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[#zoomdream]Interview-vol.3 後藤一樹

ーー本日は「#zoomdream」の運営の後藤一樹さんにインタビューをさせて頂きます。初めに自己紹介の方からお願いします。

後藤:はい、法政大学4年の後藤一樹です。現在は国際文化学部に所属しています。
小学校の時に転校を経験していて東京の調布市から愛知の名古屋の方に移りました。幼稚園の年中からサッカーをずっとやっていて、本格的には小学2年生からクラブチームに入って高校までサッカー一筋という感じです。

中学時代にクラブチームにてキャプテンを初めてやらせて頂きました。もともと、人の前に出ることが得意ではなかったのですが、キャプテンになったのををきっかけに中学三年時には学年代表をさせて頂き、卒業式の答辞まで読ませていただきました。

ーーへぇ~!すごいですね!

後藤:そうなんですよ(笑)本当に中学時代に、クラブチームにてキャプテンをやらせていただいた僕の原点という感じですね。
後はもう一つ、人生の転機というか、きっかけがありまして、高校の校訓が「自主自律」でした。この校訓の元、部活の練習メニューを自分たちで決めたり学園祭の準備等も、先生は一切口出しせず自分たちで何をするかなどもすべて決めていました。先生は、一応その場にいるけど寝てたりとか(笑)

ーーそんなことあるんですね!?(笑)

後藤:そうですね(笑)本当に「良い意味」で何もしてくれないって感じでしたね。ただそのおかげで、「みんなを引っ張る」ということに加えて「考える力」がついたっていう感じですね。

ーー素晴らしい経験ですね。その流れで現在までは順風満帆に進んできたという感じなのでしょうか?

後藤:いや、そんなことないですね。逆に受験は二回チャレンジしています。浪人を含めて。両方第一志望には行けずに、「挫折」というか「マイナス」的な出来事、を経験をしました。正直、大学一年生の半分以上は「腐ってた」というか...。

ーー全然そんな風には見えないですけどね...。

後藤:いやいや。社会を斜めに見ているというか、全部マイナス発言を吐いてしまうっていう時期がありましたね。

ーーそうだったのですね。そんなどん底の状況から、切り替えることが出来たきっかけのようなものはあるのですか?

後藤:なんか「ずっとこのままじゃだめだ」と思ってはいたんですね。サークルに何も所属していなかったので、学祭の期間に何かやろうって思ってたんです。「バイトをしよう」とも考えましたが、バイトを続けても何も変われないと思って…そこで、ふと「ヒットハイク」しよう!って思ったんです。 

ーーへぇ!ヒッチハイクと思いつくのがあまりにも唐突すぎて驚きましたが(笑)どうしてそう思ったんですか?

後藤:広島に住んでいる友達に高校卒業時から会っていなかったので会いたいなって思ったのがきっかけですね。公共交通機関を調べたんですが、全部値段が高くて「あ、無理」って思ったんですね(笑)そこで「ヒッチハイク」をしようってなりました。

そのヒッチハイクにて自分の人生のターニングポイントがありまして。兵庫~広島に送ってくれた12台目の車の運転手さんが、僕のスケッチブック(乗せてくれた人の名前やサインを書いてもらっていた)の余白に「君の番!」って書いてくれたんですね。

そして、その方とお別れの際に「ここで受けた恩は僕じゃなくて他の人に恩を返してあげてね」って言ってくれたんですね。
それが自分の中では、かなりグサッと来て、自分の中の考えの基礎になりました。

そこで自分は吹っ切れて、初海外をバックパッカーで行きました。
そこでホームステイさせてもらって、そこの人に
『「give and take」ということがあるけど、giveなんて考えちゃだめだ。常にgiveし続けなさい』といわれましたね。

 そんな感じで出会った人達にそんな風に言われると自分も「出来ることないかな?」ってなるじゃないですか。

ーーそうですね。自分の可能性を模索したくなりますね。

後藤:はい。そして次の出来事としては本田圭佑さんに出会えたことですね。これは話が長くなるので割愛で(笑)
そしてその後にバルセロナ留学にいきましたね。これ自己紹介長くない?大丈夫?(笑)

ーーうん。しっかり記事にするときにて割愛させていただきます(笑)
※後藤さん自身、noteInstagramにて沢山投稿しているので必見です!

後藤:ありがとうございます(笑)あとは、カンボジアのチームにて一週間インターンをさせていただきましたね。他にも、バイト先のコワーキングスペースにて靴磨きをしたり、イベントを開いたりと色々してきましたね。

ーー本当に色々ありますね。それこそ、先日#zoomdreamのイベントに来てくださった佐藤裕さんの話にもありましたが、後藤さん自身「人生の分岐点」といえるものが今説明した中で両手じゃ数えきれないほどありますもんね。だからこそ、同い年(筆者も浪人生)とは言えども、壮絶な人生・山あり谷ありな人生を過ごしてきているんだな、と感じましたね。

それで、現在は絶賛就活中、という感じですかね。本当面白い話をありがとうございます。

後藤:いえいえ。編集をお願いします(笑)

ーーはい(笑)
それでは自己紹介は終わりとさせていただいて、#zoomdreamの出来たきっかけを聞きたいのですが、牛嶋彪(以下:牛嶋)君と、森田哲平(以下:森田)君と出会ったのは、それこそ自己紹介中のどれくらいの時期ですか?

