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ヨブ記を読んでも救われるわけじゃない。

 季節柄なのか体調がずっとすぐれない。

 基本的に午前中は辛いのだけど、今日も今日とて、横になっていないといけないくらいしんどかった。あまり日光を浴びてないせいだろうかと思って、日光浴をするが、結果は風呂上りに鼻の皮がむけただけだった。

 去年いっぱいでTwitterとInstagramを辞めることにした。他人の人生を見ていると、どんどん自分が惨めになっていった。だから誰もフォローしないようにしてみたのだが、今度は自分が断続的に吐く弱音が人に見られていると思うとすごく嫌になった。

 隠す必要などないのだけれど、僕はものすごく弱い人間で、情けなく、魅力もなくかっこ悪く女々しいのだけれど、それを自分から人に晒していくことが余計に惨めになっていく。事実であると思うほど惨めになっていく。

 本当はTwitterも訓練のうちだった。そうやって自分のプライドを捨てるための。でも結果は逆になっていた。

 辛い気持ちを吐き出すのも大事といってくれる友人もいたが、Twitter、というかネットにそれを吐き出したところで、行き場のない情報は終わりのないイタチごっこをしているような虚無感に襲われる。それに感情だけが先行してなぜつらいのかということを置いてけぼりにしている気もした。

 こんな時に助けを求めたのは、僕の場合は本だったのだけど、今日はヨブ記を全部読み終わった。悪魔の実験によってすべてを奪われたヨブはそれでもなぜつらいのかと考え、神を信じ続けることで神から恵みを与えられて終わる。という応報思想だったので、作品としては釈然としなかった。

 僕は信仰はないし、応報思想と等級幻想は大嫌いだけれど、ヨブの気持ちは少しわかる気がした。でもそれこそが応報思想なのだけれども。

 昼過ぎから体は徐々に楽になっていって、また朝に辛くなってというのを繰り返すわけだけど、年単位でやっていても全然慣れない。朝はずっと死にたい気持ちだし、夜は朝が来てほしくないのであまりよく眠れない。

 今は正月休みだけど、バイトに行っていたほうが余計なことを考えずに済んだかもしれない。バイトも実験場にしているので正直居心地はよくないが、自分でやったことなので仕方がない。そのことはまたあとで書こうとおもう。

チョコ棒を買うのに使わせてもらいます('ω')