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ワーママ休職の記録②ー激動の3ヶ月目まで

私はもうすぐ3歳の子供がいる、ワーキングマザー。
今年の3月から、メンタルがやられてしまい、仕事の継続が難しくなり休職中です。

現在、来月から復職の方向で調整中です。

同じ轍を踏まないように、自分自身が休職に至ってしまった経緯と、その後の経過を記録しようと思います。
今回は、休職1月目〜3ヶ月目のことをまとめようと思います。

この3ヶ月は、本当に辛かったです。
治療に関することだけでなく、医師との相性や信頼関係が築けなかったことなども含まれるので、今同じ状況下にいる人にとってあまり参考にならないかもしれませんが、自身への戒めも含めて記録しようと思います。

また、センシティブな表現も含まれるので、今心が本当に辛い方は読まないことを推奨します。

1月目

早く良くなりたい焦り…無くならない不安感

休みに入った時は、一時的に「なんで休んでいるんだろう」という感覚でした。
休める安心感からの感情だったかとは思うのですが、今度は休んでしまったことに対する不安感が募りました。
「良くなりたい」よりも、診断書通り、さらにはもっと早く、「復職したい」の感情が先走ってしまいました。

当時通っていたクリニックは、分業制を取り入れていて、普通の診察は保険適用外なのですが、もし何か具体的に相談したかったりした場合は、保険適応外のカウンセリング(看護師または心理士が担当)を受けなければならなかったりしました。
また、心の健康も日々の食事などの積み重ねで作っていく必要があるという考え方で、食事の指導も希望すれば受けられましたが、こちらも保険適応外でした。
しかも厄介なのが、保険適応の診察と、それ以外の保険適応外のメニューは同日に受診が不可でした(保険の都合らしいのですが、よく分かりませんでした)。

休職に入る前から、月に1度ほど看護師によるカウンセリングを受けていたのですが、、言っている事がコロコロ変わる人で、困惑することも多かったです。
ただ、話を聞いてもらうだけでスッキリすることをもあったので、あまり気にしないようにしていました。

心理検査を受けてみる

保険適応外ですが、心理検査を受けることをお勧めされたので、受けることにしました。
・ロールシャッハテスト
・SCT(文章完成法テスト)
・バウムテスト
・TEG(東大式エゴグラム)
の4つの検査を組み合わせて結果を出す形式でした。
金額はかなり高いものでしたが、この検査は自分の性格の傾向を知れて良かったと思っています。
一番は、自分が目につくことをどんどんやらなければと常に脳がフル回転になりがちになってしまうという点。
私は週4日テレワークをしていたのですが、昼休みはもちろん、少しでも自分の手があくと、ついつい家事をしてしまっていました。
つまり、自分には、仕事とプライベートの境界線が曖昧になるテレワークは向いていないということです。
また、人とのコミュニケーションをとり、繋がりたいという思いが強いタイプでした。
復職した時はテレワークの契約をやめようと思いました。
また、意外だったのが、ストレス耐性が高いということでした。
だからこそ、休職に至るまでの自分がいかに高ストレス下にいたということを再認識できました。
ひとつ、ショックだったのが、「希死念慮がとても高い」ということでした。
それは、自覚がありました。
その感覚は、生きてきた中で常に自分に付き纏ってきた感情でした。

クリニックとのすれ違い

この時通っていたクリニックは、分業制がしっかりしていました。
一人一人のスタッフたちが得意分野を活かして患者をサポートするというスタイルは、とても良いと思いましたが、スタッフ間の情報共有がきちんとされているとは思えなくなってきて、たびたび混乱することが増えてきました。