後藤:牛嶋君とは、カンボジアでのインターンの時ですね。本当、たまたまゲストハウスにて出会いましたね。

ーーなるほど。まさしく運命ですね。森田君とはいつ頃出会ったのですか?

後藤:森田君と出会ったきっかけは、牛嶋君と森田君が二人で年明けに主催していたイベントですね。そこで、牛嶋君を介して出会ったという感じですかね。

ーー牛嶋君がキーパーソンですね(笑)素晴らしい御縁ですね。
それでは、そのような経緯を経て、三人で#zoomdreamというコミュニティを立ち上げるにあたったということですが、#zoomdreamの「0から1」を作るきっかけはなんだったのでしょうか?

後藤:そうですね。元々、牛嶋君と森田君が「Zoomを使って何かやりたいね」と話していたみたいなんですね。そこで、牛嶋君の方から「一緒にやらないか」と誘いを受けました。それが2020年3月31日でしたね。それこそ、緊急事態宣言が出る出ないの瀬戸際でしたね。就活もありましたが「こんな面白いことはないな」と思って、気軽に「やろか~」って言ってしまってましたね(笑)

だから、二人が声をかけてくれて、そこに僕が乗っからせていただいたという感じですかね。元々の本筋は二人が考えてくれてたのですが、そこに一人増えさせていただくことで考え方や視点もプラス1になるので、新しい発見を出しあって、進めてきたという感じですね。

ーーそうだったのですね。そのような経緯で#zoomdreamは出来上がったという感じですかね。
後藤さんの話を聞いていると「運」に恵まれているなって思うとともに、それに伴った行動をしてきたからこその「今」なのかな、という風に思います。是非とも、#zoomdreamでのイベント登壇を楽しみにしています(笑)

後藤:(笑)

ーー(笑)
話を戻しますが、現在#zoomdreamはどのような活動をしているのですか?

後藤:#zoomdreamでは、現在は登壇者を立てて話を聞く会を開いてます。その登壇者はコミュニティ内外、学生だったり、社会人だったりを色んな所から呼んでいますね。それが現状としてはメインのイベントとなっていますね。#zoomdream内で、面白い学生だったり、お互いに刺激し合える、新しい出会いが生まれるっていうところを大事にしていきたいので「部活動」だったり少人数のグループを作ったりして、「多勢の一部」ではなく「一対一」のコミュニケーションを作れるような環境を作って、関係性を深めていけるようなコミュニティを作れるように活動しています。

ーーなるほど。それでは、人が多いとしても一人一人のコミュニケーションだったり少人数での活動ってのを視野に入れて現在は展開をしているという感じですかね?

後藤:そうですね。参加者の声とかを聴くと「多勢の一部だと参加しにくい」という声が上がってきたりしてたので、自分がコミュニティの一部と実感できたり、刺激を受けたい、いろんな人と繋がりたい、という声が一番多く声が上がっていたので、そんな環境を作るためにも、少人数のグループを作ってあげるのが大事だなっては思っていますね。

ーーありがとうございます。それこそ、コミュニティ始まって1ヶ月が経とうとしていますが、今後はどのように展開していきたいと考えられていますか?

後藤:そうですね。そこに関してはいろんな意見がありますね。最近は、参加者が外部の方にアポを取ってくれてイベントを行ったりだとか、グループ内での活動が活発になったり、こういう部活動を作りたいという参加者が増えてきているので、そういうのを活発化させれば、コミュニティ内の参加者の満足度っていう考え方としては高めていけるのではないかと考えています。

ーー今後の運営楽しみにしています。
それでは続いて、後藤さんが#zoomdreamの先に考えているゴールとかって何かありますか?

後藤:これは、三人一致して言えると思うのですが「チャレンジしたい人を応援できるコミュニティ」、「オフラインでも会えるような関係づくり」
この二点は前面に出していければなと思いますね。

ーー良いですね。僕も早く皆様に会いたいですね。切実に。(笑)

後藤:そうですね(笑)

ーー長い時間、お話を聞かせていただきありがとうございました。最後になりますが、#zoomdreamの今後の活動について一言いただきたいです。

後藤:自分は「ハブ」になりたいですね。ハブ空港とか言うじゃないですか?そんな感じで、いろんな所にいる自分の友達同士を繋げたりだとか
「こうしたい」「ああしたい」という意見を汲み取って、運営していくというところが自分の役目だと思っています。現状としては、出来ることはサポートをするって形で「ハブ」になれたらよいな、と思っていますね。

ーーありがとうございます。今後の#zoomdream・後藤さんのハブとしての活躍を期待しながら夢の実現を応援しています。

インタビュー・文責:伊藤南(#zoomdream)

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[contact]
団体名:#zoomdream
代表:牛嶋彪
運営:森田哲平後藤一樹
連絡先:zoomdream.official@gmail.com
SNSはこちらから👇
handshake:https://www.handshakee.com/zoomdream

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