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転勤族の僕が大人になるまで2

こんにちわ!

今回は

「転勤族の僕が大人になるため2」

と題して、中学校入学から高校卒業するまでのお話です。
2があれば1もあるということで、まだの方は読んでみてください。

season3.オレンジの無敵艦隊

僕は小学校卒業後、鹿児島県で最強のサッカークラブに運よく入団することが出来ました。
選考会があり、今でもよく受かったなと感心します。

1学年18人
鹿児島県でも最強なだけあり上手いやつばかり。
選抜チームなどで顔を合わせたことのあるメンバーばかりで、チームとして纏まるのに時間はかかりませんでした

一人を除いては

その一人が凄いんです。
チームが始まって皆仲良くやっている中、彼は

「お前何トレ?*俺地区トレ」

って一人一人に聞いて回るんですよ。

(※全日本選抜、九州選抜、県選抜、市選抜、地区選抜とカテゴライズされており、地区トレは地区選抜の略称)

小学校時代「無名」といっても過言ではない彼
九州選抜の人間も在籍し、ほとんどのメンバーが市選抜以上のカテゴリーで経験をしていた為、愚問でしかなかった。

しかし、そんな彼は

「市トレ?しょぼいね」

などと意味の分からないマウントをとっていく。
彼はAKB48の中でエマ・ワトソンが踊っているくらいには浮いてた。

しかし、最終学年になってからは彼を中心にチームは


鹿児島県:優勝
九州大会:ベスト4
西日本大会:優勝


と輝かしい戦績を残しました。

僕は彼と一緒にセンターバックを組んでいたんだけど、本当に頼もしかった。
エマ・ワトソンがいなければ、これらの結果は実現しなかったかも。

最終的に彼は独自のキャラを確立し、皆に愛されました。
(彼は個人でも県選抜や国体に選出され、高校サッカーでも大活躍)
あのメンタリティは真似できない。ものすごく異質で憧れすらも抱きました。

最後の大会も県大会優勝。九州大会はベスト8?敗退で幕を閉じた。

そこからは進学
シーズンになると、練習には強豪校のスカウトマンが見学しに来た。


それぞれ声を掛けられオファーを受ける。
この選択はみんなとっても慎重だった
私立の強豪でサッカーをしたい人間、勉強を頑張るため進学校に行く人間、各自違う道を歩んでいきました。

僕も運よく鹿児島県の強豪私立高校にオファーを頂くことができ、
高校でもサッカーを頑張ろうと決意しました。

・鹿児島県最強のサッカーチームへ入団
・メンタルお化けとの出会い
・私立高校への進学決意


season4. 憧れの学園生活

さぁ最終エピソード、学園編
(このnote内での大人は大学生からと定義します)

僕が選んだのは「神村学園高等学校」

なんで選んだかって?かっこいい高校名だったから。

まぁこれは半分冗談で、半分本当。
・するサッカーが凄くおしゃれ
・チャラい
・制服ブレザー
・学園ってなんかいい
・チームカラー赤ってなんかいい
・練習場が人工芝
・チャラい

動機が少し不純な気もするが、期待と希望を胸に憧れの学園生活をスタートした。


ぜんっぜんおもてたんとちゃうやんけ

・3年間ほとんど坊主
・炭酸飲料禁止
・恋愛禁止
・めちゃめちゃ走る
・クラス男しかおらん

いやーこれが現実でした。
あの頃の僕は坊主とは無縁なほど髪の毛大切にしてたのに、、、

ただ、そんな学園生活にも一筋の光が


めちゃめちゃ女の子が多い

神村学園って元々女子高で、看護学科とか保育科とかあるから8:2くらいで女の子の方が多いんですよ。

は~んこれが学園生活ねと。
恋愛禁止?恐らく守った奴は一人もいない。

まぁそんだけ女の子がいれば、こんな僕にも連絡がきたりするんですよ!
「は~い、モテ期到来~」
将来の看護師さんと連絡楽しんじゃお~って

女「はじめまして、〇〇です。いきなり連絡してごめんなさい」
僕「はじめまして、全然大丈夫だよ。」
女「あの、〇〇君のライン教えてもらってもいいですか?」
僕「うん、送るわ~^ー^」


でた
聞けよ直接
俺が仲介する必要性とは?

僕は松坂桃李似イケメンのエージェントとして活躍。


一方サッカーはというと、

ほんっとうにうまいやつばっか

身体能力だけで、なんやかんややってきた僕
周りの体格が追いついてきて全然うまくいかない
あの頃は思考停止でサッカーしてたなと深く反省してます。

山あり谷ありでなんやかんや最高学年になった僕

明日から九州リーグが開幕。
メンバー発表がされ、僕の名前も呼ばれた。

監督が

「今日は自主練習とする。メンバーは怪我をしないよう明日に調整しておくよう」

よっしゃやあやや、俺が得点王なったる

僕は長崎から来た熱い男と、シュート練習に取り掛かった。

その自主練習中にまさかの骨折。

恐らく、人生で一番やってはいけないタイミングでの骨折だったと思う。

次の日、松葉づえで会場に登場した僕は、人生史上一番の笑いを取れた


怪我は診察ミスがあったりで計9か月間続いた。
最後の一年はほとんどサッカーをできずに引退。
チームも最後は宿敵「鹿児島城西」に敗れ全国大会出場は叶わず。

サッカーでは悔しい思いばかりしたけれど
3年間丸坊主で頑張った仲間との出会いは一生の宝物ですね。
今でも、思い出話だけで酒がすすみます。

・強豪校に進学
・モテない奴はどこでもモテない
・骨折はイタイ
・仲間は最高


最後に

滅茶苦茶長くなってしまいました。
学園生活編はまだまだ書きたいことばかりだけど、また小出しでできればと思います。

とりあえず大人になるまでの僕のストーリーは終わりです。
ここからは、色んな記事に挑戦していこうと思います。

だいぶ長編になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。




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