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勉強する意味

勉強する意味とは何だ。そもそも勉強とは何だ。

誰しも一度は考えたことのあることではないだろうか。


僕は今、大学4年生だ。

高校受験、大学受験をこれまで乗り越えてきた。


それらの受験のときは、ただなんとなく、

「〇〇高校に行きたいから勉強する」

「〇〇大学に行きたいから勉強する」

という動機で勉強していたと思う。


しかし、その勉強をしている最中、ふと思うのである。

「勉強する意味って何?」

「今勉強してることって、将来役に立つの?」


実際、その自らの問に対する答えは、中学生、高校生の時には見つけることができなかった。


時は過ぎ、今自分は大学4年生である。

大学に入ると、自分のために使える時間が増える。

その自由な時間を過ごす中で、学びたい学問があったので、その学問について自分で勉強を進めることにした。


それを勉強していく中で、勉強する意味についての答えが、ふと自分の中で見つかった。


勉強する意味とは

勉強は、

「新しいこと・知りたいことを、自分で学ぶ練習」

である。


高校卒業までの授業は、知らないことを教科書を使って先生に教えてもらうものであったと思う。

そこから学んだことを使って問題集などを解いて、わからなかったことを教科書や参考書で調べてさらに理解する。ということを繰り返したのではないか。


これまで知らなかったことを知る。わからないことを自分で調べる。

それ自体に意味があると僕は思う。


新しいことを知る練習、わからないことを知る練習が高校卒業までの勉強である。

つまり学ぶ内容に大きな意味はないのではないかと思う。

内容自体ではなく、様々な分野を「学ぶこと」に意味がある。


新しいことを知ることって、人間にとってはハードルが高いと思う。

しかし、高校卒業までにたくさん勉強することによって、

大学に入ってからや、社会人になってから、新しいことを知ることに耐性が付く。

そして、わからないことを自分で調べることが上手くなる。


「わからないことを自分で調べるのって当たり前じゃない?」

って思うかもしれないけど、

自分で勉強をしてないと、「自分で調べる」っていう選択肢さえ生まれない。



高校を卒業して、自分のペースで自分が知りたいことを勉強するのはすごく楽しい。

その理由の一つに、期限やテストに縛られないことが挙げられると思う。

何にも縛られずに、自分が知りたいことを知ることができる。

それってすっごく幸せなことだ。


勉強をスムーズに行うために、勉強するのである。


そう考えると、学校の勉強も、やる気が湧いてきたりしないだろうか。


あなたがしてる勉強は、内容は将来役に立たなくても、

勉強したという経験が将来に役に立つ。


そうは僕は信じている。






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