2ヶ月目

体調悪化

休職期間も折り返しになり、復職を意識して過ごしていくことになりました。
看護師さんからの指導で、このように生活していきましょうというものを指導されて、それを実践し始めたのですが、だんだんと不安感がひどくなり、不眠が再悪化しだしました。
休職に入る前ぐらいに辛くて、看護師さんの保険適用外のカウンセリングを受ける予定だった日に、その予約をやめて診察を予約するか迷ったのですが、結局看護師さんの指導を受けるために受診しました。
すると、その看護師さんが「今日は指導をやめて、今の時間はお話だけするようにすれば、午後に診察が受けられる」と言われました。
それを信じてお話だけして、受付でお会計と午後の予約をお願いしようとしたら、「今日は保険適応外のメニューをすでに受けたので、診察はできません」と…
体調が最悪な状態だったこともあり、ショックが大きく混乱してしまい、この時私は「でも、看護師さんが受けれるって言ったんです。確認してもらえませんか?」と何度も聞いてしまい、受付の人を困らせてしまいました。
結局その日の診察は叶わず、翌日は休診日だったため、翌々日に診察を受けました。

なぜ…? 信頼関係崩壊

心待ちにしていた診察の日、主治医に言われたのは
「◯◯さんの悪いところが出ちゃったね。保険適応外のメニューと保険適応の治療は同じ日に受けられないものは受けられないんだから」
というお叱りでした。
ショックでした。
実は以前にも、結構ショックなことを言われたことがあり、他のクリニックに転院しようと考え始めました。
試しに、家の近くのクリニックを受診したところ、「転院するにしても、復職してからがいい」とアドバイスを受けたため、一旦転院は諦めました。
その後、GWに突入しました。かかりつけメンタルクリニックは、GW中10連休でした。
ここからかなり過酷な状況に追い込まれます。

体調がとにかく最悪に

GW前半戦、自分の体調も悪い中、子供と一緒に過ごすのはとても大変でした。
この頃は、自分の子育てへの自信もゴミクズ同然にボロボロだったため、余計につらかったです。
間の3日間は、子供には申し訳ありませんが、保育園に預けて夫となるべく気分転換できるような過ごし方をしました。
ですが、GWが後半戦に入る直前、とんでもない恐怖が襲ってきました。
5月2日の夜、いつも通りお薬を飲んで寝ようとしたところ、その日に限って娘が盛大な夜泣きをしました。
その時、何かが頭の中で「ブツッ」と弾ける感覚がありました。
翌日から、夜、薬を飲んでも一睡できなくなり、眠れないことが恐怖になり、日中も仮眠すらできないようになってしまいました。
そんな中、少しでも効果があるようにと、娘と昼間散歩に出かけたり、体を動かしたり、頑張ってみたのですが、ダメでした。
心がダメになってしまいそうで、希死念慮がとてつも強くなり、生まれて初めて「こころの相談ダイヤル」に電話しました。
電話が殺到しているのか、なかなか繋がりませんでした。
繋がった時、電話の向こうにいる女性は、親身に話を聞いてくれました。
そして、近隣の保険相談所に相談することを勧めてくれました。
そして、大きなストレスになっていたクリニックを、転院する決意をしました。

3ヶ月目

保健相談所と保育園に助けを求める

GW明け夫に同行してもらい、クリニックに転院の意思と、諸々の手続きに必要な診断書をお願いしにいきました。
ただし問題は次のクリニックをどうするかが問題でした。
SNSの知り合いが、自分に合いそうなクリニックを保健師さんが教えてくれた事があると言っていたことを思い出し、早速保健相談所に相談の連絡をしました。
担当の保健師さんは、翌日すぐに自宅に来てくれて、いろいろな病院を教えてくれて、特にお勧めしてくれたKクリニックを受診することに決めました。
予約は電話した当日に取る事ができました。
Kクリニックは医師一人と事務の人しかおらず、待ち時間はそれなりにありましたが、丁寧に話を聞いてくれて、とても頼りになる、安心感があるという印象でした。
また、同じタイミングで保育園に今の自分の体調(不安感や、一週間ほど一睡もできていないことなど)のことを相談しました。
保育園は、特例で土曜保育をしばらくしてくれることにしてくれたり、送迎に付き添ってくれたり、できる限りのサポートをしてくれました。

書いていてちょっと辛くなってきたので、今回はここまでにさせてください

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