに感じた。

世界線なら引き直せるかも ――。

いろいろ考えているうちに歌詞で自分の姿を振り返ってた。こんな人になりたいという理想や憧れの人がいる。
私の場合、自分に足りない、必要だと思うものを持ってる部分を持っておられるから尊敬したり憧れるわけで。

―じゃあ一生、それを憧れのままにするのか。

ううん。少しでも近づいたい。自分にも取り入れたい。
わたしも少しでも憧れている人側の視点で見れる人になりたい!!

少しずつでも世界線を引き直していったら近づけるかもしれない――。

どんなに幅が小さくても憧れの人と照らし合わせながら線を引き直していけば世界線が合ってくるんじゃないかと思った。

最近、自分の中で大切にしてたものが何か迷子になることもあったけど、もう1度、私に考えさせて下さったこの歌に感謝します。

歌詞の中の主人公にとって世界線がどんなものかわからないけど、いつか主人公の世界線が彼女の世界線と一致して愛を伝えられますように。

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