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ひそかな。

広島そごうが一部の店舗を除いて営業再開ということで、自転車をこいで新館6階の紀伊國屋書店へ、『完全版ピーナッツ全集(第2期・第1回配本分)』を引き取りに行って来た。
店頭予約で全巻購入すると、広告用作品などを収録した非売品の『別巻』がもらえるとのことで昨年10月から定期購読しているもの。

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引き取ったのは先月末に店頭へ到着していた分で、続いていた営業休止のためにきょうのタイミングとなった。
版元のウェブ・サイトを訪ねたところ、ウイルス流行の影響はこのシリーズ自体の編集作業にも及んでいて、毎月2冊ずつを予定していた配本のペースは、今月分が休止となり来月以降へひと月スライドすることになった模様。

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ともあれ、毎月のひそかな楽しみになっていた全集の引き取りに行くことが出来て、うれしい。

さらにうれしいことに、今回は第1期分の全巻予約購入者特典のポスター3枚まで付いてきた。もとよりこちらの特典は目当てとしておらず、正直、それほど期待はしていなかったのだが、このレイアウトなら思わず頬がゆるんでしまう。

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定期購入、といえば。
帰宅すると、<レディメイド 未来の音楽シリーズ・7インチ編>の今月分が自室ポストに投函されていた。これまた、毎月のひそかな楽しみだ。

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レコードの場合は<配盤>といえばいいのか。今月届いたのは、ピーター&ゴードン Peter & Gordon「ブラウン・ブラック・アンド・ゴールド Brown Black and Gold」。
『ウーマン』というアルバムのB面2曲目に収められていたジャジーで本当に大好きなナンバーで、待望のアナログ・シングル化。

流川の<ウィンドフォール Windfall>というバーで、友人とやっている月例の呑み会『スロウ・バップ Slow Bop』が再開したら、絶対にこのシングル盤でかけよう。

そして片面がジェリーとペイスメイカーズ Gerry & The Pacemakers「夜のストレンジャー Stranger in the Night」。こちらもまったく素晴らしい。
聴きながら平林伸一さんのことをぼんやり思い出していて、ふとジャケットの小西康陽さんによるライナーノーツを見れば渡辺康成さんの名前と、彼への謝辞。

毎月の買い物が滞りなく手元に届くだけで、人は、いや、少なくともぼくはしあわせ、という話でした。

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