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目先の結果

目先の結果

相模原でなかなかプロ契約を勝ち取れないとき、海外にチャレンジすると言ってなかなかチームが決まらなかったとき、タイで突然契約解除されてチームがなくなったとき、「いつまで現実見ないでサッカーなんた続けるの?」と言ってくる人がいました。

そういう人は基本的に目先にある「結果」や、過去にある「肩書き」みたいなものしか見えていません。

僕自身も昔はそういう「結果」や「肩書き」を欲しかったんだと思うし、ないことにコンプレックスを感じていたんだと思います。

だからそういう人たちの言葉に一喜一憂したり、不安になったりしていました。

そんな中で自分と向き合って、他の人から見たら小さいかもしれないけど自分にとっては大切なものをひとつひとつ掴み取って積み重ねていくうちに、色んなことに気付いていくことがありました。

それはそういった言葉は自分のコントロールできる「外側」にあるので自分の人生を歩く上でそれに左右されるべきではないこと、これは良い悪いではなく、ひとつ結果が出るとそういうことを言っていた人の意見はすぐ変わったりするので、自分は「自分の人生を歩く」ことが一番だということです。

こういう言い方をすると、「人の話を聞かない」というように聞こえてしまいますが、それとは僕の中では違って、人の意見や価値観、考え方は自分を俯瞰する、客観視する上でとても重要なことだと思います。

すごい人ほど人の話は聞けると僕は思っています。

ただ僕は、「自分の足で自分の人生を歩く」ということがすごく大切だと思っていて、人の評価に左右されずにそれができることで、人生は一気に豊かになるのではないかと考えています。

そうやってひとつひとつ、目の前のことを大切に積み重ねて丁寧に生きていくのが、明るい未来の作り方なんじゃないかと、梅雨の東京で思いました。

今日もありがとうございました。

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