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生い立ちストーリー

こんにちは、ぞみーです。

今日は私のことをもっと知っていただくために、生い立ちストーリーをご紹介します。

今後私が発信していくことの背景がわかるかも!?
ぜひ読んでみてください。

幼少期~高校時代

私は大阪市のある町で、当時自営業の父と専業主婦の母の長女として生まれ育ちました。
兄弟は3歳年下の弟がいます。

父は有名国立大学卒、母は幼児教育専門の大学卒でした。
だから教育熱心だったのか、私は大阪の国立大学附属小学校を受験。
そこから高校まで、内部進学しています。


ですが、そんな一見教育熱心に見える実家の教育方針は、実は一貫して興味あることをトコトンやる!でした。

周りの同級生は小学校から塾通いに精を出す中、我が家は違いました。

小学校時代はもちろん、高校時代まで家族で公園に行ったり、キャンプをしたり、スキーやスケートをしたり。

バレエにピアノ、乗馬、ブラスバンド・・・習い事もいろいろさせてもらいました。

もちろん家で本を読んだり、ボードゲームをしたりも。
様々な経験をさせてもらいました。


そんなわけで、成績は最低限の勉強でギリギリ(笑) 
学年で120人中90番台とかの下層組した。

ちなみに国立の学校は実験校のため、授業は面白いですが単元を飛ばしたり、家でやっておいてねは日常茶飯事。

そのため、一般的な模試を受けたらきっと、それこそ壊滅的な成績だったことでしょう。

ですが、両親は私を責めたり追い立てたりすることなく、サポートに徹してくれていました。

高校生になって、宝塚歌劇団にハマっていた私は憧れの宝塚音楽学校を受験したいと言い始めます。

タカラヅカといえば、あの「清く正しく美しく」の世界。
そんな世界に飛び込むなど、大笑いされるかやめておけと言われることが多いのではないでしょうか。

ですが両親はここでも、応援して必要なサポートもしてくれたのです。

まぁ結果はお察しの通り、不合格。

これまでの生活で比較的自由に自分のやりたいことをやってきた私にとって、初めての挫折でした。

大学受験と大学生活

タカラヅカ受験は高校2年生までと父との約束だったのもあり、次に直面したのが大学受験でした。

通っていた高校の進学実績を見ると難関大学や医学部がずらり。

両親からいい大学に行きなさいとは言われることはありませんでしたが、なんとなくいい大学がいいんやろな・・・と思っていました。

とはいえそれまでタカラヅカ一直線だった私、そんなに急に方向転換できません。
やりたいことは舞台だ!と、舞台芸術を学べて、両親も納得できるくらいのレベルの大学・・・と調べました。

すると、1つだけいいところを発見!
それが大阪大学文学部でした。

しかも、実は父の出身大学です。
だから学歴に文句は言われないはず。

そして、これまで勉強は本気でやってなかったから本気出して1年やればいけると考えて、両親に宣言しました。

「私、阪大の文学部目指すわ」

って。
そしたら・・・

父「お前あほちゃうか?無理に決まってるやろ」

ひどくないですか~?
実の娘に向かって無理に決まってるなんて。

まぁ今思うと、当時の自分の成績からよく言えたもんやと思います(笑)
でもね、当時の私は本気で自分はできると信じていました。

この父からの酷い言葉に奮起して、高3の1年間をほぼすべて勉強に捧げました。

当時の私の娯楽は、週1回1時間のバレエレッスンと日曜夜に笑点を見ることだけ。

あとは学校の授業を真面目に受け、放課後は図書室で勉強し、家に帰ってからもずーーーーっと勉強していました。

そして運よく成績は急上昇してき、ついに大阪大学に現役合格できたのです。

大学では、学びたかったミュージカルを研究することができてとても幸せでした。

部活やバイト、友達との旅行など、研究以外にもいろいろと文字通り満喫。

彼氏もできて、人生バラ色って感じでした(笑)

