緊張(感)とあがり症
これまで本当に数多くの「本番」とよばれるライブ活動をさせてもらった。数千人収容できる大きなホールから、10人もお客さんが来てくれたらいっぱいになってしまう小さな会場までいろいろな場所での演奏。今でこそライブ演奏には慣れてきてステージの中に漂う「心地よい緊張感」を楽しめるまでになってはいるが、生まれて初めて人前でバンド演奏をしたのは30数年前のこと。毎週リハーサルスタジオに入り、同じ曲を何度となく練習して準備していても、いざ「本番」となってステージに上がりお客さんが目の前にい