ダメ社会人とダメママ時代

そんな楽しかった大学生活が終わり、私は大手IT企業に就職します。

ですが、超ド文系の私。
新人研修で丁寧にITの知識を教えてもらいますが、全然分からない&失敗の日々。

配属されてからも、失敗だらけでできないことばかり。
必死にもがく毎日でした。

そんな中、24歳で結婚し、25歳で長男を出産します。
社会人として早い段階での産休・育休だったため、社会に置いて行かれてしまうという不安がありました。

そのため、地域の保育園事情もあり、長男8か月の時に仕事に復帰しました。

便利家電を買いそろえ、夫婦で役割分担し、時々外部サービスや実家に頼りつつ仕事との両立を図りました。

さらに、「いい母親」になろうと食事は手作り、毎日の絵本読み、1歳すぎからの習い事・・・。

「母親だから」と、自分がやりたいことを我慢することもありました。

ですが、今思うと当時の私は頑張りすぎていました。

毎日イライラして、早く早くと子供を急き立てる日々。
毎日のように長男に対する罪悪感いっぱいで、「悪いママでごめんね」と寝顔に謝ることも多々ありました。

そして次男の妊娠が分かり、長男が2歳のイヤイヤ期だった時。事件が起こります。

ある日、児童相談所の職員の方が我が家を訪ねてきたのです。
保育園転園によって毎朝泣き叫ぶようになった長男の声を聞いて、地域の誰かが通報したとのこと。

「いい母親」になりたくて必死に頑張っていたのに、周りから見ると虐待を疑われるような母親だったのか・・・。
私の子育ての自信は崩壊しました。

勇気づけ子育てとの出会い

このままでは本当に虐待に走ってしまうかもしれない。
危機感を感じ、藁にもすがる思いでいい母親になるための方法を検索した結果、たどり着いたのがアドラー心理学を育児に活用した「勇気づけ子育て」でした。

「イライラガミガミママじゃなくなる!」という文言に惹かれた私は、次男出産後の育休の間に勇気づけ子育てを学び始めます。

勇気づけ子育ては、これまで自分がやってきた親子の関わりとは全然違う考え方でした。

子供たちにこんな関わり方ができるママになりたいと思った私は、それから4年ほど実生活の中で勇気づけ子育てを実践していきます。

すると、少しずつ子供達との関係性が変わってきてイライラガミガミママではなくなってきたのです。

さらに、子育て以外でも自分の考え方が整理されてきました。
周りの評価に流されなくなってきたのです。

そのため、次男の育休から復帰後、今まで「母親だから」という理由で諦めていたことにどんどんチャレンジするようになりました。

忙しさは前よりUPしたはずなのですが、勇気づけ子育てのおかげで心の余裕と充実度が全然違うんです。

「自分」を大切にして生きることで仕事もうまくいくようになり、WMとして自信を持つことができるようになったのです。

子育て・教育についての学び

勇気づけ子育てを学んだことで、私は子育て・教育について学ぶことの面白さに目覚めました。

そして、仕事と家事育児の合間の自由時間、カフェに行って子育て・教育系の本を読んだりオンラインセミナーに参加するのが趣味になりました。

そんな日々を送る中でだんだんと、未来の世界で子供たちが幸せに活躍できるにはどうしたらいいんだろう?と考えるようになりました。

読み込んだ本は100冊以上。
その中で世界の様々な教育を知り、これからの時代には「新しい教育」が必要とされていくと確信します。

それは私にとっては当たり前だった興味あることをトコトン学ぶという教育でした。

さらに、そのための子供への関わり方が勇気づけ子育ての関わり方と非常に似ていることに気が付いたのです。

4年ほど勇気づけ子育てを続ける中で、子供達が非常に好奇心旺盛で自立的にになったことを感じていました。
そのため、自分の生い立ちのように学童期になっても興味あることをトコトン学ぶ環境を用意してあげたいと思うようになりました。

そんな時、世界中を新型コロナが襲います。

翻弄される教育界のニュースを目にする中で、日本の教育が自分のころとほとんど変わっていないことに気が付きます。

時代は大きく変わっているのに、30年前とそう変わらない公教育。
子供たちに受けさせたいと思えなかった私は、「新しい教育」を実践しているオルタナティブスクールに長男を入学させることを決意したのです。

日本中の親子が幸せに生きる世界を目指して

オルタナティブスクールに入学して1年。
学びの様子を見ていると本当に勇気づけ子育ての考え方と通じるものが多く、長男もイキイキと学びを深めています。

しかしSNSやママ友の声を聞く限り、子供達は学びの意欲が失われたり指示待ちになっていたり、主体的な学びからは程遠い現状。

親たちも、過酷な中学受験に向けて幼児期からつきっきりで伴走するなど、まだまだ日本の旧来型の教育の中にいる親子が多いです。

これでは親子で幸せじゃない。
そう感じた私は、自分だけでなく他の親子にも「新しい教育」を知ってもらいたいと思うようになったのです。

そして、会社に兼業申請を出した上で活動を始めます。

ここ1年は、「新しい教育」のベースになる勇気づけ子育てを広めようと、セミナーやお悩み相談会を開催してきました。

このnoteでも勇気づけ子育ての実践例を発信していこうと思っています。

そして、私が今までに読んできた本やセミナーで得た「新しい教育」の情報も発信していこうと考えています。

私の子供たちはまだ小さいため、新しい教育での成果は出ていません。
でも、先見の明ある方々が実践してきた成果や、外国の例など探せば情報はたくさん。
それをまとめて、ここで発信していこうと考えています。

こういった私の活動によって、日本中の親子が幸せに生きることができるようになれば嬉しいなと思います。


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
これからも私のnote、よろしくお願いします😊


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